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2024年シーズン、ドイツ・ブンデスリーガで2シーズンぶりの優勝を果たした、FCバイエルン・ミュンヘン。
本記事では、サッカー歴27年目・元セミプロサッカー選手の経験もある筆者が、2025年シーズンのブンデスリーガ連覇やヨーロッパ大会でのタイトル獲得を目指す、FCバイエルン・ミュンヘンの魅力を徹底解説します。
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目次
FCバイエルン・ミュンヘンってどんなチーム？
FCバイエルン・ミュンヘンは、ドイツのミュンヘンをホームタウンに持つ、ブンデスリーガ加盟クラブです。
豊富な資金力とブランド力で、トップクラスの選手が多数在籍しています。
ホームスタジアムは、ドイツ・ミュンヘンに位置するアリアンツ・アレーナで、約75,000人が収容可能なビッグスタジアムです。
2006年開催のFIFAワールドカップドイツ大会に合わせて、2005年に開業しました。
特徴的な外観に加え、芝生の育成を促すため透過性の高いフィルムが採用されています。
また、寒さ対策としてピッチ下には温水が流れる配管を施すなど、機能面でも優れた最先端スタジアムです。
どこの国の何リーグ？ドイツのブンデスリーガに所属
FCバイエルン・ミュンヘンは、ドイツのブンデスリーガに所属しています。
昨シーズンのブンデスリーガでは、25勝7分2敗の戦績で勝ち点82となり、リーグ優勝クラブとして頂点に君臨しました。
ボルシア・ドルトムントやバイエル・レバークーゼンといった強豪がひしめくリーグで、見事タイトル獲得を果たしています。
FCバイエルン・ミュンヘンの歴史と歩み
ここからは、FCバイエルン・ミュンヘンの歴史と歩みについて紐解きます。
ミュンヘンの体育クラブ「MTV1879」のメンバーにより、1900年に創立。
創立後、地域リーグではライバルを寄せつけない強さでトロフィーを獲得しました。
公式記録上での初タイトルは、1932年のリーグ優勝です。
FCバイエルン・ミュンヘンは、フランツ・ベッケンバウアー、ゲルト・ミュラー、ローター・マテウスなど、数多くの名選手を生み出しています。
現在では、ブンデスリーガで最多優勝数34回を誇るなど、ドイツサッカーを牽引するクラブです。
過去に獲得しているタイトル一覧
FCバイエルン・ミュンヘンのクラブ創設から現在までに獲得したタイトル一覧をご紹介します。
- ブンデスリーガ：34回（1932年・1968年・1971年・1972年・1973年・1979年・1980年・1984年・1985年・1986年・1988年・1989年・1993年・1996年・1998年・1999年・2000年・2002年・2004年・2005年・2007年・2009年・2012年・2013年・2014年・2015年・2016年・2017年・2018年・2019年・2020年・2021年・2022年・2024年）
- DFBポカール：20回（1956年・1965年・1966年・1968年・1970年・1981年・1983年・1985年・1997年・1999年・2002年・2004年・2005年・2007年・2009年・2012年・2013年・2015年・2018年・2019年）
- DFLスーパーカップ：12回（1983年・1987年・1990年・2010年・2012年・2016年・2017年・2018年・2020年・2021年・2022年・2025年）
- UEFAチャンピオンズリーグ：6回（1973年・1974年・1975年・2000年・2012年・2019年）
- UEFAカップウィナーズカップ：1回（1966年）
- UEFAカップ：1回（1995年）
- UEFAスーパーカップ：2回（2013年・2020年）
- FIFAクラブワールドカップ：2回（2013年・2020年）
- インターコンチネンタルカップ：2回（1976年・2001年）
ブンデスリーガのタイトルを34回勝ち取り、2012年シーズンから11連覇を達成するなど、圧倒的強さでドイツを代表するFCバイエルン・ミュンヘン。
2023年シーズンこそチャンピオンの座を逃しましたが、2024年シーズンは見事に王座奪還を果たし、今シーズンも連覇を目指して躍動しています。
クラブの歴史を彩った歴代レジェンド
FCバイエルン・ミュンヘンの輝かしい歴史を築き上げてきた、偉大なる歴代レジェンドたちをご紹介します。
オリバー・カーン（元ドイツ代表）
Lieber mit dir als gegen dich auf dem Platz stehen! 😉
Alles Gute, Miro! 🎉
__Better to have you on the team than play against you! 😉
All the best, Miro! 🎉 pic.twitter.com/t4ArtuHtaQ— Oliver Kahn (@OliverKahn) June 9, 2025
1994年シーズンにカールスルーエSCより移籍・入団し、現役引退した2008年まで、FCバイエルン・ミュンヘンでプレーしています。
情熱的でアグレッシブなプレースタイルから「Der Titan（巨人）」の愛称で親しまれ、ドイツを代表するゴールキーパーの1人です。
2002年開催のFIFAワールドカップ日韓大会では、大会を通じて最も活躍した選手に贈られる、adidasゴールデンボール賞をゴールキーパー選手から初受賞。
2021年から2023年5月まで、FCバイエルン・ミュンヘンの会長兼CEO（最高経営責任者）を務めていました。
アリエン・ロッベン（元オランダ代表）
2009年シーズンにレアル・マドリードより移籍・入団し、2019年シーズンまでFCバイエルン・ミュンヘンでプレーしました。
在籍期間中はブンデスリーガ7連覇や、UEFAチャンピオンズリーグ優勝に貢献。
同時期に退団したフランク・リベリーとの両サイドアタッカーは、相手の脅威となっていました。
現役引退後の現在は、古巣であるFCフローニンゲンのU-14監督就任が発表され、指導者として現場に復帰しています。
フィリップ・ラーム（元ドイツ代表）
2002年シーズンにFCバイエルン・ミュンヘンのトップチームに昇格し、2017年シーズンの現役引退までプレーしました。
公式戦通算517試合に出場し、数多くのタイトル獲得に貢献。
優れたリーダーシップを発揮し、FCバイエルン・ミュンヘンとドイツ代表でキャプテンを務め、チームをまとめてきました。
2014年開催のFIFAワールドカップ・ブラジル大会では、キャプテンとして優勝を掴み取ったのち、代表活動を引退。
現役引退後は、UEFAユーロ2024組織委員会で会長を務めるなど、幅広く活躍しています。
実はFCバイエルン・ミュンヘンの女子チームもすごい！日本人選手の活躍は？
男子チームと共にタイトル獲得を追い求める、FCバイエルン・ミュンヘンの女子チームをご紹介します。
FCバイエルン・ミュンヘン女子は、男子チームと同様ドイツ・ミュンヘンをホームタウンとする、女子サッカークラブです。
1990年シーズンに設立された、女子サッカーブンデスリーガに初年度から参加。
これまでにリーグ戦優勝6回、女子DFBポカール優勝1回と、強豪チームとしてその名を轟かせてきました。
なでしこジャパンからも、谷川萌々子（たにかわももこ）選手が所属しており、日本のサッカーファンからも注目が集まっています。
