近年、イングランド・プレミアリーグ優勝やヨーロッパ制覇も成し遂げた、マンチェスター・シティFC。
本記事では、サッカー歴27年目・元セミプロサッカー選手の経験もある筆者が、プレミアリーグで2シーズンぶりの優勝を目指し躍動する、マンチェスター・シティFCの魅力を徹底解説します。
目次
マンチェスター・シティFCってどんなチーム?
マンチェスター・シティFCは、イングランド・マンチェスターをホームタウンとする、プレミアリーグ加盟クラブです。
2008年にアブダビ・ユナイテッド・グループがクラブを買収して以降、豊富な資金力で世界屈指の強豪クラブへ成長しました。
名将、ペップ・グアルディオラ監督の下、ボール保持を重視した攻撃的なサッカーでファンを虜にしています。
ホームスタジアムは、イングランドのマンチェスターに位置するエティハドスタジアムで、約55,000人が収容可能です。
スタジアムは独自の設計により、観客席からの視界を遮る柱がなく、全席でピッチ全体を見渡せます。
どこの国の何リーグ?イングランドのプレミアリーグに所属
マンチェスター・シティFCは、イングランドのプレミアリーグに所属しています。
昨シーズンのプレミアリーグでは、21勝8分9敗の戦績で勝ち点71となり、全20クラブのうち3位につけました。
世界トップクラスの選手が集まるプレミアリーグでは、リヴァプールFC、アーセナルFC、チェルシーFC、マンチェスター・ユナイテッドFCなどの世界的にも有名な強豪クラブがしのぎを削ります。
マンチェスター・シティFCの歴史と歩み
マンチェスター・シティFCの歴史と歩みについて紐解きます。
マンチェスター・シティFCは、1880年にイングランド・マンチェスターにあるセント・マークス教会がクラブを設立しました。
1894年に現在のクラブ名である「マンチェスター・シティFC」に変更されると、1903年にはFAカップで初タイトルを獲得しています。
以降、リーグ戦では1部から3部へ降格するなど、長らく結果を残せずにいましたが、2008年に転換期を迎えました。
オーナーがタクシン・シナワット氏からアブダビ・ユナイテッド・グループに変わり、豊富な資金力で有名且つ実力ある選手を獲得すると、2011年シーズンにはプレミアリーグ初優勝を成し遂げます。
過去に獲得しているタイトル一覧
マンチェスター・シティFCのクラブ創設から現在までに獲得したタイトル一覧を紹介します。
- プレミアリーグ:8回(2011年・2013年・2017年・2018年・2020年・2021年・2022年・2023年)
- フットボールリーグ:2回(1936年・1967年)
- FAカップ:7回(1903年・1933年・1955年・1968年・2010年・2018年・2022年)
- EFLカップ:8回(1969年・1975年・2013年・2015年・2017年・2018年・2019年・2020年)
- FAコミュニティ・シールド:7回(1937年・1968年・1972年・2012年・2018年・2019年・2024年)
- UEFAチャンピオンズリーグ:1回(2022年)
- UEFAカップウィナーズ:1回(1969年)
- UEFAスーパーカップ:1回(2023年)
- FIFAクラブワールドカップ:1回(2023年)
2020年シーズンから2023年シーズンまで、プレミアリーグで4連覇を達成するなど、輝かしい成績を残しているマンチェスター・シティFC。
2022年シーズンには、目標としていたヨーロッパ制覇を成し遂げるなど、強豪クラブとして確固たる地位を築いています。
クラブの歴史を彩った歴代レジェンド
マンチェスター・シティFCの輝かしい歴史を築き上げてきた、偉大なる歴代レジェンドたちをご紹介します。
セルヒオ・アグエロ(元アルゼンチン代表)
2011年シーズンにアトレティコ・マドリードから移籍・入団し、2021年までマンチェスター・シティFCでプレー。
圧倒的な得点力でゴールを量産し、在籍期間中には184得点をマークしました。
2011年プレミアリーグ最終節には、ロスタイムに得点をあげ、プレミアリーグ初優勝に貢献しています。
2021年シーズンにFCバルセロナに移籍しましたが、同年10月30日の試合中に胸の痛みを訴えて途中交代し、検査の結果、不整脈と診断されました。
その後プレー継続は困難との医師の判断を受け、命を最優先する決断のもと、同年12月15日に涙ながらに現役引退を発表しました。
ダビド・シルバ(元スペイン代表)
2010年シーズンにバレンシアCFより移籍・入団し、2020年シーズンまでマンチェスター・シティFCでプレー。
的確なボールコントロールで数多くのチャンスを生む、絶対的な主力選手でした。
在籍期間中は、4度のプレミアリーグ優勝に貢献。
移籍先のレアル・ソシエダでは、日本代表の久保建英(くぼたけふさ)選手と息のあったプレーで数多くのチャンスを演出していました。
そんな彼に突然の悲劇が襲います。2023年7月19日にチームでの全体練習中に左膝を負傷。
MRI検査の結果、前十字靭帯断裂の大怪我が判明し、涙の現役引退となりました。
ヤヤ・トゥーレ(元コートジボワール代表)
Happy birthday Kolo! 🤗
A great brother who always has my back 🙌🏾 pic.twitter.com/cdhFt1X5Mb
— Yaya Touré (@YayaToure) March 19, 2021
2010年シーズンにFCバルセロナより移籍・入団し、2018年シーズンまでマンチェスター・シティFCでプレー。
193cmの長身と強靭なフィジカルを武器に、競り合いの強さは世界トップクラスでした。
2013年シーズンには20得点を決め、プレミアリーグ優勝の立役者となりました。
現役引退後は、サウジアラビア代表などでアシスタントコーチを務めるなど、現在も活躍の場を広げています。
ヴァンサン・コンパニ(元ベルギー代表)
2008年シーズンにハンブルガーSVより移籍・入団し、2018年シーズンまでマンチェスター・シティFCでプレー。
2011年シーズンから退団までの8年間キャプテンを務め、チームをまとめました。
在籍期間中は、プレミアリーグ初優勝をキャプテンとして成し遂げるなど、クラブの中心的存在でした。
現役引退後の現在は、ドイツの強豪クラブである、FCバイエルン・ミュンヘンの監督として活躍しています。
実はマンチェスター・シティFCの女子チームもすごい!
男子チームと共に栄光を追い求める、マンチェスター・シティFCの女子チーム(マンチェスター・シティWFC)を紹介します。
マンチェスター・シティWFCは男子チームと同様に、イングランド・マンチェスターをホームタウンとする、女子サッカークラブチームです。
2014年シーズンから、ウィメンズ・スーパーリーグに所属しています。
これまでWSL(ウィメンズ・スーパーリーグ)優勝1回、FA女子リーグカップ4回と、強豪チームとしてその名を轟かせてきました。
また、なでしこジャパンからも以下5名の日本人選手も所属しており、日本のサッカーファンからも注目が集まります。
- 長谷川唯(はせがわゆい)選手
- 清水梨紗(しみずりさ)選手
- 山下杏也加(やましたあやか)選手
- 藤野あおば(ふじのあおば)選手
- 大山愛笑(おおやまあえむ)選手
男子チーム譲りの戦術的なサッカーと、世界中から集まったスター選手、そして5人の日本人選手の活躍が融合するマンチェスター・シティWFC。
リーグ戦優勝と日本人選手の今後の活躍から目が離せません。
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