【大相撲】相撲用語一覧 これだけは知っておきたい専門用語を徹底解説

【大相撲】相撲用語一覧 これだけは知っておきたい専門用語を徹底解説

現在、親しまれているスポーツの中でも、日本で極めて長い歴史と古い伝統を持つ相撲

初心者にも分かりやすいシンプルなルールで行われ、大衆に親しまれている一方、業界用語や難しい言葉が多いスポーツのひとつです。

今回は、これだけ知っていれば相撲観戦が楽しめる、相撲用語を徹底解説します。

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目次

本場所・巡業に関する用語

本場所 (ほんばしょ)

年6回、奇数月に行われる大相撲の興行のこと。

満員御礼 (まんいんおんれい)

入場者が一定数に達した時に出す表示。

土俵入り (どひょういり)

十両以上の力士が、取組前に土俵上で行う儀式

結びの一番 (むすびのいちばん)

その日最後の取組のこと。

弓取式 (ゆみとりしき)

結びの一番のあと、勝ち力士に代わり喜びを表す儀式

千秋楽 (せんしゅうらく)

本場所15日間の、最終日

巡業 (じゅんぎょう)

本場所のない偶数月に行われる、取組や稽古を見せる興行

本場所の成績に関する用語

取組 (とりくみ)

相撲の試合のこと。
大相撲では「割」とも言い、本場所の取組は「本割」と呼びます。

初日を出す (しょにちをだす)

その本場所で、初白星を挙げること。

土が付く (つちがつく)

負けること
倒されて土俵の土が体に付くことが由来です。

勝ち越し/負け越し (かちこし/まけこし)

総取組数の過半数で白星をあげて終えるか否かの、本場所の最終成績の表現。

不戦勝 (ふせんしょう)

対戦相手の休場などで、取組不能の場合に与えられる勝星

角番 (かどばん)

大関が負け越した場合、その地位から陥落する状況

巴戦 (ともえせん)

同じ勝星の力士が3人いる場合の、優勝決定戦の方式

力士の所作に関する用語

塵手水 (ちりちょうず)

「塵を切る」「手水を切る」とも言われる、取組前に行う作法のひとつ。

四股 (しこ)

高く掲げた片足で強く地を踏む基本動作のひとつ。

力水 (ちからみず)

直前取組の勝ち力士や、次に取組を控える力士から渡される清めの水のこと

仕切り (しきり)

向かい合った力士同士が、取組開始前の構えをするまでの一連の流れ。

立合い (たちあい)

仕切りの状態から呼吸を合わせて立ち上がり、取組を始める瞬間のこと。

摺り足 (すりあし)

足の裏で地面をするようにして歩く基本技のひとつ。

手刀 (てがたな)

勝ち力士が、懸賞金を受け取る際に手で行う儀式

取り組みに関する用語

四つ相撲 (よつずもう)

相手の廻しを取り、体を密着させるように組み合う相撲の取り方。

押し相撲 (おしずもう)

相手から離れ、激しい突き押しで攻撃する相撲の取り方。

上手/下手 (うわて/したて)

廻しを取って組み合った際、どちらの手が上か下かを表す言葉。

いなす

相手の攻撃をかわすこと。

おっつけ

肘で脇を締めて、相手の差し手(攻め)を封じる技

土俵を割る (どひょうをわる)

体の一部が土俵の外へ出ること。

決まり手 (きまりて)

勝負を決めた際の技

禁じ手 (きんじて)

大相撲では全8種類定められている、反則のこと。

物言い (ものいい)

勝負審判や控え力士が、行司判定に異議を唱えること。

差し違い (さしちがい)

物言いの付いた取組の、行事軍配が覆ること。

取り直し (とりなおし)

勝敗に物言いが付き、その協議の結果、引き分けとなり再度取組を行うこと。

力士の呼称・番付に関する用語

四股名 (しこな)

本名とは別に付けられる、力士としての名前

力士 (りきし)

「相撲取り」「お相撲さん」とも呼ばれる、相撲を行う人のこと。

番付 (ばんづけ)

力士や行司の格付けのこと。

力士の番付は、上から横綱・大関・関脇・小結・前頭・十両・幕下・三段目・序二段・序ノ口に分かれています。

幕内 (まくうち)

前頭以上の力士たちが取り組みを行う、大相撲で最高位の階級

関取 (せきとり)

横綱から、大関、関脇、小結、前頭、十両までの力士のこと。

三役 (さんやく)

大関、関脇、小結の3つの階級の総称

力士の服装・髪型にまつわる用語

大銀杏 (おおいちょう)

先端がイチョウの葉に似た、十両以上の力士が結う髷 (まげ)

化粧廻し (けしょうまわし)

土俵入りの際に締める儀式用の廻しで、エプロン状の前垂れ。

廻し (まわし)

力士が腰に巻き付けている分厚い布のこと。

さがり

力士が廻しの前に挟んで下げている、紐のような物

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