舞台『天保十二年のシェイクスピア』 リセールチケット一覧

舞台『天保十二年のシェイクスピア』は、劇作家・井上ひさし作の戯曲。「ロミオとジュリエット」や「ハムレット」、「リア王」など数々の名作を世に送り出したシェイクスピアの全作品と、日本における侠客談義を重ね合わせるようにして作られた任侠劇。1974年に初演を迎えてから、「蜷川幸雄」などの錚々たる演出家のもと、再演されてきた。4時間にも及ぶロングステージで、演者はもちろん演出家や裏方など、舞台に関わる全てのスタッフがプロフェッショナルでないと実現不可能な舞台であるため、上演を叶えることはなかなかの困難を強いられることで知られている。舞台は江戸末期の下総国の旅籠屋。主人は高齢のため後継ぎを3人の娘の中から決めようとするが、欲望と愛が交差する醜い争いへと発展してしまう。そんな作品が2024年、2020年以来４年ぶりに新たな姿で蘇る。出演は、2020年公演でも主演を務めた浦井健治の他、唯月ふうか、土井ケイト、阿部裕らが続投。また今回新たな配役として、大貫勇輔、猪野広樹、中村梅雀らの出演も決定。2024年12月９日から12月29日にかけては、東京・日生劇場で、2025年1月からは大阪、福岡、富山、愛知と全国を巡り上演される。