竹田理琴乃 リセールチケット一覧

竹田理琴乃（たけだ・りこの）は、1993年石川県金沢市出身のピアニスト。ポーランド国立ショパン音楽大学を首席で卒業し、京都市立芸術大学大学院音楽研究科修士課程を首席で修了。幼少期より数々のコンクールで優秀な成績を収め、全日本学生音楽コンクール全国大会、ピティナ･ピアノコンペティション全国決勝大会など日本の名だたる大会で入賞するなど、早くからその才能を発揮。国際的な舞台でも活躍し、ポーランドで開催された第17回および第18回ショパン国際ピアノコンクールではディプロマを取得、国際的な評価も高い。2024年には、第93回日本音楽コンクールピアノ部門で第1位を獲得し、岩谷賞（聴衆賞）およびMartha Argerich（マルタ・アルゲリッチ）芸術振興財団賞を含む5つの特別賞を受賞。とくに第7回北陸新人登竜門コンサートのオーディションでは優秀者に選ばれ井上道義氏指揮、オーケストラ・アンサンブル金沢と共演した。演奏活動は国内外で幅広く展開し、12歳で石川県音楽文化振興事業団主催による初リサイタルを開催して以来、数多くのリサイタルを行っている。また、東京交響楽団（東響）、ポーランド・クラクフ室内管弦楽団、ベイラス・フィルハーモニック・オーケストラなどと共演し、NHK-FM「リサイタル・パッシオ」などのメディアにも出演している 。2025年2月には、金沢市アートホールにて3年シリーズの最終回となるピアノ・リサイタル「生と死」を開催し、ショパンやバッハなどに加えて向井響作品などを演奏し聴衆を魅了した。豊かな音楽性と確かな技術を兼ね備えたピアニストとして、今後のさらなる活躍が期待されている。