『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』名言・名シーンは…?【告白したほうが負け!?拗らせラブコメ】

『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』名言・名シーンは…?【告白したほうが負け!?拗らせラブコメ】

かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(かぐやさまはこくらせたい~てんさいたちのれんあいずのうせん~)』は「週刊少年ジャンプ」で連載中の大人気シリーズ。エリート学校で天才と呼ばれる生徒会会長と副会長が、相手に告白させるために頭脳戦を繰り広げていくラブコメ漫画です。

恋愛初心者で「恋愛は好きになったほうが負け」という独自の恋愛観を持っている2人によるやりとりが、じれったくて面白い!と人気を集めています。本記事では『かぐや様は告らせたい』の魅力を知ってもらうため、おすすめの名言や名シーンを紹介。ぜひ、最後までご覧ください。

『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』とは

シリーズ累計発行部数1500万部を突破している赤坂アカの大人気ラブコメ漫画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』。かつて貴族や士族が通っていた由緒正しい名門校・私立秀知院学園の生徒会を舞台に、両想いの会長と副会長が相手に告白させるため、さまざまな恋愛策略をしていく学園ストーリーです。


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2015年5月に「増刊ミラクルジャンプ」で連載が始まり、翌年3月に掲載誌を「週刊少年ジャンプ」に移して連載中。

2019年1月にはアニメ第1期、2020年4月には第2期が放送。同年10月25日に行なわれたイベント「かぐや様は告らせたい on Stage ~秀知院音楽譚~」で、アニメの第3期とOVAの制作決定が発表されました。

さらに2019年9月6日には、平野紫耀さんと橋本環奈さんによる実写映画化。2021年夏には続編の公開も控えています。

両想いにも関わらず、なかなかくっつかない2人の拗らせた恋愛模様が面白く、連載が重なるごとにギャグ要素が濃くなっていところが見所。男女ともに人気を集めており、過去には「第65回小学館漫画賞一般向け部門」や「第3回次にくるマンガ大賞1位」「BOOK☆WALKER大賞2019 大賞」を受賞しています。

『かぐや様は告らせたい』あらすじ

『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』は、簡単に言うと恋愛こじらせ男女のギャグ要素強めなラブコメ漫画。

名門私立秀知院学園(しゅうちいんがくえん)は、貴族や士族が通っていた由緒正しい名門校。そこの生徒会会長・白銀御行(しろがねみゆき)副会長・四宮かぐやは、学園でも天才と言われる2人です。

白銀は学園模試で不動の1位を取り続ける秀才。一方、四宮も総資産200兆円の財閥四宮家の長女。周囲からもお似合いと言われ、お互いに意識し合っている2人ですが、高すぎるプライドのせいでまったく恋愛に進展しません

初めは「向こうが言うなら付き合ってもいい」という上から目線の2人でしたが、恋愛を拗らせすぎて「如何に相手に告白させるか」に思考が変換。こうして2人は両想いなのにも関わらず、相手に告白させるという謎の恋愛頭脳戦を始めることになるのです。

MEMO

ちなみにタイトルにある「~天才たちの恋愛頭脳戦~」について作者の赤坂アカさんは、ギャグ要素が濃いラブコメになっていることから、このフレーズは外すべきでは…と話しているそう。

白銀とかぐやの恋の駆け引きが面白い!『かぐや様は告らせたい』の魅力

『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』は、白銀とかぐやによる恋の駆け引きが最大の見所です。

まず大前提なのが、2人が両想いであるということ。お互いに想いを寄せ合っているはずなのに、高いプライドとこじらせすぎた恋愛観が邪魔します。2人には「恋愛は告白したほうが負け!」という謎の思い込みがあるため、少しでも自分が優位に立つようにと行動してしまいます。

映画のペアチケットを貰えば何とかして相手から誘われるようにしたり、勝ったら何でもお願いを1つ聞くというゲームでは全力で臨んだり…。

頭はいいけれど恋愛初心者の2人は、絶対に相手に告白させる!という謎の思い込みで読者の予想を超える恋愛頭脳戦を繰り広げていきます

面白いツッコミから胸キュンまで『かぐや様は告らせたい』四宮&白銀のおすすめ名言ベスト3!

あらすじや魅力を説明したところで、ここからは『かぐや様は告らせたい』の名言を3つ紹介しましょう。

「お可愛いこと…ですわね」四宮かぐや

こちらのセリフは、実際にかぐやが白銀に向かって言ったものではありません。白銀が彼女との頭脳戦で追い詰められた時に、彼の脳内で流れる勝手な妄想です。

彼の脳内では頭脳戦に勝ったかぐやが嘲笑いながら、このセリフを言っています。あくまでこれは彼の被害妄想ですが、それでも白銀は本当に言われたかのように大きなダメージを受けるのです。そして、今後こそは!と躍起になってかぐやに立ち向かいます。


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第23話「白銀御行は見せつけたい」より。運動音痴の白銀がバレーボールの特訓をする回です。

テストでは学年1位を維持し続けている白銀ですが、かぐやに絶対に見せられないある弱点がありました。それが、絶望的過ぎる運動センスのなさ

バレーボールをやる以前に、目を開けてボールを打つことすらできないのです。そんな彼に力を貸したのが、生徒会書記の藤原千花でした。さっそく猛特訓を始めた2人でしたが、一向にうまくなる様子がない白銀。そんな彼に千花が「どうしてそんなに頑張れるんですか?」と質問します。

その時、答えたのがこのセリフでした。

好きなひとの前では、絶対にかっこ悪いところは見せたくない。かっこいいところだけを見ていてほしい。という、普段は残念な部分の多い白銀の男らしさが伝わってくるセリフです

「ご忠告、どうもありがとう ですが、私は周囲の評判で人を判断しません 石上くんは、私が 私の目で関係を持つに足ると判断した人物です 私の目を、信用できませんか?」四宮かぐや


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第55話「そして、石上優は目を閉じた①」より。職員室で先生から「これ以上赤点を取ったら進級すら危うい」と言われてしまった石上。それを偶然聞いてしまったかぐやが、勉強を教えてあげるという回です。

図書館で勉強をする2人。それを見ていた生徒がコソコソと話し始めます。石上は過去にいろいろとあり、周囲から距離を置かれていました。そのため、彼はかぐやに「自分と一緒にいると変な誤解をされる」と言うのですが、彼女は一切気にしません。むしろ、その生徒たちに向かい、このセリフを言い切るのです。

私は周囲の噂や評判で人を判断することはしない。ちゃんと、その人物を知って見極める。周りには流されない、彼女のぶれない意志の強さに胸を打たれました。そして、意外と後輩想いな部分も持っていたことが判明。

『かぐや様は告らせたい』のおすすめ名シーンベスト5!で

ここからは『かぐや様は告らせたい』のおすすめ名シーンを5つ紹介。かぐやと白銀の胸キュンから生徒会の絆の強さ、ギャグシーンなど見所満載です。

第38話「かぐや様は許したい」より

大雨で濡れて風邪をひいたかぐやを心配し、お見舞いに行った白銀。お見舞いに来てくれたことは嬉しかったものの、何もされなかったことに不満気なかぐや。好きな相手の家にわざわざお見舞いに来ておいて、何もせず添い寝をするという白銀の行動に「何かしてもらいたかった!」と複雑な乙女心を見せます

けれど、本当は指一本だけかぐやの唇に触れていた白銀。後日、そのことを正直に告白しました。

「また、いつものように何か言ってくるだろう」そう思っていた白銀でしたが、彼女は予想外の反応を見せます。かぐやは少しだけ頬を赤くさせて白銀の唇に触れると、「会長、お返しです」と言って去っていったのです。

なんと可愛らしい行動!無表情を装いながらも、少しだけ嬉しそうな表情が漏れ出ている彼女の姿にニヤニヤが止まりません

第42話「早坂愛は浸かりたい」より


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かぐやが白銀のツイッターを見るために、付き近侍・早坂愛を巻き込んでいくシーンです。

夏休みに入ったかぐやでしたが、彼女には一つ大きな悩みがありました。それは白銀に会えないということ。もちろん自分から誘うこともできないため、ただ1人で悶々とするばかりです。そんな彼女に助け舟を出したのが早坂。白銀はツイッターをしているとを聞いたかぐやは、さっそくツイッターの登録を始めます。

しかし、機械に疎い彼女にとってツイッターは難易度高め。早坂に助けを求めるのですが、そのやりとりが爆笑もの!

「インターネットが壊れたの!!(実際はツイッターの登録ができないだけ)」と言うかぐやに対し、早坂は「世紀の大事件じゃないですか」と冷静かつ鋭いツッコミを返します。確かにインターネットが壊れたら、世界中で大騒ぎになりますね。

仕える主人であるにも関わらず、容赦ないツッコミを入れる早坂。こんなことが言えるのは、ほぼ毎日かぐやの恋愛相談を受けて、彼女の性格を知り尽くしている早坂にしかできません。それと同時に、彼女の日々の苦労が伺えるシーンでもあります。

第44・45話「花火の音は聞こえない」より

こちらは『かぐや様は告らせたい』のなかでも感動回と呼ばれています。

夏休みに入り、会う機会がなくなってしまった2人。唯一予定を立てたのが、生徒会メンバーと見に行く花火大会でした。これまで夏祭りに行ったことがないかぐやは、このイベントを誰よりも楽しみにしていました。

しかし当日になり、父親から出かけることを禁止されてしまいます。楽しみにしていたものが急になくなり、落ち込むかぐや。皆への思いが募り、ツイッターでひとこと「みんなと花火が見たい」とつぶやきました。

それにいち早く反応したのが白銀。彼は生徒会メンバーに呼びかけて、彼女と花火を見ようと動き出します。

このシーンがとにかく感動もの。かぐやのために一生懸命動く生徒会メンバーと、皆に会いたいというかぐやの気持ちがリンクして涙が溢れ出てきます

そして彼女の願いであった花火が上がった瞬間。かぐやは花火よりも、一番最初に自分のつぶやきに気づいてくれた白銀に、思いが込み上げて目が離せなくなるのです。

生徒会メンバーの絆の強さと、かぐやが白銀に惚れ直す瞬間。学生の間しか味わえない青春がたっぷり詰まったシーンです。

第74話「白銀御行は踊りたい」より


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再びやってきました、生徒会書記・藤原千花の特訓回です。今回の特訓内容は、体育祭で踊るソーラン節。白銀は自信満々に踊ってみせるのですが、残念ながらその踊りは異常なものでした。彼の踊りを見た千花もあまりの酷さに…

「会長のは踊りじゃありません!太鼓の音に合わせてもがき苦しむ人です!!こっちは悪魔祓い中のエクソシスト気分でしたよ!!」(第74話「白銀御行は踊りたい」より)

と容赦ない言葉を浴びせます。

そこまで言っちゃうの?と思う人もいるでしょうが、実際本当にそういう踊り方をしている白銀。どうしたらそんな踊りができるのだろうと、見ている人を驚愕させるほどでした。そしてここから千花の猛特訓が始まるのですが、今回は少し違う展開を見せるのです。

まず、ソーラン節を完成度を巡って、白銀と千花の間で方向性の違いが発生。さらにそこへかぐやも加わり、最終的には千花VSかぐやによるソーラン節教育論が始まってしまうのです。

体育祭でソーラン節を踊るだけなのに、なぜか女同士の謎の戦いに発展。最終的にどうなるのか、そして白銀は無事ソーラン節を踊りきれるのか、ぜひご確認ください。

第100話「生徒会は撮られたい」101話「生徒会は撮らせたい」より


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かぐやが5歳のころから使っていた携帯(ガラケー)が壊れてしまい、そこに保存していた生徒会メンバーの写真が消えてしまうという回です。

これまで彼女にとって携帯は電話をするもので、学園の生徒たちが携帯で写真を撮ることの必要性が理解できていませんでした。なぜなら、彼女には撮りたいと思うものがなかったから

そんな彼女でしたが、生徒会で過ごすうちにその考えが変わってきます。それを変えてくれたのが彼女の想い人である白銀やほぼ親友に近い存在の千花、面倒を見てあげたい後輩・石上…。

彼らと過ごす何気ない日常が、いつの間にか大切なものになっていたかぐや。しかし、想い出が詰まった携帯を、かぐやは不注意により屋上から落としてしまいます。もちろん携帯は故障。機種も古かったためデータを復元することができず、諦めるしかありませんでした。

そんな彼女に元気させたのが生徒会メンバーです。ガラケーだったためLINEができなかったかぐやをグループLINEに招待すると、これまで撮り溜めていた写真を大量にアップ。なくなったと思っていた大切な思い出が再び戻ってきて、ようやく元気を取り戻します。

友達も作らずにずっと孤独に過ごしていたかぐやが、人生において何が大切なのか気づいた瞬間です。心の底から笑う彼女の表情は、いつもと違う幼さを感じるものでした

まとめ

ドキッとするシーンがあったかと思えば、次の瞬間には声に出してしまうほど面白いギャグシーンと、キュンと笑いが毎回散りばめらている『かぐや様は告らせたい』。もっと読んでみたいと思ったのではないでしょうか。本記事で紹介した以外にも、おすすめの名言やシーンがたくさんありますので、ぜひお手に取ってみてください。

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