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大学2年から声優養成所へ
バンドに夢中になりながらも、幼いころから漫画やアニメに触れていた梶原。学校の先生のモノマネや、テレビアニメ「ドラゴンボール」の孫悟空のモノマネをよくしており、声で演じる魅力に目覚めた彼は、「アニメの中に入ってみたい」という理由で声優という職を意識し始めます。
高校卒業後は、芸術系の大学で映画制作を学びながら、声優養成所へ通い始めました。
数多くある養成所の中から彼が選んだのは、比較的学費が安いという理由から「俳協ボイスアクターズスタジオ」。声の勉強が初めてだった彼は、何が良くて何が悪いのかさえわからず、「こういう感じですか?」と芝居経験のある人に聞きながら、コツコツと努力を積み重ねました。
声優デビュー後、すぐに主役を演じる
2017年に声優デビューした梶原は、デビュー半年後にテレビアニメ「ブラッククローバー」にて主人公のアスタ役に抜擢。共演者と一緒にアフレコブースに入る時は夢のような感覚で、オンエアで自分の声がテレビから聞こえてくるまでは、「本当に俺はアスタ役なのか?」と実感が湧かなかったといいます。
梶原は歌手としても活動を開始し、デビューシングル『A Walk』の表題曲はアニメのエンディングテーマに起用されました。
2020年3月、第14回声優アワードで新人男優賞受賞
「年度に最も印象に残った声優や作品」を称える声優アワード。梶原が「いろいろな役に挑戦した」と語る年の新人男優賞受賞ということもあり、関係者やファンからはお祝いの声が多く寄せられました。
梶原は、公式Twitterにて喜びのコメントを発表。「これからも、より熱く熱く、芝居に向き合っていきます」と意気込みを語りました。
#声優アワード で新人男優賞をいただきました!!!
自分が役者として活動させていただいている中でこのような名誉ある賞をいただけてとてもとても嬉しいです。
これからも、より熱く熱く、芝居に向き合っていきます。
これからも梶原岳人をよろしくお願いいたします!!!!!— 梶原岳人 Official (@gaku_kajiwara) March 7, 2020
2019年度、梶原は「炎炎ノ消防隊」森羅日下部、「ACTORS -Songs Connection-」音之宮朔など、多くのキャラクターを演じました。