梶裕貴が演じる人気キャラクター18選

梶裕貴が演じる人気キャラクター18選

声の役者として多数のキャラクターと向き合い、第一線を走り続ける人気男性声優・梶裕貴(かじゆうき)

彼が全てを注ぎ込んだキャラクター達は、そのどれもが作品の中でいきいきと輝き、見る者の心を掴んで離しません。

本記事では、梶裕貴が演じる人気18キャラクターを紹介します。

梶裕貴とは?

  • 生年月日:1985年9月3日
  • 出身地:東京都
  • 所属事務所:ヴィムス

梶裕貴は芝居に心血を注ぎ、純真な子供から落ち着きのある大人の男性まで、色合いの異なるキャラクターに命を吹き込む男性声優です。

中学生の頃、「声優という職業は何を頑張っても全部自分の力になる職業」という言葉と運命的な出会いを果たし、梶は「声優」になる事を決意。

懸命な努力の末、2004年に声優デビューを果たします。

中々芽が出ない時期を過ごしたものの、2007年にはアニメ『Over Drive』で篠崎ミコトを担当し、TVアニメ初レギュラーかつ初主演に抜擢。

その後は『イナズマイレブン』や『ギルティクラウン』など多くの作品でメインキャラクターを務め、人気声優としての地位を築き上げていきます。

歌手活動やCM、ドラマ、舞台、朗読劇といった場にも全力で挑み、多彩な活躍を見せる梶。

その一挙手一投足から今後も目が離せない声優の一人です。

梶裕貴が演じるファンタジー作品のキャラクター5選

ここからは梶裕貴が演じるファンタジー作品のキャラクターを紹介します。

『黒執事』フィニアン

名門貴族・ファントムハイヴ家の当主である少年が完璧な執事と共に難事件に挑む、枢やなの漫画『黒執事』。

同作のアニメ版で、梶はファントムハイヴ家の庭師・フィニアンを演じました。

フィニアンは裏表がなく純粋な金髪碧眼の少年。
怪力の持ち主であり、庭師としては不器用な面が度々顔を出します。

梶は高く可愛らしい声で、いつも笑顔で明るい少年を元気一杯に演じました。

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『マギ』アリババ・サルージャ

『千夜一夜物語』を下敷きにした、大高忍の王道少年漫画『マギ』のアニメ版で、梶が担当したのはアリババ・サルージャです。

スラム育ちにしてバルバッド王家の血を受け継ぐアリババは、主人公の少年・アラジンと出会い、秘宝の眠る迷宮(ダンジョン)攻略を目指します。

普段は要領のいい部分を見せる一方、困っている人を見捨てない温かさを備えるアリババ。

梶は親しみやすい声で、キャラクターの心情に丁寧に寄り添い、物語を通じ成長していくアリババを見事に表現しました。

『進撃の巨人』エレン・イェーガー

人類と巨人の存亡をめぐる熾烈な戦いを描く、諫山創の漫画『進撃の巨人』。

同作のアニメ版で、梶は巨人に復讐心を燃やす主人公のエレン・イェーガーを、火傷するほどの熱量で演じ切りました。

目の前で母親の命を巨人に奪われたエレンは、人類を窮地に追い込む巨人を、この世から全て駆逐すると誓います。

10年にわたってエレンと真摯に向き合い続け、「ともに生きてきた」と語る梶。

命を削るほどの凄まじい梶の芝居は、一人の人間の生き様を視聴者の心に焼き付けました。

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『七つの大罪』メリオダス/ゼルドリス

鈴木央の冒険ファンタジー漫画『七つの大罪』のアニメ版で、梶は主人公・メリオダスと、その弟・ゼルドリスの二人を担当しました。

メリオダスは少年の風貌でありながら「憤怒の罪(ドラゴン・シン)」を背負う、騎士団「七つの大罪」の団長。

マイペースな性格で、どんな状況にも簡単に動じる事はありません。

一方のゼルドリスは魔神王直属の精鋭部隊で「七つの大罪」と敵対する「十戒」の統率者。

メリオダスと見た目は似ていますが、冷静な判断力と真面目な性格が印象的です。

梶は声の違いと巧みな演じ分けで異なる二人を表現し、好対照な兄弟の関係性を浮き彫りにしています。

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『マッシュル-MASHLE-』レイン・エイムズ

甲本一が描く、友情やバトル、シュールなギャグが魅力の魔法ファンタジー漫画『マッシュル-MASHLE-』。

同作のアニメ版で梶が演じたのは、主人公も目標とする「神覚者」の称号を持つ実力者で、イーストン魔法学校3年生のレイン・エイムズです。

梶はその芝居で他を圧倒する強さを感じさせつつ、言葉よりも行動を重視し、ウサギ好きの可愛らしい部分も見せるレインを好演。

落ち着きのある低音ボイスで、堂々たる風格をまとうレインのカッコよさに、さらに磨きがかかりました。

梶裕貴が演じるアクション作品のキャラクター5選

ここからは梶裕貴が演じるアクション作品のキャラクターを紹介します。

『ポケットモンスターXY』シトロン

ポケモンマスターを目指す少年・サトシが、相棒のポケモンや仲間と共に旅をするアニメ『ポケットモンスターXY』。

同作で梶が演じたのは、主人公に同行する発明好きの少年・シトロンです。

普段から丁寧語で話し、妹思いで優しい性格のシトロンはミアレジムのジムリーダー。妹のユリーカと一緒に、思いがけず出会ったサトシと旅をする事になります。

梶は優しさが伝わる穏やかな声で、発明に目がないシトロンを表情豊かに演じました。

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『ワールドトリガー』三雲修

異世界からの侵略者「近界民(ネイバー)」と境界を守る者達「ボーダー」が存在する世界で複雑な物語が展開される、葦原大介の漫画『ワールドトリガー』。

同作のアニメ版で、梶は強い正義感と信念を持つボーダー隊員の少年・三雲修を演じています。

常にチームにとってのベストを考え、自分のやるべき事を的確に判断できる聡明さを備える一方、気持ちが表に出ることも多い修。

梶は、成長しながらも芯はブレない修の多面的な魅力に光を当てました。

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『蒼穹のファフナー』西尾暉

知的生命体フェストゥムと人類の戦いを描くアニメ『蒼穹のファフナー』。

梶は同作の劇場版『蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』より作品に参加し、有人兵器・ファフナーのパイロット・西尾暉を好演しました。

両親を失ったショックで失声症になっていた暉は、ファフナーへの初搭乗を機に声を取り戻す事に。

双子の里奈を姉に持ち、作中では感情豊かで人間らしい面をあらわにします。

困難の中で命を輝かせる少年と全身全霊で向き合った梶の芝居は、視聴者の心を激しく揺さぶりました。

『鬼滅の刃』錆兎

家族を鬼に奪われた主人公の少年・竈門炭治郎が、鬼となった妹を人間に戻すべく、人を喰らう鬼達との壮絶な戦いに身を投じる、吾峠呼世晴の漫画『鬼滅の刃』。

同作のアニメ版で梶が演じたのは、炭治郎の兄弟子で、「男」というものに自分なりの信念を持つ少年・錆兎です。

錆兎は、修行で心が折れかけた炭治郎の前に突然現れ、剣を交えて炭治郎に己と向き合わせます。

言葉の一つひとつに重みがあり、厳しくも優しい人柄が垣間見える錆兎の魅力を、梶は魂のこもった芝居で力強く表現しました。

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『文豪ストレイドッグス』条野採菊

文豪の名を冠したキャラクター達が異能を駆使して戦う、朝霧カフカ/春河35の漫画『文豪ストレイドッグス』。

同作のアニメ版で、梶は特殊部隊「猟犬」の隊員・条野採菊を演じました。

盲目のため他の感覚機能が鋭敏で、心拍数から相手の心情を読み取れる条野。
物腰柔らかながらも毒舌な所があり、仲間にツッコミを入れる姿も特徴的なキャラクターです。

梶は耳に心地よい低音で、腹黒く見えつつも、内に信念を秘めた条野を好演しました。

梶裕貴が演じる青春作品のキャラクター4選

ここからは梶裕貴が演じる青春作品のキャラクターを紹介します。

『ハイキュー!!』孤爪研磨

古舘春一のバレーボール漫画をアニメ化した『ハイキュー!!』。

同作のアニメ版で、梶は音駒高校男子バレーボール部でセッターを担う2年・孤爪研磨を担当しました。

研磨は内向的な性格のゲーム好きの少年で、一つ年上の幼なじみ・黒尾鉄朗からの誘いでバレーボールを始めます。

状況を冷静に分析でき、負けず嫌いな面も持つ研磨は、音駒高校男子バレーボール部にとって中心的な存在に。

ローテンションの研磨が見せる微妙な感情の揺れ動きを、台詞回しや息遣いの小さな変化で捉えた梶の芝居は要注目です。

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『僕のヒーローアカデミア』轟焦凍

誰もが「個性」という能力を持つ世界で、無個性の主人公がヒーロー育成の名門高校に入学し、仲間と共に戦い成長する姿を描く堀越耕平の漫画『僕のヒーローアカデミア』。

同作のアニメ版で、梶は氷と炎を駆使する「半冷半熱」の個性を持つ少年・轟焦凍を演じました。

高校では主人公と同じクラスで、その中でもトップクラスの実力を誇る轟。冷静沈着ながら内には熱い思いを秘め、時に天然な一面を見せます。

梶は轟の感情に寄り添い、プロヒーローの父親に複雑な思いを抱きながらも、少しずつ成長する少年の姿を丁寧に演じました。

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『MIX』立花投馬

名作漫画『タッチ』から30年後の世界を舞台に、あだち充が新たな物語を紡ぐ野球漫画『MIX』。

同作のアニメ版『MIX MEISEI STORY』で、梶は明星学園高等部の野球部で投手を務める少年・立花投馬を演じています。

同じ野球部に入部し、同い年で捕手を担う義理の兄・走一郎とは友人のように接しており、互いにリスペクトし合う間柄の投馬。

梶はその瞬間ごとに抱く投馬の感情をしっかりと理解し、大事に演じる事を意識して芝居に臨みました。

『あんさんぶるスターズ!!』衣更真緒

男性アイドルを育成するスマートフォンゲーム『あんさんぶるスターズ!!』で、梶は衣更真緒を担当しました。

真緒は四人組アイドルユニット「Trickstar」のメンバーとしての顔を持ち、日々奮闘。努力家で社交性が高く、自身の通う夢ノ咲学院では生徒会長を務めます。

優しく親しみやすい性格で、気配りのできる好青年の真緒を、梶は明るく爽やかに好演

アイドル活動では、ステージ上で輝きを放つ真緒の姿と梶の甘く響く歌声が異彩を放ちます。

梶裕貴が演じるコメディ作品のキャラクター4選

ここからは梶裕貴が演じるコメディ作品のキャラクターを紹介します。

『妖怪ウォッチ』フユニャン

妖怪が引き起こす騒動と巻き込まれる人々の姿をコミカルに描くアニメ『妖怪ウォッチ』。

同作で梶は、マントを身にまとい、ヒーロー然としたネコ妖怪・フユニャンを演じました。

フユニャンは可愛らしい見た目に反し、熱い性格で頼りがいのある妖怪です。

梶は低音ボイスと血の通った芝居で、可愛さとカッコよさが引き立つフユニャンを魅力的に演じました。

『忍たま乱太郎』浜守一郎

尼子騒兵衛の漫画が原作のアニメ『忍たま乱太郎』で梶は、主人公達の先輩で忍術学園の四年ろ組に所属する少年・浜守一郎を担当しています。

マツホド城忍者の末裔である守一郎は、ホドホド城跡に籠城していた際、主人公達と遭遇。後に主人公達の通う忍術学園へと編入する事になります。

大きな声と熱い性格が印象的で、つまらないギャグで爆笑してしまう点も守一郎ならでは。

梶は熱を帯びた芝居で、いつも飾らない守一郎をテンション高く演じました。

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『からかい上手の高木さん』西片

少年少女の日常と淡い恋模様を描く、山本崇一朗による漫画『からかい上手の高木さん』。

同作のアニメ版で、梶は同級生の少女・高木さんに翻弄される中学生の少年・西片を演じました。

西片は純粋かつ優しい性格が魅力で、多彩な表情を見せてくれるキャラクターです。

梶は、より芝居の掛け合いに集中力が必要だと語る本作で、会話、心の中の言葉、ナレーションを切り替えながら西片と真摯に向き合いました。

『うる星やつら』水乃小路飛麿

高橋留美子による、男子高校生と鬼族の宇宙人が織り成すラブコメディ漫画『うる星やつら』。

1981年にアニメ化され、2022年に再びアニメ化された同作で、梶が担当したのは水乃小路スポーツの御曹司・水乃小路飛麿です。

飛麿は熱い性格で、愛称で呼び合うライバル・面堂終太郎との年に一度の野球勝負に勝つべく、修行の日々を送ります。

誰よりも一生懸命な飛麿ですが、運動神経が悪く、空回りする事もしばしば。

梶は飛麿の終太郎への強い執着心を意識して芝居に臨み、愛すべき熱血少年の姿をコミカルに演じています。

最後に

全力で芝居と向き合い、キャラクター一人ひとりに魂を注ぎ込んできた梶裕貴。

これまで彼が演じたキャラクター達は皆ハマり役と言えるもので、今後担当する役にも期待が膨らみます。

本記事が梶の担当キャラクターに触れる一助になれば幸いです。

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