目次
上田麗奈・おすすめの出演作品
『てさぐれ!部活もの』園田萌舞子 ほか全18役
2013年より放送された『てさぐれ!部活もの』シリーズ。2013年10月に第1期『てさぐれ!部活もの』、2014年1月に『てさぐれ!部活もの あんこーる』、2015年4月に『てさぐれ!部活もの すぴんおふ プルプルんシャルムと遊ぼう』が放送された大人気シリーズです。
このシリーズで上田が演じたのは、ピンクの髪色をした女子・園田萌舞子(そのたもぶこ)と、その姉妹の18役。さらに、同級生や教師、校長などモブキャラの声も担当しました。
当時、まだデビュー1年目の新人だった上田にとってこのできごとは衝撃的で、かなり苦労したそうです。
エンディングでキャスト名が流れる際、上田の名前だけがズラッと並んだ回は「上田無双」と話題になりました。
ここで第9回声優アワード新人女優賞を受賞した上田麗奈さんの、「てさぐれ!部活もの あんこーる」での活躍を見てみましょう。4月からのてさプルではさらに萌舞族が増えますので、クレジットもパワーアップしそうです(ぬこP) #tesabu pic.twitter.com/bq3Eb0OxZX
— てさプル・てさぐれ!部活ものシリーズ公式 (@tesabu) March 6, 2015
『SSSS.GRIDMAN』新条アカネ
2018年10月に放送されたアニメ『SSSS.GRIDMAN(グリットマン)』。1993年に放送された特撮ドラマ『電光超人グリッドマン』が原作の作品です。
本作で上田は、主人公のクラスメイト・新条アカネを演じました。アカネはクラスメイトたちから慕われる人気者ですが、裏の姿は自分の思い通りにならない人を排除してしまう狂気的キャラクター。
上田はアカネという役柄にのめりこんでしまい、次第に共演者たちと話せなくなってしまったそうです。自分自身とアカネの性格が似ていて、だんだんと考え方がネガティブになってしまい、1人で過ごすことが多くなってしまったと語っていました。
『私に天使が舞い降りた!』星野みやこ
2019年1月に放送されたアニメ『私に天使が舞い降りた!』。2017年より、コミック百合姫にて連載されている椋木ななつの漫画が原作です。
オタクで人見知りな女子大生・星野みやこが、妹の同級生・白咲花(小学5年生)に一目ぼれするところから始まる年の差百合コメディ。
上田が演じたのは普段は人見知りで人と話すのが苦手、1人で過ごすことが多い主人公・みやこ。そんな彼女が、花にだけは変態並みに好きを大爆発させていきます。
人としてのリミッターが外れ、一直線に花への想いをぶつけるみやこの愛情表現は、変態だけれどかわいさもあって最高です。
▼あわせて読みたい!
『鬼滅の刃』栗花落カナヲ
2019年4月より放送された大ヒットアニメ『鬼滅の刃』。上田が演じたのは、主人公の竈門炭治郎たちと同じ鬼殺隊の同期・栗花落カナヲです。
親から虐待され、売られていたところを胡蝶姉妹に救ってもらいます。過去のことが原因で、何も感じなくなってしまったという難しいキャラクターです。
もともとは炭治郎の妹・禰豆子役で声をかけられ、禰豆子と胡蝶しのぶのオーディションに参加していた上田。結果は、どちらも落選でした。
しかしその後、だいぶ経ってから、カナヲ役で合格したと報告を受けたのです。
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』ギギ・アンダルシア
2021年6月11日に公開された映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』。こちらは富野由悠季の小説が原作となっています。
上田が演じたのは勘が鋭く、誰もが見とれる美貌を持つ謎の少女、ギギ・アンダルシア。少女っぽさと大人の色気を持ち、周りの男たちをほんろうさせていくキャラクターです。
映画のプロデューサー・小形尚弘は、上田の起用について次のように語っていました。
応募者たちがギギを演じるなか、上田だけほかとは違う芝居のアプローチをしてきた。その演技している姿がまさにギギそのものだった。その場にいたスタッフ全員が、上田だと納得した。