最近の韓国ドラマで注目されているのが、漫画が原作となっている作品です。「今、私たちの学校は…」や「Moving-ムービング-」など、多くの漫画が実写化され、普段漫画を読まない層にも高評価を受けました。
今回紹介する「梨泰院(イテウォン)クラス」も漫画が原作となっており、実際に存在する地区「梨泰院」で繰り広げられた若者たちのストーリーに共感する視聴者が続出。日本でも「六本木クラス」というリメイクドラマが放送されるほどの人気となりました。
目次
韓国ドラマ「梨泰院クラス」とは?
ドラマ概要
「梨泰院クラス」は、2020年1月から3月に韓国のケーブルテレビ局JTBCで放送されたドラマで、原作は2016年から2018年にかけて、韓国発の縦読み式Web漫画「WEBTOON(ウェブトゥーン)」に掲載されています。
「梨泰院クラス」は、内容のおもしろさはもちろん、原作者のチョ・グァンジンがドラマの脚本を執筆したり、大人気俳優のパク・ソジュンが主人公を務めたこともあり、ドラマの最終回視聴率は16.5%を突破するほどの人気を獲得しました。JTBCの歴代視聴率でも3位を獲得しています。
あらすじ
父親の昇進に伴い、引っ越しをしたセロイは、転校先の高校で正義感からイジメを行っていた学生、グンウォンを殴ってしまいました。彼は、父親の勤め先である韓国の大手外食企業「長家(チャンガ)グループ」会長の息子だったのです。
会長チャン・デヒは、息子を殴ったことを謝罪しろとセロイに要求しますが、彼はこの要求を拒否。その結果、セロイの父親は会社を退職し、セロイも高校を退学処分になってしまいました。
さらに、父親がひき逃げ事故によって死亡し、その犯人がグンウォンだと知ったセロイは、グンウォンへの暴力行為で刑務所に入ることに。
3年後、出所したセロイは梨泰院で居酒屋「タンバム(甘い夜)」を開店しますが、これは父を殺し、自分たちの生活を壊した長家グループや、グンウォンへの復讐を果たすための始まりだったのです。
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