みなさんは日本で第4次韓流ブームをけん引した韓国ドラマの1つ、「梨泰院(イテウォン)クラス」を知っていますか?
韓国のみならず世界中で社会現象を巻き起こしたパク・ソジュン主演のドラマです。
「梨泰院クラス」はドラマの人気にともなって、作中で流れるオリジナルサウンドトラック、通称OSTにも大きな注目が集まりました。
「梨泰院クラス」のOSTは韓国で”歴代級ドラマOST”とも言われているほど、高い評価と人気を獲得しています。
今回はそんな「梨泰院クラス」のOSTについて紹介していきます。
目次
ドラマ「梨泰院クラス」とは?
「梨泰院クラス」は2020年1月から韓国で放送されたドラマ。
原作はクァンジンの同名ウェブ漫画です。
人気ウェブ漫画が原作ということもあり、テレビドラマ化決定時から大きな注目を集めました。
主人公のパク・セロイを演じたのはパク・ソジュン。ドラマ「彼女はキレイだった」や「キム秘書はいったい、なぜ?」で主役を演じた日本でも大人気の俳優です。
ヒロインのチョ・イソを演じたのは、映画「The Witch 魔女」での演技で注目を集めた女優キム・ダミ。
また、もう1人のヒロインとして登場するオ・スアを演じたのはアイドルグループHELLOVENUS(ハロービーナス)の元メンバーで、ドラマ「あやしいパートナー〜Destiny Lovers〜」などで女優としても活躍するクォン・ナラ。
他にも実力派俳優のユ・ジェミョンやリュ・ギョンス、イ・ジュヨンなど豪華俳優陣が集結しています。
「梨泰院クラス」の韓国での最終回の視聴率はなんと16.5%。
ケーブルテレビ局のJTBCとしては歴代3位となる高視聴率を記録しました。
そして2020年3月からNetflixで配信されると日本でも爆発的な人気を獲得し、「梨泰院クラス」は韓国ドラマブームの火付け役となったのです。
また、同じく2020年には日本でも翻訳ローカライズ版のウェブ漫画「六本木クラス〜信念を貫いた一発逆転物語〜」がピッコマに掲載され、2022年7月に竹内涼真主演でテレビドラマ化されたことも話題になりました。
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「梨泰院クラス」のあらすじを紹介
ここで「梨泰院クラス」のあらすじについて紹介します。
物語の主人公は強い信念と正義感を持つパク・セロイ(演パク・ソジュン)。
韓国で最大の外食チェーンとされる長家(チャンガ)グループに勤める父親の転勤で、高校3年生の時に田舎の高校に転校することになったセロイ。
転校先の高校ではチャンガグループ会長の息子チャン・グンウォン(演アン・ボヒョン)がいじめを繰り返していました。
正義感の強いセロイはいじめを止めようとして口論になり、最終的にグンウォンを殴ってしまいます。
グンウォンの父親であるチャンガグループ会長チャン・デヒ(演ユ・ジェミョン)は謝罪を要求しますが、セロイは信念を貫いて謝罪をしなかったことで退学処分になり、チャンガグループで部長を務めていたセロイの父親も退職せざるを得なくなりました。
しかしある日、セロイの父はグンウォンが運転していた車に轢かれて亡くなってしまうのです。
ひき逃げをした犯人がグンウォンだと知ったセロイは激しく怒り、グンウォンに暴力を振るってしまったことで、セロイは殺人未遂の罪で刑務所へ収容されてしまいます。
チャン会長とその息子によって全てを失い、チャンガグループへの復讐を決意したセロイ。
刑務所の中で本を読んで経営について勉強し、復讐を決意してから7年後、韓国ソウルの梨泰院に「タンバム」という小さな居酒屋を開きます。
そこで出会う仲間たちとともに店を成長させながら、韓国最大の外食チェーンであるチャンガグループに立ち向かっていくのです。