YouTubeが好きでよく利用される方だと「ヒカル(Hikaru)」という名前を聞いて、ピンと来ない方は少ないのではないでしょうか?
ヒカルさんは、その圧倒的な知名度と比例して絶大な人気があり、今では日本のYouTube界のトップに君臨する1人です。
そんな大人気のヒカルさんですが、現在のポジションに上り詰めるまでに、YouTube史に残る大炎上を複数回経験しています。
当時、YouTube界で過去最大の低評価を受けるなどの、地獄のような経験をしてもなお、人気を維持し続けられる理由とは何なのでしょうか?
ヒカルという人物と、その炎上に触れながら、人気の理由を探っていきましょう。
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目次
ヒカル(Hikaru)とは?
ヒカルさんは、日本のYouTuberですが、他にも歌手や実業家といった顔もあり、さまざまな企画に取り組んでいます。
YouTubeのチャンネル登録者数は、453万人で、日本のチャンネル登録者ランキングでいうと、18位に位置づけられています。(2021年9月現在)
他にも「ヒカルGames(68.7万人)」「ヒカルのドーナツ屋さん(24.8万人)」「ヒカルさんの小銭稼ぎ(13.6万人)」「炎上軍の休日(19.3万人)」などのチャンネルがあり、計5つのチャンネルを運営しています。
最近では、元雨上がり決死隊の、宮迫博之さんとのコラボも頻繁にされており、徐々にテレビ好きの層からも知名度を集めています。
大炎上「VALU騒動」
現在は華麗なる活躍を見せるトップYouTuberのヒカルさんも、過去にはYouTube史に残る大炎上を経験しています。
その大炎上の中でも有名なのが「VALU騒動」というものです。
まず、「VALU」とは何かというと、2017年5月に開始したサービスで、ビットコインを使った疑似的な株式(VA)を発行して、自分自身の価値を売買できるというものです。
ヒカルさんはその年の8月にVALUを開始しました。人気YouTuberという背景もあり、連日ストップ高での買い注文が続いていました。
ところが、ヒカルさんは急に手持ちのVAを売りに出し、高騰していたVAを暴落させてしまいます。
これにより、ヒカルさん自身は数千万円の利益を得たとされていますが、彼からVAを買ったほとんどの方(株主)は、置いてけぼりを喰らい、多額の損益を出した状況となりました。
こういった騒動に対して株主は怒り狂い、炎上状態へと突入していったのが「VALU騒動」です。
その年の9月にヒカルさんは、謝罪動画を更新し、無期限の活動休止も発表しました。
ところが、謝罪動画の中で「VALU社がこの1件に関与していた」という、事実と異なる発言をしてしまい、火に油を注いでしまう場面もありました。
活動休止中は「復帰してほしい」というファンと「帰ってくるな」という意見のアンチの議論が繰り広げられました。
過去最高の低評価数
ヒカルさんは、炎上から活動休止を経て、約2ヶ月半後に『あれから2ヶ月半が経ちました…』という動画を更新しました。
その動画は、まえすさん(カメラマン) が、行方不明になったヒカルさんを探しに行く、という設定なのですが、記念すべき活動休止から1本目のその動画で、ヒカルさんは「エンゼルフレンチ」を食べながら登場します。
炎上中に「エンゼルフレンチ」と、自身の髪色を揶揄されていたことを知っていてか、その余裕ある行動に視聴者からは「ふざけるな」「反省の色なし」というアンチの声が飛びました。
炎上はまだ収まっておらず、動画の低評価数は当時YouTube界の最低の「20万越え」を記録しました。
ヒカルさんは現在トップYouTuberでありながら、YouTube史に残る大炎上も記録したYouTuberでもあるのです。
地獄のようなバッシングを受けた過去がありながら、今も絶大な人気を誇っているヒカルさんの良さとは一体何なのでしょうか?