アニメ『マッシュル-MASHLE-』OP・ED主題歌一覧

アニメ『マッシュル-MASHLE-』OP・ED主題歌 Part.2

Bling-Bang-Bang-Born / Creepy Nuts

第2期のOP主題歌として視聴者の心をグッとつかんだのは、日本国内でも屈指の知名度と実力を誇るHIP HOPユニット・Creepy Nutsによる「Bling-Bang-Bang-Born」です。

作詞を担当するR-指定と、作曲と編曲を担当するDJ松永の2人で構成され、Sony Musicより2017年にメジャーデビューを果たしてから、「MTV VMAJ 2020」において最優秀ヒップホップビデオ賞を受賞し、さらには「第13回CDショップ大賞 2021」においては入賞を果たすなど数々の受賞歴を誇り、国内にとどまらず海外でも高い評価を得ています。

『マッシュル-MASHLE-』のファンのみならず世界中の音楽ファンを虜にした楽曲のタイトル「Bling-Bang-Bang-Born」はもともと、Creepy Nutsの2人が勝手に作った呪文ということですが、楽曲を繰り返し聞いて歌詞をなぞると、この不思議な呪文の意味がなんとなくわかる仕掛けになっています。

ちなみに、『マッシュル-MASHLE-』に出演している声優陣をはじめ、アーティストやVTuberなどが、同曲のサビに登場するユニークな振り付けをまねて踊ったり、あるいは歌ったりしている動画が、YouTubeやTikTokなどのメディアに数多くアップされています。こちらも必見。

シュールな物語の世界観に寄り添う楽曲には、どこか抗いがたい中毒性があります。

トーキョーズ・ウェイ！ / 私立恵比寿中学

第2期のED主題歌として使用されたのは、私立恵比寿中学による「トーキョーズ・ウェイ！」です。

魔法界が物語の舞台であるにもかかわらず、現実世界に関連する「トーキョーズ・ウェイ！」というタイトルを掲げている点が少しミスマッチですが、もともと、シュールなギャグが魅力の1つである作品だからこそ、ミスマッチなはずのタイトルでも、不思議なほど可愛らしく響きます。

「永遠に中学生」というキュートなコンセプトを掲げて精力的に活動している私立恵比寿中学。2009年のデビュー以来、徐々に活動の場を広げても、青春っぽさや初々しいカラーは損なわれることがなく、「全力」を体現したかのようなカラフルなステップには、ファンを魅了してやまない力があります。

一見、作品のイメージにはそぐわないようで、実際にはしっかりと寄り添っている楽曲を全力で歌い上げるパフォーマンスは必見、そして必聴です。

アニメ『マッシュル-MASHLE-』まとめ

ハイファンタジーの世界ならではの派手なアクションやバトルシーンが目白押しであることは間違いないのですが、常識に疎いマッシュや、やや思い込みが激しい一面を持つレモンなど、良い意味でクセの強いキャラクターが揃っているため、シュールなギャグ漫画としての魅力もかなり強い印象。

常識に疎くなにかとやらかしがちで、ことあるごとにルームメイトのフィンに突っ込まれているマッシュ。扉の開け閉めが苦手で、箒に跨がって空を飛ぶ際には足を高速でバタバタさせるなど、フィンでなくても思わずツッコミを入れたくなるような爆笑ネタがてんこ盛りで、軽い気持ちで見始めると、いつの間にか沼にハマって抜け出せなくなり、さらには無性にシュークリームが食べたくなる素敵な作品です。

すでに続編の制作も発表されており、筋肉×魔法（さらにはシュークリーム）というアブノーマルな組み合わせが織りなすハイファンタジーの世界は、どんどん勢いを増すばかり。もちろん物語の展開も気になるところですが、次のシーズンではどのようなOPやEDが生まれるのでしょうか。今から楽しみで待ちきれません。