アニメ『転生したらスライムだった件(転スラ)』OP・ED主題歌一覧

アニメ『転生したらスライムだった件(転スラ)』OP・ED主題歌一覧

もし自分が異世界に転生したなら、文句なしの強いキャラに転生して無双したいと考えてしまうのは人情かもしれません。ところが、予期せぬ事件に巻き込まれて急死した物語の主人公・三上悟が異世界で転生したのは、どう考えても強いキャラには見えない、それどころかとてつもなく弱そうなスライムでした

この記事では、劇場版も含め、アニメ『転生したらスライムだった件(転スラ)』の世界観を格好よく、そして美しく彩るOP・ED主題歌を紹介します。

アニメ『転生したらスライムだった件(転スラ)』とは?

転スラ」の愛称で長きにわたって親しまれているアニメ『転生したらスライムだった件』は、小説家の伏瀬が、株式会社ヒナプロジェクトの運営する小説投稿サイト「小説家になろう」にて2013年2月20日から連載していたWeb小説です。Web版は本伝・外伝ともに完結していますが、レーベルをGCノベルズに移して、21巻(2023年10月現在)まで刊行が続いています

外見や言動がひたすら可愛く、さらにはユニークなスキルを持つ「スライム」に転生した三上悟の活躍を、笑いと涙を交えて描く壮大な物語は、多くの読者の支持を受けてアニメ化を果たし、本編とスピンオフ、さらには劇場アニメを含めて多数のエピソードが制作されています。

あらすじ・登場人物

本作の主人公は一匹の可愛いスライム・リムルですが、じつは彼(?)は、大手のゼネコンに務める堅実なサラリーマン・三上悟が異世界に転生した際に得た姿です。

職場の部下をかばって通り魔に襲われ、あえなく命を落とした彼は、スライムに転生した際に得たユニークスキル「大賢者」と「捕食者」を駆使し、次々と襲いかかるピンチを乗り越えていきます。

「大賢者」は、冒険中にふとリムルが疑問を感じた事柄にわかりやすい解説を加えてくれるスキルですが、時おり余計なひと言が飛んでくるコミカルな描写に思わずクスリとさせられます。

また「捕食者」とは、ある対象を吸収してスキルを習得したり、相手の姿に擬態したりと、アイディア次第でいろいろなことができる便利なスキルです。

知恵と勇気を駆使し、個性豊かな仲間の力を借りて様々なピンチを乗り越えた冒険の先には、魔王が待ち受けているということになっていますが、物語が完結していないため、その結末を知るのは作者のみ。

日本のみならず世界中のファンが、ユーモラスかつシリアスな物語の行く末を温かく見守っています。

第1期『転生したらスライムだった件(転スラ)』OP・ED主題歌・挿入歌

Nameless Story / 寺島拓篤

アニメ第1期、第1クールのOP主題歌として採用された「Nameless Story」は、声優やアーティストとして活躍する寺島拓篤の8thシングルです。

本作では転生前の主人公・三上悟を演じている寺島拓篤が魂を込めて歌い上げる歌詞は、「まだ誰も知らない想像(フィクション)を超えていく」など、物語の世界観とマッチしたフレーズが随所に見受けられます。

MVではゲームのプレイ中に異世界転生を経験するかのような演出が光り、スリルと感動に満ちたフィクションの世界へ誘ってくれるアグレッシブな楽曲に仕上がっています。

メグルモノ / 寺島拓篤

アニメ第1期の第1クールに引き続いて、第2クールのOP主題歌も寺島拓篤が担当しています。

メグルモノ」というタイトルからは、異世界転生を果たしたリムル自身の運命や、彼が目指す理想の世界に関する様々な思いが連想されます。

力強さと繊細さを併せ持つような歌声はもちろん、物語の進行に伴って、運命や他者とのつながりが巡っていく様子を表現したかのようなOP主題歌の演出にも注目です。

Another colony / TRUE

アニメ第1期の第1クールED主題歌として、アーティストのTRUEが魂を込めて熱唱するのは「Another colony」です。

本作のほかにも、『響け!ユーフォニアム』シリーズや、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』シリーズなど人気アニメの主題歌を担当し、数多くのファンを魅了しているTRUE。2014年より、アニソンを歌唱する際は同名義を用いていますが、楽曲の作詞を担当する際には旧名義の唐沢美帆をクレジットしています。

この楽曲でも作詞を担当し、「この手が届く場所は守りたくて」をはじめ、印象的なフレーズを刻んでいます。

リトルソルジャー / 田所あずさ

アニメ第1期の第2クールED主題歌として、田所あずさの「リトルソルジャー」がタイアップされました。

メロディーにも歌い方にも、明るさや楽しさ、元気といったイメージが連想される素敵な楽曲

守りたい笑顔のために震えても前を向け」という歌詞は、リムルのことを表現しているようにも、日々、様々なことに向き合い、小さな勇者として戦っている人々に対して温かなエールを送っているようにも感じられます。

僕の中の君へ / TRUE

アニメ第1期のクライマックスである第23話の挿入歌として、TRUEが歌う「僕の中の君へ」が使用されました。

どこか意味深な響きを持つタイトルの意味は、リムルの置かれた境遇や、彼と重要なつながりを持つキャラクター・シズとの関係を考えればピンとくる仕掛けになっています。

自らが手掛けた繊細な歌詞を、優しい声でドラマティックに歌い上げています。

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