【2021年4月期】アニメ主題歌(OP・ED)まとめ

【2021年4月期】アニメ主題歌(OP・ED)まとめ

土曜日

シャドーハウス

原作・ソウマトウ。週刊ヤングジャンプで連載されている『シャドーハウス』は、2021年4月11日よりテレビアニメとして放送が開始されました。似たような設定や世界観が溢れる中、同作品は今期の中でも突飛さに溢れており、連載当初から注目されていました。

洋館『シャドーハウス』を舞台に描かれた本作品では、顔のない一族『シャドー』が、世話係の『生き人形』と共に暮らしていました。シャドーと生き人形が送る不思議な日常。そして徐々に判明する館の秘密。世にも奇妙なゴシックミステリーという世界観で、ユーザーに謎解きをさせるようなワクワク感を与えてくれます。


作曲家・末廣健一郎による「a hollow shadow」。OPと言えばアニメなどの顔でもありますが、本楽曲にはヴォーカルはいません。しかし、ヴォーカルがいなくても曲から伝わる雰囲気は、シャドーハウスの世界観にぴったりのものであると感じるでしょう。


EDテーマ曲には、アニソンシンガーのReoNaが歌う「ないない」が起用されました。息遣いを強調した歌い方で、奇妙な世界観を最大限に表現した楽曲です。聞いていると、背筋がゾクリとするするかもしれません。

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東京リベンジャーズ

デビュー作『新宿スワン』で人気を博した和久井健が送る連載漫画『東京リベンジャーズ』。週刊少年マガジンで連載されている本作品は、テレビアニメに加えて実写映画、舞台化が行われることになりました。今回紹介するアニメ版は2021年4月11日より放送が始まりました。ちなみに、原作でのタイトル表記は『東京卍リベンジャーズ』となっており、アニメ版では“卍”を抜いたタイトル表記となっています。

ヤンキーを題材にしてはいるものの、物語にタイムリープの要素を盛り込んでいる点が、今まであるヤンキー漫画から逸脱した内容となっています。アクションや不良というジャンルだけでなく、SF的な要素も含まれており、単なるヤンキー漫画として扱うことはできない作品です。


OPテーマ曲には、Official髭男dismが歌う「Cry Baby」が起用されました。アクション系統のアニメだからと激しい楽曲を想像した人も少なくないかもしれませんが、意外にもテンポはゆったりとした曲調となっており、登場人物全員にスポットを当てている楽曲に仕上がっています。


EDテーマ曲には、シンガーソングライターeillの「ここで息をして」が起用されました。女性にしてはやや低音な歌声のeillですが、その歌声によるこのテーマ曲は、オシャレ感に満たされたものとなっています。ポンと叩くようなリズムが癖になる楽曲です。

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僕のヒーローアカデミア

週刊少年ジャンプで連載されている原作・堀越耕平の『僕のヒーローアカデミア』。ヒーローを題材にした本作品は日本だけでなく、アメコミなどが親しまれている海外からも高い評価を得ています。アニメは2021年時点で第5期まで制作されており、2018年と2019年にはアニメ映画としても展開。週刊少年ジャンプの看板として、現在も多くの人から愛されています。

個性と呼ばれる超常的な力が認められた世界で、能力を有しない無個性というカテゴリーに属する主人公“緑谷出久”。平和の象徴とされているヒーロー・オールマイトとの出会いをきっかけに、ヒーローを育成する雄英高校へと入学し、落ちこぼれからヒーローへと成長していくハートフルな展開が、本作品では描かれています。


OPテーマ曲は、DISH//の「No.1」が起用されました。日常シーンを思わせる序盤から、サビの爽やかな盛り上がりが程よいバランスを生み出し、全体的に爽やかな印象を抱かせる楽曲となっています。学生でありながらも、ヒーローという立場を両立させているようにも感じるテーマ曲です。


EDテーマ曲には、the peggiesの「足跡」が起用されました。可愛らしい歌声ですが、曲全体はとても力強い楽曲です。アーティストのMVでは、メンバーが鏡に向かって演奏する演出が採用されています。自分と向き合うといった解釈もできるこの楽曲の本質を表現しているのかもしれません。

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イジらないで、長瀞さん

イラスト投稿サイト・pixivで連載されていたシリーズ『イジらないで、長瀞さん』。現在はマガジンポケットで連載されている本作品は、2021年4月11日よりテレビアニメとして放送が開始されました。

ドS+後輩。そんなキャラクター属性を持つ少女“長瀞”(ながとろ)によって翻弄される日々を送る主人公“八王子直人”。当初は彼女の存在に辟易としていた主人公ですが、徐々に惹かれるようになってしまいます。日常的なジャンルとしてだけでなく、個性の強いキャラクター性によって、一部のファンから圧倒的な支持を集めている作品です。


OPテーマ曲「EASY LOVE」には、ヒロイン役を務める上坂すみれが担当しました。小悪魔的な要素が詰め込まれ、ユーザーによっては虜になってしまう人もいるかもしれません。キャラクターの性格がそのまま歌に反映され、アニメ本編に繋がる最高の1曲となっています。


EDテーマ曲の「カラフル・キャンバス」には、本編でヒロイン役を務める女性声優が揃った豪華な楽曲となっています。上坂すみれ、小松未可子、鈴木愛奈、井澤詩織によって送られるこのテーマ曲ですが、OPテーマ曲のネタ的要素は少なく、日常シーンをなぞった落ち着いた雰囲気が漂っています。

Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-

WIT STUDIOが制作するオリジナルアニメ作品『Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-』。ライトノベル『Re:ゼロから始める異世界生活』の作者でも知られる長月達平が脚本の一部を担当しており、AIと歌を題材にした物語が描かれています。

歌を題材にしているだけあり、アニメ本編では多数の劇中歌が演出として加えられています。SFとしての要素もありますが、誰にも楽しんでもらえることを前提として制作しているため、なるべく難解な設定などは盛り込んではいません。異なる2体のAIが中心となり、歌を通じたヒューマンドラマが本作品では描かれています。また、歌だけでなく、アクション要素も詰め込まれているため、激しい戦闘シーンを楽しみたいという方にもおすすめです。


本編でヴィヴィ役を務める八木海莉が歌う「Sing My Pleasure」。本楽曲は、まさに駆け抜けるという言葉がピッタリのテーマ曲です。ライブを感じさせる盛り上がりと、戦闘シーンの荒々しさを思わせる曲調に興奮せずにはいられません。ここではOPテーマ曲のみの紹介となっていますが、本作品の劇中歌も素晴らしい楽曲ばかりなので、ぜひ一度聞いてみてください。

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