【2021年4月期】アニメ主題歌(OP・ED)まとめ

【2021年4月期】アニメ主題歌(OP・ED)まとめ

金曜日

ましろのおと

代表作に『赤ちゃんと僕』『しゃにむにGO』を持つ少女漫画家の羅川真里茂が、少年漫画として連載を始めた『ましろのおと』。同作品は現在も連載が続いており、2021年4月3日よりテレビアニメとして放送が開始されました。ちなみに作者の羅川真里茂は、レスリングでも有名な吉田沙保里のはとこにあたります。

津軽三味線が取り入れられた本作品では、16歳の津軽三味線奏者“沢村雪”が物語の主人公として描かれています。幼い頃から津軽三味線に触れていた沢村雪は、師である祖父が亡くなったことをきっかけに、自分だけの音を探すために単身上京。音によって広がる出会いから、沢村雪が徐々に成長していく姿が描かれています。


OPテーマ曲を務めるのは3ピースロックバンドのBURNOUT SYNDROMESです。第5話の放送まで使用された「BLIZZARD」ですが、三味線の音色に合わせたギターサウンドが刺激的な楽曲です。和のテイストを取り込んだ疾走感溢れるサウンドは、まさにブリザードのような荒々しさを生み出しています。


同じくBURNOUT SYNDROMESが歌う「銀世界」は、第6話から使用されたOPテーマ曲です。銀世界とは雪景色の比喩の1つであり、冷たい印象を抱かせるでしょう。しかし、この楽曲の歌詞に注目してみると、そんな冷たい世界を吹き飛ばすような熱量が歌われています。爽快感溢れるロックサウンドをぜひじっくりと聞いてみてください。


EDテーマ曲には女性シンガーとしても有名な加藤ミリヤが起用されました。また、津軽三味線の兄弟奏者として知られている吉田兄弟が参加しており、楽曲名は「この夢が醒めるまでfeat.吉田兄弟」としています。この組み合わせには驚きもあったかもしれませんが、いざ実際に聞いてみると、三味線が程よく歌唱パートと絡み合い、ノスタルジーな雰囲気を感じ取ることができるでしょう。

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SSSS.DYNAZENON

特撮ドラマ『電光超人グリッドマン』を元にしたアニメ『SSSS.GRIDMAN』。ここで紹介する本作品『SSSS.DYNAZENON』は、その正式な続編として2021年4月2日より放送されました。本来は続編の制作は視野には入れていませんでしたが、多くのファンから続編を望む声があり、今回の制作に至りました。

前作『SSSS.GRIDMAN』の続編ではあるものの、完結したものに手を加えたくないという意向もあり、世界観や登場人物などは新たに作り直すこととなりました。そのため、前作を視聴していないユーザーでも楽しめる内容となっています。


OPテーマ曲はSound Scheduleのヴォーカル・オーイシマサヨシが担当しました。テーマ曲である「インパーフェクト」は、アニメの世界観に負けないぐらいのカッコよさが表現されている楽曲です。爽やかさと熱さが両立した曲調のバランスもとても良いですね。


EDテーマ曲には声優の内田真礼が起用されています。楽曲「ストロボメモリー」ですが、始まりのピアノ伴奏とヴォーカルによって、音の世界へと一気に引きずり込まれてしまいます。1つ1つの言葉に力が込められており、元気や勇気を抱かせる内容となっています。

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蜘蛛ですが、なにか?


馬場翁によるライトノベル『蜘蛛ですが、なにか?』。小説投稿サイト・小説家になろうで掲載されていた同作品は、いわゆる異世界ジャンルの1つとして、連載当時から多くのファンに愛されています。2021年の1月8日から2クールでのアニメ放送が開始されました。

『転生したらスライムだった件』に強く影響を受けた作品であると、作者の馬場翁は語っています。タイトルからも推察できると思いますが、この作品では主人公が蜘蛛に転生してしまいます。異世界に転生してしまった主人公が、魔物としては非力な蜘蛛になってしまう。そんな非力な姿から努力を重ねていき、強大な敵を相手に激戦を繰り広げていく姿が、物語全体の面白さの1つとして描かれています。


前期OPテーマ曲には、安月名莉子の「keep weaving your spider way」が起用されました。激しい曲調に合わせ、未知の世界の不気味さを表現するような楽曲ですが、同時に激しいバトル描写を思わせるカッコよさが詰められたものとなっています。


前期EDテーマ曲には、声優の悠木碧が起用されました。ちなみに悠木碧は作品内での主人公“私”を演じています。テーマ曲の「がんばれ!蜘蛛子さんのテーマ」ですが、キャラクターの視点から物語を要約した内容が歌われています。癖の強いリズミカルな楽曲の中で喜怒哀楽が表現されており、声優の本気が垣間見えました。


後期OPテーマ曲には、鈴木このみの「Bursty Greedy Spider」が使用されています。ギターサウンドを全面に押し出した楽曲です。鈴木このみの刺々しさを感じる歌い方に、ついつい聞き入ってしまうでしょう。歌詞の言い回しもカッコよく、前期OPと遜色ない出来栄えとなっています。


後期EDテーマ曲には、声優の悠木碧が再び起用されました。テーマ曲である「現実凸撃ヒエラルキー」ですが、ギターとドラムのサウンドが強調された激しい楽曲となっています。恐らく初見では、この歌の大部分を聞き取ることができないかもしれません。それほどにまで激しく、スピーディーなこの曲を歌う悠木碧には、すごいとしか言いようがありません。

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