目次
back numberが放つ魅力について
back numberの魅力を大きく3つに分けて紹介します。
魅力1:多種多様な楽曲
back numberといえば、共感できる恋愛系のバラード曲を思い浮かべる方も多いかもしれません。
ですが彼らの強みはバラードだけではなく、疾走感溢れるザ・ロックソングやアンダーグランドな曲調の楽曲など、オールラウンドな楽曲がリスナーの心を掴んで離さず、飽きさせることはありません。
魅力2:ド正直で赤裸々な歌詞と彩るメロディー
清水さんが作る恋愛ソングの歌詞は、男性の心を真っ直ぐに歌い上げています。
男性の共感はもちろん女性の心も揺さぶり、男女共に評価が高い楽曲がたくさんあります。
魅力3:ライブで昇華する楽曲
どの楽曲もCDやスマホで聴いても音源は素晴らしいですが、ライブになるとその音源が何段階もステップアップします。
先述した通り、ライブの際はサポートメンバーを含めた演奏になるので、CDで聴くより当然音に厚みが増します。
その中でも特に人気があるのが、ギターボーカル清水さんの歌唱の際のアレンジです。
聴くたびに楽曲の表情が変化しそれを楽しみたいがために、彼らのライブへ足を運ぶ人達が絶えないのでしょう。
back number のおすすめナンバー
『大不正解』
『大不正解』は18枚目のシングルで、メジャー5枚目のアルバム『MAGIC』にも収録されています。
映画「銀魂2 掟は破るためにこそある」の主題歌にも起用されたことで有名です。
彼らなりの社会への風刺や皮肉の様なものを込めた、疾走感と力強さを感じるロックナンバーとなります。
完全ではなくても、苦しいことがあろうとも、それでも前へと歩んで行こうという強い姿勢が描かれており、誰が何を言おうとも自分らしく歩んでいくという、彼らのこれからの進み方についての強い気持ちを感じる楽曲です。
現在では、ライブでも必ず披露される大人気のメインナンバーになっています。
back numberのロックチェーンを楽しみたいという方におすすめの楽曲です。
彼らのまた別の表情を楽しむことができますよ。
『青い春』
『青い春』は7枚目のシングルで、メジャー2枚目のアルバム『blues』にも収録されています。
また、フジテレビのドラマ「高校入試」の主題歌にも起用されました。
『青い春』というタイトルの通り青春を題材にした楽曲なのですが、青春とはただキラキラして輝いているだけではなく、その中で生まれる葛藤などもあるという思いも込められています。
この楽曲は、back numberなりの解釈で青春の焦燥感などを描き、それでも強く立ち向かっていく姿勢が描かれています。
メロディーは切なく哀愁感漂う楽曲に感じますが、それでも未来への光を求めていく様な希望を感じさせる楽曲でもあります。
『幸せ』
『幸せ』はデビューシングル『はなびら』のカップリング曲として収録された曲ですが、ファンからは根強い人気があります。
なんといってもサビの歌詞の切なさが魅力的です。
好きな人が幸せになるために自分は諦め、応援する側に回る。そのシチュエーションを「横から背中押す」と表現する清水依与吏さんのセンスにも圧巻です。
しかし清水依与吏さんはこの歌詞を書くときに初めて嘘の気持ちを歌詞にしたと述べています。
そう簡単に好きな人は諦められる訳がありません。
しかし綺麗事を歌った曲ではありますが、『幸せ』歌われる健気な気持ちは失恋した心を大きく動かすこと間違いなしです。
『高嶺の花子さん』
『高嶺の花子さん』は8枚目のシングルで、メジャー3枚目のアルバム「ラブストーリー」にも収録されています。
タイトル通り、高嶺の花に向けて恋心を抱く主人公目線の楽曲です。
「自分自身には武器と呼べる様な物がないし、声をかけることも勇気が無くできないけど、魔法でも何でもいいから高嶺の花を自分に振り向かせたい」という主人公の気持ちの葛藤を、キャッチーで爽快感のあるメロディーで表しています。
主人公の妄想が先に進みすぎてなかなかうまく行動に移せない、そんな恋下手な男心を歌っています。
また、夏頃にリリースされた曲であり、爽やかな夏を連想できる楽曲になります。
back numberのシングルCDのジャケットは今まで女性のモデルの方を起用していたのですが、『高嶺の花子さん』はボーカル清水さんのソロ写真となり話題にもなりました。
『花束』
『花束』は2枚目のシングルで、メジャー1枚目のアルバム「スーパースター」にも収録されています。
この曲でback numberを知った方も多いのではないのでしょうか?
彼らの楽曲の中でも人気を象徴し、世間に広く広まるきっかけになったラブソングになります。
その人気は凄まじく、様々な番組でタイアップなどで起用され、結婚式の際の音楽に使われることも多かったそうです。
楽曲としては男性が女性に向けて放つ真っ直ぐなラブソングで、ボーカル清水さんの気怠そうな歌い方の感じが、なかなか正直になることができない男性の気持ちを表しているように感じます。
それを彩るゆったりとした演奏は、変調もありラストに向けて盛り上がっていく物語調になっており、何度聞いても飽きがこないものとなっています。
初めてback numberを聴く、彼らの真っ直ぐで等身大のラブソングを聴きたいという方におすすめの楽曲です。
『HAPPY BIRTHDAY』
2019年のドラマ『初めて恋をした日に読む話』の主題歌にもなったこの曲。
「HAPPY BIRTHDAY」とお祝いなので楽しいイメージを連想してしまいますが、この曲は思いを寄せる人から誕生日を祝われるのを待っている、少し寂しいイメージの曲です。
着信の音で飛び起きたけど、損したな。君かと思ったのに
恋をした人ならこんな経験を誰しもしたことがあるのではないでしょうか?
また「ハッピーバースディ、片思いの俺」という二回繰り返される歌詞が寂寥感を増幅させます。
片思いのもどかしさ、心細さを描いたこの曲はとてもおすすめです。