強烈なグルーヴと強いファンクスピリッツを感じさせながら、モダンでメロウネスな現代音楽へ見事に昇華させるBREIMEN(ブレイメン)。
シティポップが人気な昨今、新たな角度から風穴を開けてくれるであろう新進気鋭のミクスチャーバンドです。
クセの強いブラックミュージックを基盤としながら、ポップで親しみやすい曲を生み出すセンスには脱帽。
そんな彼らの魅力を紹介していきます!
目次
BRIMENメンバー紹介
高木祥太
- 1995年2月20日生まれ
- 神奈川県出身
- Ba.Vo.
音楽一家で育った高木祥太。
しかし、幼少期はサッカーに熱中し、ひたすらスポーツに励む日々でした。
初めてベースに触ったのは高校2年生の時。
瞬く間に頭角を現し、1年後には亀⽥誠治⽒主催のベーシストコンテスト「亀⽥杯」にて最年少でファイナリストに選出。
高校卒業後はベーシスト後藤克⾂⽒に師事し、活動の幅を広げます。
現在はBREIMENのBa.Vo.を担当する傍ら、様々なミュージシャンのサポートも行っています。
サトウカツシロ
- 1993年11月30日生まれ
- 出身地不明
- Gt.
初めてギターを始めたのは15歳の時。
高校を卒業後は東京音楽大学作曲指揮専攻ポピュラーインストゥルメントコースに入学します。
2年後に退学し、ギタリストとしての活動を開始します。
そして2015年にBREIMENを結成。
また、様々なミュージシャンのサポートとしても活動をしています。
BREIMENではギターを担当。
池田優太
- 1991年11月9日生まれ
- 宮城県出身、千葉県育ち
- Key
ご家族の影響で幼少期の頃から音楽に触れる生活を送っており、サザンオールスターズやJazzを聴いて育ったそうです。
初めて触った楽器はエレクトーンで、20歳になるまでレッスンを受けていました。
高校では吹奏楽部に所属し、打楽器を担当。
すると、音楽センスを発揮し全国⼤会優勝やヨーロッパでの演奏を経験します。
大学に入ると、周りの影響もありブラックミュージックを中心にレゲエなどのラテン音楽に魅了され、のめりこんでいきます。
BREIMENではキーボードを担当。
Kanno so
- 1997年9月11日生まれ
- 北海道生まれ
- Dr
最初に始めた楽器はピアノ。
幼少期の頃に6年間ピアノのレッスンに通っていました。
その頃から音楽に興味を持つようになり、中学に入学すると吹奏楽部に所属しドラムを担当します。
音楽にどんどん魅了され、高校を卒業する頃には「本気で音楽家になりたい!」と思うようになり尚美ミュージックカレッジ専⾨学校ジャズポピュラーコースへ進学します。
在学中には⼤井澄東⽒、吉川弾⽒、横⼭和明⽒に師事。
そして、2017年にBa.Vo.の高木祥太と出会い高校時代からファンであったBREMENへ新メンバーとして加入します。
BREIMENではDr.を担当。
林洋輔
- 1987年7月22日生まれ
- 神奈川県生まれ
- Sax.
東海⼤学でジャズ研究会に所属し、サックスを始めます。
大学卒業後は周りの流れもあり、一度就職を経験。
しかし「やっぱり音楽家になりたい…。」という思いがどんどんと大きくなり、昭和⾳楽⼤学短期⼤学部ポピュラー⾳楽コースへの入学を決意します。
在学中は本⽥雅⼈⽒、斎藤尚久⽒に師事。
2015年にはサックスマガジン主催の「歌モノサックスコンテスト・アルト編」にて準グランプリを獲得します。
現在は、様々なミュージシャンのサポートとして活動する傍らBREIMENではサックスを担当しています。
旧メンバー
【SEI】Vo.
→2018年に脱退
【田中”グルーヴ”航】Dr.
→2018年に脱退
BREIMENのおすすめ曲3選
棒人間
まず最初におすすめしたい曲がこちら!
ドラムの強烈なビートで始まる冒頭。
「どんな曲が始まるんだ!?」とワクワクさせてくれます。
イントロは心地よいカッティングとワウの効いたギターフレーズがかっこいい…。
そして、絶妙なグルーヴを生み出すベースの存在感。
シンプルなベースラインですが、シンプルだからこそ休符の心地よさを楽しむことができます。
また、程よい力の抜け加減があるシンセサイザーの浮遊感とホーンセクションのジェントル感のバランスがたまりませんね。
そんなファンクスピリッツを感じさせる楽曲ですが、サビは非常にポップで心地が良いメロディを聴かせてくれます。
また、注目していただきたいのがMV。
モノクロで生活感あふれるMVは懐かしさや親近感を感じさせ、引き込まれていきます。
バランス感と完成度の高さに脱帽です。
ぜひMVと合わせて聴いてみてください。
Black or White
続いておすすめしたいのがこちら!
初めて聴いたときに、その完成度の高さに感動しました。
ファンクというのは、ビートの特徴から日本語との相性があまりよくないんですね。
どうしても本来のカッコよさが出せず、野暮ったくなってしまう事が多いんです。
しかし、その問題をしっかりクリアしながら非常にクオリティーの高いファンクナンバーになっています。
イントロはギターのカッティングとベースが織りなすグルーヴがたまりません…。
そして、この曲でも大きな役割を担っているホーンセクション。
楽曲の鮮やかさが一気に高まりますね。
そして、間奏では歪ませたギターのサウンドとコーラスにロックやミクスチャー色を感じます。
幅広い音楽への知識と高いスキルがなせる業ですね。
「音楽ジャンルに垣根はない」という事を強く感じさせてくれる曲です。
赤裸々
そして、最後にご紹介したい曲がこちら!
前の2曲とは打って変わり、ムーディーでメロウな楽曲になっています。
Aメロの途中からピアノが入ってくるのですが、リバーヴが少なめでトーンの短いサウンドがとてもかわいらしく独特の雰囲気を生み出していますね。
ムーディーになり過ぎないように細部まで計算しつくされています。
そして、高い演奏スキルはさることながら文学性のある歌詞にも注目していただきたいです。
歌詞に意味を持たせながら、ビートと見事にマッチする言葉選び。
さらに、Aメロで韻を踏んでいるワードが不思議なリズム感を生みクセになります。
遊び心を盛り込むセンスの高さが秀逸ですね。
ゆる~くBGMとして聴くもよし、ご自身の体験や感情とリンクさせて歌詞を読み解いてもよし、色々な楽しみ方ができる楽曲です!
ぜひ、皆さんなりの解釈で「赤裸々」の良さを感じてみてください。
まとめ
オーセンティックなファンクを基盤とするBREIMEN。
メンバー全員がセッション・プレイヤーとして各所で引っ張りだこなところからわかるように、確かな演奏スキルを持った彼ら。
そんな彼らが、様々な音楽ジャンルを吸収し類まれなるセンスを持って作り出した楽曲は、ジャンルの垣根を超え今後の音楽シーンを活性化させていく存在になっていくことでしょう。
今や飛ぶ鳥を落とす勢いのBREIMEN。
今後の活躍に期待したいですね!
あなたのライフスタイルにBREIMENの音楽を取り入れてみませんか?
最後までお読みいただきありがとうございます。