デビュー当時からパワフルなダンスパフォーマンスを武器に、韓国はもちろん海外での人気も高い「ATEEZ」。
2019年には日本デビューを果たしたATEEZのメンバーや経歴について解説したいと思います。
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目次
ATEEZってどんなグループ?
2018年10月にデビューした8人組ボーイズグループです。グループの呼び方は「ATEEZ(エイティーズ)」です。「A TEEnager Z」という言葉から作られており、「10代のA to Z」10代の全てを備えたグループであるという意味が込められているようです。
デビュー当時はメンバーがほとんど10代であったことも関係があるのでしょうか。略称は「アチズ」と呼ばれています。ファンクラブの名前は「ATINE(エイティニ)」で、ATEEZとDESTINYを足した造語となっています。
韓国のグループは自分たちを紹介するときに掛け声をかけて挨拶をするのですがATEEZの場合は「8 makes 1 team!」と挨拶します。
ATEEZとしてデビューする前は「MIXNINE」というサバイバル番組に練習生として出演していましたが、最終的にデビューはできませんでした。
その後、所属事務所であるKQエンターテインメントのYouTubeチャンネルでパフォーマンス動画が公開。「KQ Fellaz」としての活動が発表されました。さらに「KQ Fellazアメリカ研修記」がEP1〜19までYouTubeにて公開され、メンバーの個性溢れる映像を見ることができました。
ATEEZとしての名前が公表されたのはリアリティ番組「Code Name is ATEEZ」からです。
2018年10月24日、ミニアルバム「TREASURE EP.1:All To Zero」でデビューしたATEEZは、同日に韓国でデビューショーケースを開催。ファンの前でパフォーマンスを披露しました。
デビュー前から練習生としてメディアに登場していたATEEZは、一定のファンを既に獲得しており、デビューまもなく開設されたInstagramのフォロワーがあっという間に10万人を超えるなど、高い注目を浴びました。
2019年3月には早くもワールドツアー「The Expedition Tour in USA」
を開催。アメリカ合衆国の5都市で行われました。ATEEZとしてデビューする前にアメリカで練習やMV撮影を行なっていたこともあり、ATEEZにとっては凱旋コンサートのような感覚だったのではないでしょうか。
4月にはヨーロッパでのコンサートを開催しました。ヨーロッパではアメリカを超える10都市を周りましたが、アメリカ・ヨーロッパ全てのコンサートチケットが全席完売という新人としては異例のツアーとなりました。
日本では公式Twitterが開設され、5月に「KCON 2019 JAPAN」というイベントで初来日しています。持ち前のパワフルなパフォーマンスを披露し、覚えたての日本語でファンに挨拶をしました。
海外での活動が盛んなATEEZですが、2019年6月に発売されたミニアルバム「TREASURE EP.3:One To All」のタイトル曲「WAVE」が韓国の音楽番組で1位を獲得するなど国内での評価も維持しています。結果が報告された場面では驚きの表情を浮かべ涙するメンバーもいました。
11月に日本の大学で行われた文化祭のステージにATEEZが登場し、日本デビューが公式発表されました。そして2019年12月4日に待望の日本デビューを果たしました。
また、同日に名古屋で行われた「Mnet Asian Music Awards 2019」に出演、「WORLDWIDE FANS’CHOICE」を受賞しています。世界中のファンに支持された証明でもある賞を受賞できたことはATEEZにとって最高の栄誉だったのではないでしょうか。
2020年1月には今までのTREASURE作品の集大成といえるアルバム「TREASURE EPILOGUE:Action To Answer」を発売しました。このアルバムは世界36か国のiTunes総合アルバムチャートにて1位を記録しています。
それに伴い、今までのATEEZのアルバムもランキング10位以内に入るなど改めて世界がATEEZの音楽に注目しました。
その熱が冷めやらぬまま2月には「TREASURE EP.Map To Answer」を発売。はやくもカムバックを果たしました。そして韓国で初の単独コンサートを開催。国内や海外のファンたちとの触れ合いを楽しみました。
このアルバムが「TREASURE」シリーズの最後の作品ということで、「宝物を集める旅は終わった。これからどんなストーリーをお聞かせできるかわからないが、多くの期待をしてほしい」とファンへ報告しました。
これから、ATEEZはどのような旅路に出るのでしょうか。いつでも出発できるように私たちも準備をしておかなければなりませんね!