2020年代に新たなオルタナティブサウンドを作り続けている神戸出身3ピースバンド・w.o.d.。
新曲「リビド」はSpotify・AppleMusicのプレイリストに選出され、2022年10月から全国ツアーも決定しています。
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初のZepp単独公演含む
全国ワンマンツアー開催!
\Oct.
01 神戸太陽と虎
07 岡山IMAGE
10 福岡DRUM Be-1
14 札幌cube garden
16 仙台JUNK BOX
19 京都MUSE
21 高松DIME
22 広島SIX ONE Live STAR
29 長野J
30 金沢vanvan V4Nov.
05 名古屋BOTTOM LINE
06 大阪BIGCAT
17 東京ZeppDiverCity pic.twitter.com/yxbLq31wH3— w.o.d. (@wodofficial7) July 26, 2022
「サブスクリプションで名前は見たことはあるけれど、どんなバンド?」という音楽ユーザーに向けて、彼らの魅力をお伝えします。
目次
結成~現在に至るまで
2009年、中学の同級生であったサイトウタクヤ・Ken Mackayを含めた4人でコピーバンドを結成。
「とにかくバンドがやりたかった」というサイトウが同級生に声をかけてできたバンドです。
Red Hot Chili Peppers、Green Dayなど洋楽バンドのコピーを中心に行い、コピーバンドコンテスト・学園祭などに出演。
音楽のルーツが洋楽のため、オリジナルソングに挑戦し始めたころは、外国人受けのいい楽曲ばかり出来上がっていたんだとか。
高校1年生のころに知人の紹介で前任のDr.オザキリョウが加入。
スリーピースバンドとして本格的に活動を始めます。
彼らの名が全国に知れ渡るようになったのは2015年ごろから。
音楽を本気でやりたい、コンテストなら観客ノルマなしにライブができるという理由で各種コンテストに応募。パフォーマンスをする機会が増えました。
特に知名度アップにつながったのは2015年の「RO69JACK」入賞と、2016年の「出れんの!?サマソニ!?」ファイナリスト選出です。
「RO69JACK」「出れんの!?サマソニ!?」ともにインディーズアーティスト向けのコンテスト。
「RO69JACK」はROCK IN JAPAN FESTIVAL、「出れんの!?サマソニ!?」はSUMMER SONICでのパフォーマンスをかけて競います。
「RO69JACK」はファイナリストを逃しましたが、「出れんの!?サマソニ!?」ではファイナリストに選ばれ、2016年のSUMMER SONIC・SONIC STAGEでパフォーマンスを披露しました。
これと前後してミニアルバム「F.L.O.W.E.R.S.」をリリース。所属事務所である次世代から声をかけられ、2017年に上京します。
カセットシングルをいくつかリリースしたのち、2018年に1stフルアルバム「webbing off duckling」をリリースします。
このアルバムのリリースと前後してドラマーが交代。中島元良が加入します。
中島はHOLIDAYS OF SEVENTEEN、BAND Aとして活動していたころに対バンライブの相手としてw.o.d.と出会います。
ここ5~6年で一番かっこいいバンドと評価し、w.o.d.側も中島の音に魅了されていました。
Kenが中島に声をかけ、サポートメンバーを経て正式加入。現在のメンバー構成となります。
中島加入後の2019年に2ndアルバム「1994」をリリース。
1stアルバムは中学時代などバンド初期に制作した楽曲も多かったですが、2ndアルバムはライヴでのカッコよさを意識するようになってから作られた楽曲ばかり。
ロック色が色濃く出ていた1stアルバムとは異なり、J-POP要素も入り混じった1枚になっています。
2ndアルバムリリースと同時に行った東京・大阪のワンマンライブはソールドアウト。
このころから徐々にロックファンの間で名が知れ渡るようになりました。
2021年3月に3rdアルバム「LIFE IS TOO LONG」をリリースし、2022年9月にニューアルバム「感情」をリリース予定。
この最新アルバムに関してサイトウは以下のコメントを出しています。
生活も衝動も、孤独も猥雑も、幻想も現実も、普通も狂気も、心象も東京も。
皮膚よりも骨よりももっと奥の、心の中にある全部を詰め込んだ、”感情”というアルバムができました。
あいつやあの子、お前や俺自身、まだ見ぬ人や、あなたの感情に響く音でありますように。
このアルバムを引っ提げて2022年10月から全国13か所を巡るツアーを発表。
最終公演は初のZeppワンマン公演と、彼らの成長ぶりがうかがえるツアーとなっています。
バンド名の由来
バンド名は英語の略語です。元々の英語は1stアルバムのタイトルでもある「webbing off duckling」。泳げないアヒルという意味です。
この単語の並びに深い意味はなく、かっこいい単語を無理につなげた結果だと出演していたYouTubeの動画で話しています。
辞書を引いて出てきたwebbing(和訳:水かき)とduckling(和訳:アヒル)という言葉をどうしても使いたかったそうで、意味は後付け。
熟語として意味が通るように組み合わせたものを省略して、今のバンド名となっています。