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ヤングスキニーの経歴
新型コロナウイルスの流行真っ只中というタイミングで結成されたヤングスキニー。
様々な制限がある中でどのように活動してきたのか、彼らの経歴に迫ります。
結成
ヤングスキニーが結成されたのは、新型コロナウイルスが大流行していた2020年の8月。
当時学生だった彼らは、それぞれ軽音楽部やサークルで音楽活動をしていました。
その中でもSNS等で積極的に楽曲を発信していたのが、ボーカル・かやゆー。です。
といっても「音楽活動をしたい」という強い思いから楽曲を配信していたのではなく、たまたま15秒ほどの楽曲ができたことがきっかけで、SNSへの投稿をはじめました。
そんな彼はある日、「バンドでも音を鳴らせたらいいな」と思ったのをきっかけにSNSでバンドメンバーの募集を開始します。
そしてその投稿を見た現ギター・ゴンザレスが応募。
当時彼は「ギターを始めたいな」と思っているレベルの初心者だったそうですが、見事に正式メンバーに選ばれました。
素人だったゴンザレスが応募しようと思ったきっかけは、かやゆーが投稿した「世界が僕を嫌いになっても」という曲の弾き語り動画に感銘をうけたこと。
当時はギターを弾けなかったそうですが、「彼が有名になったら後悔するかも」と思って勢いで応募したそうです。
同じタイミングでベースとドラムも加入しますが、2人はのちに脱退。
そして紹介により現ベース・りょうとが加入し、本格的な活動がスタートしました。
活動開始〜
りょうとがメンバーになってからの約半年間はライブ活動を行わず、スタジオでの練習や曲作りに励みます。
というのも、当時は新型コロナウイルスが大流行していた時期。
その上ほとんどのメンバーが趣味レベルでしか音楽活動をしていなかったため、ライブをできるほどの自信がなかったそうです。
そのため制作した楽曲をSNSや音楽サイトにアップするという活動を中心としていましたが、その動画や音源が音楽好きの心を掴み、ふつふつと話題になり始めます。
2020年12月に音楽サイト「Eggs」で公開した楽曲「世界が僕を嫌いになっても」はウィークリーアーティスト&ソングスランキングで1位を獲得しました。
そして2021年1月、ついに初となるライブを配信形式で決行。
本人たちは「目も当てられないできだった」と語っているものの、楽曲の精度は高く、同年2月に公開した「世界が僕を嫌いになっても」のMVは瞬く間に話題になりました。
TikTok上では同曲を用いた投稿が急増したこともあり、4月には「世界が僕を嫌いになっても」の配信リリースが決定。
翌月にはミニアルバム「嘘だらけの日常の中で」をタワーレコード渋谷店で限定リリースすると即完売するなど、ヤングスキニーの人気が徐々に高まり始めます。
しかし、そんな中で前ドラムが学業を理由に脱退。
その後メンバーを探す中で、音楽の専門学校に通っていた現ドラム・しおんの加入が決定し、現メンバーでの活動がスタートしました。
当時、ドラム・しおんは「バンドをやらないと」と将来について焦りを感じていたそう。
そこでドラム募集中のバンドを探し、ヤングスキニーに応募したそうです。
現行メンバーでの活動開始〜
新体制となってから約2ヶ月後の2021年9月、彼らは3ヶ月連続で配信シングルをリリースする企画を実行します。
9月に「ロードスタームービー」、10月に「憂鬱とバイト」、11月に「愛鍵」をリリースすると、さらに注目の存在に。
同時にライブや音楽イベントへの出演機会も増え、邦楽ロック好きへの認知度がグッと高まります。
2021年12月には、初の全国流通盤となる2ndミニアルバム「演じるくらいなら、ありのままでいいけどね」をリリース。
音楽サイト「Eggs」上の年間ランキングでもさらに話題の存在となり、翌2022年2月には初のワンマンライブを決行するほどの人気バンドとなりました。
初のワンマンライブのチケットは即ソールドアウト。
キャパシティの10倍を超える応募があったそうです。
2022年5月には初のCD音源化シングル「東京」をリリース。
その後開催した東京・大阪でのワンマンライブのチケットはすぐに完売。
さらに、8月には5th配信デジタルシングル「コインランドリー」をリリース、10月以降は名古屋・渋谷・大阪を巡るワンマンツアーを決行するなど、現在はファンの期待に応えるように精力的な活動を続けています。