XY(エックスワイ) メンバーの魅力や経歴を徹底解説

XY(エックスワイ) メンバーの魅力や経歴を徹底解説

韓国ではK-POPアイドルとしてデビューするための方法として、オーディション番組やサバイバル番組への参加が挙げられます。番組の人気は韓国だけではなく世界中へと広がり、デビュー前から大きなファンダム(熱心なファンの集団)を作り出すことも。

その影響を受けてか、日本でも新しいオーディション番組が誕生。いくつもの可能性を秘めた参加者たちが参加し、デビューを掴み取っています。

今回紹介するXY(エックスワイ)は、オーディション番組「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」から輩出された13人組ボーイズバンド。バンドチームとダンス&ボーカルチームが1つのグループとして活動するという新たな試みにも注目が集まりました。

XYって、どんなグループ?

XYは、X JAPANのメンバーであるYOSHIKIが開催したオーディション「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」から誕生したボーイズバンドです。総勢13名のメンバーがステージの内容によって両グループ内を行き来するという前代未聞の活動方法が魅力。

YOSHIKIはグループの強みについて「最強の個性派集団」「圧倒的なボーカル力」「世界も絶賛のダンス」の3つを挙げており「バンドとダンスボーカル別物のグループではなく、互いに行き来しアメーバのように形を変えて活動していく」と説明しています。

実際「第36回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023 SPRING/SUMMER」や「D.U.N.K. Showcase」では10人でのステージを披露しており、今後も曲や場所によって様々なメンバー構成が見られるのではないでしょうか。

オーディションで集まったメンバーたち


XYが結成されたのはオーディションがきっかけでした。2022年2月のバラエティ番組内で、ボーイズグループオーディションプロジェクト「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」の始動が発表。X JAPANのYOSHIKIが携わるということもあり、様々なメディアが注目しました。

このオーディションのコンセプトは「世界へ勝負を挑む、ジャンルにとらわれない“最強のボーイズグループ”」で、国籍や年齢、経験を問わないという応募条件を提示。多くの参加者が集まったのです。

YOSHIKIはオーディションにあたり「奇抜でなくてもいい、ファッショナブルでエッジのきいたジャンルレスのグループの輩出を目的にしている」と語り、応募者の個性を否定せずに長所として伸ばすことで魅力を開花させていきました。

MEMO

オーディションの模様は、日本テレビ系列の情報番組でも随時放送され、YouTubeや動画配信サービスHuluでも番組のダイジェストや本放送が視聴できます。

豪華な審査員にも注目


「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」では、YOSHIKIに縁のある人物が審査員を務めています。その中にはイギリスの歌手であり俳優でもあるサラ・ブライトマン、友人でもありライブなどで共演経験があるL’Arc〜en〜Cielのボーカル、HYDEなども参加。厳しい目で参加者たちを審査しました。

その他にも音楽だけではなくスポーツ選手や振付師といった、様々なジャンルのプロフェッショナルが審査員として抜擢され、個性を大切に考えるYOSHIKIの姿勢が窺えました。特にYOSHIKIは海外でも活動しており、海外の仲間にも審査を依頼。グローバルな活躍ができるかどうかを判断しています。

メンバーの逝去を乗り越え

オーディションは順調に進みバンドチームのメンバーが決定した矢先、ボーカルに選ばれていたYOSHIが不慮の事故で亡くなるというニュースが…。YOSHIはオーディションに参加する以前から映画やバラエティ番組など幅広い活動をしていた人物だったため、このニュースは多くの人に衝撃を与えました。

彼の急逝によりオーディションの継続も危ぶまれましたが、YOSHIの家族がオーディション継続を希望する声明を発表。YOSHIKIは遺族の声にも応える形で、オーディションの継続が決まりました。

新メンバー追加募集

YOSHIの逝去を受け、新たなボーカルを探す必要があったYOSHIKIは、2022年11月18日から12月20日にわたってバンドボーカルの追加募集を開始。前回の募集要項と同じく年齢や国籍は不問で「男性ボーカリストとして活躍を目指す人」という1つの条件が出されました。

新ボーカルを決めるオーディションでは有薗莞爾、KICE、GAI、後町和輝の4名が合格を掴み取りましたが、ダンススキルや既存メンバーとの意識の違いなど課題が頻出。新メンバーが加入したことがオーディションにとって果たしてプラスになったのか?という意見もあり、不安を覚えた視聴者もいたのではないでしょうか。

しかし、メンバーたちは合宿を通じて互いが心の内を話し合い、正面からぶつかり合いました。特に今回の参加者は、他のオーディションと違って、本当に様々な個性を持った人材が集まっており、互いの理解を深めることは容易ではなかったでしょう。

また、仲間の急逝という異例の事態も加わり、相当な精神状態の中で行われたオーディションだったと感じます。合宿を通じて絆を深めた彼らの姿は、視聴者からも大きな反響を受けました。

2022年12月28日、YOSHIKIはオーディションを通過した11名とYOSHIへ送る追悼パフォーマンスを披露しています。このステージは「発表!今年イチバン聴いた歌 年間ミュージックアワード2022」で放送され、会場にはYOSHIの家族も同席。メンバーたちは涙を堪えながら天国へ旅立ったYOSHIへ感謝の気持ちを伝えました。

デビュー曲を全世界配信


2023年2月28日の放送された情報番組で、YOSHIKIとオーディション合格者13名が出演し、グループ名が「XY」に決定したことを発表。YOSHIKIの生演奏に合わせて後町和輝が新曲「Crazy Love」を披露しました。

デビュー曲「Crazy Love」は2023年6月30日に配信リリースされ、iTunesのオルタナティブソングランキングで1位を獲得。MVは同年7月7日にYouTubeにてプレミア公開されました。

さらに、同年3月4日に開催された「第36回 マイナビ 東京ガールズコレクション2023 SPRING/SUMMER」で初のステージを経験しました。このイベントは国立代々木競技場 第一体育館で開催され、グループ名発表からわずか4日にもかかわらず、彼らは堂々としたパフォーマンスを見せています。

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