今年の紅白歌合戦の出場者が決定したね。
観覧に当選した人はラッキーだなあ。
あれ、知らないの?
今年の紅白は無観客なんだよ。
えっ。無観客…?
客席審査を担当する日本野鳥の会の人も来ないの?
あれも紅白の醍醐味のひとつでしょうがあああぁぁぁ!!
そこにこだわっているのはキミだけだよ…。
ちなみに日本野鳥の会がカウントを担当したのは1993年までだからね。
さ、今年の出場者をおさらいしておきましょうか…。
11月16日に出場歌手が発表された『第71回NHK紅白歌合戦』。
大晦日の恒例イベントとして日本人にお馴染みの“紅白”ですが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大という状況下での開催ということもあり、なんと史上初の“無観客紅白歌合戦”となります。
これまで前例の無い特殊な環境での紅白は、出演者や制作スタッフはもちろんのこと、われわれ視聴者にとっても良くも悪くも忘れがたい体験となることでしょう。
出場アーティストは初出場10組を含む総勢42組。
その中からCal-Cha的注目アーティストをご紹介します!
当記事は出場歌手の曲目発表前に書かれたものとなります。
記事内でご紹介している楽曲と実際に歌われる楽曲が異なる場合がありますのでご了承ください。
目次
第71回NHK紅白歌合戦・Cal-Cha的注目アーティスト
紅組
まずは6組の初出場アーティストを擁する女性チーム、紅組からご紹介していきましょう。
“坂道シリーズ”3組が選出された一方、紅白常連のAKB48がまさかの落選となったことも大きな話題となりました。
今年を代表する特大ヒット曲を放ったあのアーティストをはじめ、非常に豪華なラインナップとなっています。
あいみょん
2年ぶり2度目の出場となるあいみょん。
2018年の初出場時には大出世作となった“マリーゴールド”を披露しましたが、今年はどの曲を演奏するのでしょうか。
今年は待望のニューアルバム『おいしいパスタがあると聞いて』をリリースし、見事に大ヒットを記録しています。
TBS系ドラマ『私の家政夫ナギサさん』の主題歌としてお茶の間に浸透した“裸の心”が紅白演奏曲の最有力候補かもしれません。
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櫻坂46
最初にご紹介する初出場組は、2020年10月14日に欅坂46から改名して再スタートを切った櫻坂46。
欅坂46時代には2016年から2019年まで4年連続で出演を果たしている彼女たちですが、新名義としては初の紅白の舞台となります。
2017年に出場して“不協和音”を披露した際には、そのパフォーマンスの過酷さゆえに歌唱終了後にメンバーが崩れ落ちる姿が映し出され、多くの視聴者に衝撃を与えました。
櫻坂46名義でリリースした初シングル“Nobody’s fault”を披露する可能性が高そうです。
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JUJU
意外にも初の紅白出場となったのは、2004年のメジャーデビュー以降、数多くのヒット曲を世に送り出してきたJUJUです。
常連組に名を連ねていてもまったく不思議ではない実績を持つJUJUですが、NHKでおこなわれた初出場歌手発表会見では「場違い感がハンパ無い」と恐縮しきり。
このような謙虚で飾らない姿勢も長年多くのファンから愛され続けている理由のひとつなのかもしれません。
今年の4月にはベストアルバム『YOUR STORY』をリリースし、見事にオリコンチャート1位を獲得しているJUJU。
待望の初出場ということもあり、お茶の間に浸透している代表曲を披露してくれるのではないでしょうか。
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東京事変
2020年1月1日、突如として「再生」を宣言し、ファンを狂喜させた椎名林檎率いる東京事変。
2016年に椎名林檎が「第67回NHK紅白歌合戦」に出場した際、そのバックバンドを東京事変のメンバーが務めて話題騒然となったことはありましたが、東京事変名義としては今回が初出場となります。
復活後にリリースした楽曲を演奏することになると思われますが、ここではバンドとしての技量を思う存分堪能できる“赤の同盟”をご紹介させていただきます。
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NiziU
先ほどご紹介したJUJUとは対照的に、異例のスピードで紅白初出場を射止めたのは9人組アイドルグループNiziU(ニジュー)。
6月30日にプレデビュー、12月2日に正式CDデビューを果たした彼女たちは、なんとCDデビュー前に紅白出場が決定したことになります。
正式デビュー曲“Step and a step”とYouTubeでのMV再生回数1億8,000万回超えのプレデビュー曲“Make you happy”、紅白の舞台で披露されるのはどちらの楽曲でしょうか。
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乃木坂46
2015年の初出場から6年連続、6回目の紅白出場を果たすのは“坂道シリーズ”の乃木坂46。
中心メンバーとして高い人気を誇った白石麻衣の卒業後初となる紅白出演ということもあり、新しい乃木坂46の姿をアピールする絶好の舞台となるのではないでしょうか。
あの小室哲哉が作曲・編曲を手掛けた“Route 246”も話題となりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、医療従事者への感謝や感染拡大防止の呼びかけなどを目的として制作された楽曲“世界中の隣人よ”をご紹介します。
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Perfume
紅白への連続出場記録を13に伸ばしたのは、メジャーデビュー15周年・結成20周年イヤーを精力的に走り抜けているPerfume。
最先端の演出で日本のみならず海外の音楽ファンの度肝を抜き続けている彼女たちのこと、メモリアルイヤーにふさわしい革新的なステージを見せてくれるはずです。
天才プロデューサー・中田ヤスタカの手によるちょっとレトロな極上テクノポップチューン“Time Warp”の摩訶不思議なMVをご紹介しておきましょう。
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日向坂46
昨年の初出場から2年連続での出場となるのは“坂道シリーズ”の日向坂46です。
メンバーの齊藤京子は公式ブログの中で、昨年の紅白初出場を「今までで一番幸せな一日でした」と振り返っています。
2回目となる今年は夢見心地だった昨年と比べ、紅白の舞台に立っているという実感をより一層感じられる年になるのかもしれません。
今年は日向坂46名義としては初となるアルバム『ひなたざか』をリリースした彼女たち。
同作に収録されている大ヒット曲“ソンナコトナイヨ”のMVをご紹介させていただきます。
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BABYMETAL
結成10周年となる今年、ついに紅白初出場が決定した世界のメタルアイドル・BABYMETAL。
ヘヴィメタルの世界ではすでに世界的な成功を収めている彼女たちですが、老若男女が見つめる極めて大衆性の高い紅白歌合戦という舞台で、どのようなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか。
YUIMETALの脱退により2018年からは2人組ユニットとしている活動しているBABYMETAL。
2人体制になってからの作品として3rdアルバム『METAL GALAXY』がありますが、初出場となる今回はキャリアの中でも特に有名な楽曲を演奏することも予想されるため、YouTubeでの再生回数1億2,000万回超えの代表曲“ギミチョコ!!”をご紹介しておきましょう。
主役であるSU-METALとMOAMETALの両名はもちろんですが、超凄腕が揃ったバックバンドにも注目してみてください。
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MISIA
今回で5回目の紅白出場となるのは、“Everything”を筆頭に数多くの大ヒット曲を持つMISIA。
昨年の紅組のトリという大役を務めた彼女は、今年は番組の最後を飾る大トリとしての出演も噂されています。
しかし、11月15日に落馬によって胸椎を骨折、全治6週間とも伝えられる大怪我を負ってしまうことに。
現段階では出演のキャンセルは伝えられていませんが、従来通りの歌唱を披露できるところまで回復するかどうかは予断を許さない状態だと言えるでしょう。
これまでに発表したヒット曲の中からご紹介するのは、企画枠として初出場を果たすGReeeeNとのコラボ曲“アイノカタチ”です。
怪我の状態が心配されていたMISIAですが、12月19日に開催された東京国際フォーラムでのクリスマス公演でライヴ復帰を果たしました。
翌20日にも同会場で公演をおこない、力強い歌唱で集まったファンを魅了しています。(2020.12.21追記)
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milet
昨年リリースしたフジテレビ系ドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』のテーマ曲“inside you”でブレイクを果たしたmilet(ミレイ)も初出場組のひとり。
そのスモーキーな歌声はあのサザンオールスターズの桑田佳祐から絶賛されるなど、プロ中のプロの耳さえも虜にする魅力を持っています。
今年6月にリリースした1stアルバム『eyes』はオリコンチャート1位を獲得し、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのmilet。
彼女の存在を世の中に知らしめた出世作“inside you”のMVをご紹介しておきましょう。
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YOASOBI
12月23日に追加アーティストとして初出場がアナウンスされたのは、”小説を音楽にするユニット”のコンセプトで活動するYOASOBI。
2019年12月にリリースした初音源“夜に駆ける”の爆裂大ヒットにより2020年を代表するアーティストのひとりとして大活躍を見せてくれました。
デビュー曲、しかも配信限定でCDがリリースされていないという状況にもかかわらず、“夜に駆ける”は2020年の「Billboard Japan Hot 100」年間チャートを制するという快挙を達成しています。
YOASOBIのようにCDをリリースしていないアーティストが紅白歌合戦に出場するのは異例のことですが、音楽業界のデジタル化が急速に進んでいる昨今、このようなケースはこれからも続々と出て来るのではないでしょうか。
紅白の舞台で演奏されるのはもちろん“夜に駆ける”。
2020年もっとも聴かれた楽曲がどのようにお茶の間に鳴り響くのか。大注目です。
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LiSA
2年連続2回目の紅白出場となるLiSA。
今回の紅白でもっとも大きな注目を集めるアーティストのひとりだと断言しても過言ではないでしょう。
ご紹介するのはもちろん『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』の主題歌として大ヒットを記録している“炎”(ほむら)。
昨年はTVアニメ『鬼滅の刃』のオープニング曲“紅蓮華”を披露したLiSAでしたが、今回の“炎”では自らが打ち立てた“紅蓮華”という金字塔を凌駕する勢いで紅白の舞台を焼き尽くすことでしょう。
社会現象となった『鬼滅の刃』ブームの追い風を受け、LiSAの“炎”が今年の紅白における瞬間最大視聴率を記録する可能性が高そうです。
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Little Glee Monster
4年連続4回目の紅白出場となるのは、今や国民的女性ヴォーカルグループに成長した“リトグリ”ことLittle Glee Monster。
世界的ヴォーカルグループPentatonix(ペンタトニックス)とコラボした新曲“Dear My Friend feat. Pentatonix”も話題沸騰中です。
披露する楽曲としては、「NHK全国学校音楽コンクール中学校の部」として9月にリリースされた“足跡”が最有力候補となるのではないでしょうか。
同曲のCDにも収録されていたNHK東京児童合唱団とのコラボバージョンの再現もあり得るかもしれません。
紅白への出場を目前にした12月20日、メンバーの芹奈が体調不良により一定期間の休養・治療に専念することが発表されました。
芹奈自身の紅白出場は現在のところ未定ですが、グループ公式サイトからは「Little Glee Monsterは引き続き、かれん、MAYU、manaka、アサヒの4名で活動を継続して参ります」との報告がなされています。(2020.12.22追記)
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白組
紅組の強力ラインナップを迎え撃つのは、新人から大ベテランまで取り揃えた分厚いラインナップの白組です。
初出場組は紅組の半分となる3組ですが、大晦日を最後に活動休止期間に突入する嵐をはじめ、総勢7組のジャニーズ事務所所属アーティストが出場することが話題となりました。
12年ぶりに紅白の舞台に戻って来る日本を代表するロックバンドや2020年を代表する大ヒット曲で一躍有名になった新人アーティストなど、紅組に勝るとも劣らない注目アーティストが勢ぞろいしています。
嵐
紅白歌合戦の当日、2020年12月31日をもって活動を休止する国民的アイドルグループ・嵐。
当日は活動休止前のラストライヴとなる「This is 嵐 LIVE 2020.12.31」を生中継する予定のため、現地からの生中継形式での出場が濃厚です。
ヒット曲があまりにも多すぎる彼らなので、どの楽曲を披露するかは予想困難ではありますが、これまでに発表してきた名曲に新たな命を吹き込んだ“Rebornシリーズ”の中から“One Love : Reborn”をご紹介しておきます。
今回で12回目の紅白出場となる嵐。
この記録が13に更新される日をファンは待ち侘びているはずです。
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瑛人
紅白歌合戦の出場者が発表された時、もっとも大きな話題を巻き起こしたのが初出場となるワンダーボーイ・瑛人でした。
国営放送という立場上、特定の商品名などを放送に乗せないというスタンスを貫いてきたNHK。
その看板番組とも言える紅白歌合戦の舞台において、大ヒット曲“香水”に登場する「ドルチェ&ガッバーナ」というフレーズを歌うことができるのか?
「そのまま歌うはずだ」「いや、歌詞を変えるに違いない」など様々な意見が飛び交ったことは記憶に新しいところです。
しかし、誰がどう考えてもあの「ドールチェアーンドガッバーナーの」という節回しが“香水”の最大のフックラインであることは明白でしょう。
「あの歌詞は歌わせられない」という判断であれば最初から出演をオファーすることはないでしょうし、歌詞を変えることなく歌われる可能性が高いと思われますが、もしも変更した場合でもそれはそれで後世まで語り継がれる伝説的エピソードになりそうです。
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Official髭男dism
2年連続2回目の出場となるのは、今年も大ヒット曲を連発し、大物ロックバンドの座をさらに強固なものとした“ヒゲダン”ことOfficial髭男dism。
興行収入38億円を超える大ヒットとなった映画『コンフィデンスマンJP -プリンセス編-』の主題歌“Laughter”など数々の名曲で2020年を彩ってくれました。
昨年は大ヒット曲“Pretender”を演奏した彼らでしたが、今年の演奏曲はTBS系ドラマ『恋はつづくよどこまでも』の主題歌に起用され、YouTubeでのMV再生回数1億回超のモンスターシングル“I LOVE…”とズバリ予想します。
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関ジャニ∞
2012年の初出場から9年連続9回目の出場を果たすのは、ジャニーズ事務所所属の関ジャニ∞。
今回出場する7組のジャニーズ事務所所属アーティストの中では、嵐に次ぐ出場回数を誇る人気グループです。
今年8月にリリースされたシングル“Re:LIVE”は、大阪観光局によるプロジェクト「がんばろう日本!We are OSAKA」のテーマソングとして新型コロナ禍に苦しむ日本を元気づけてくれました。
未来への想いを力強く歌い上げるその歌声は、2020年という暗い一年を照らす光として大晦日のお茶の間に鳴り響くことでしょう。
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Kis-My-Ft2
同じくジャニーズ事務所所属の“キスマイ”ことKis-My-Ft2は、昨年に続き2年連続2回目の紅白出場となります。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響により4月からスタートする予定だったツアーは中止となってしまいましたが、10月には無観客ライヴ「Kis-My-Ft2 LIVE TOUR 2020 To-y2」をなんと東京ドームから生配信。
現在の環境で許される限度ギリギリいっぱいのプレゼントをファンに届けてくれました。
3月リリースの9作目となるアルバム『To-y2』に9月リリースのシングル“ENDLESS SUMMER”、今年発表した音源の双方をチャート1位へ送り込んでいるキスマイ。
ここでは彼らにとって最新のヒット曲となる“ENDLESS SUMMER”のMVをご紹介させていただきます。
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King & Prince
ジャニーズ事務所所属アーティストがさらに続きます。
3年連続3回目の出場を果たすのは、“キンプリ”ことKing & Prince。
2020年は映像作品『King & Prince CONCERT TOUR 2019』がチャート1位を獲得したのを皮切りに、シングル“Mazy Night”、アルバム『L&』とリリースする作品が軒並み大ヒット。
デビュー時から継続する連続初登場1位の記録を更新し続けています。
メンバーである岩橋玄樹の休養によって5人での活動が続いていますが、このまま紅白連続出場記録を伸ばし続けて、6人全員で名誉ある大晦日の舞台に立つ日が来るのを夢見ているファンも多いことでしょう。
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GENERATIONS
2年連続2回目の出場となるのは、7人組ダンス・ヴォーカルグループGENERATIONS from EXILE TRIBE。
初出場となった昨年は、ブラス隊やダンススクールの生徒を迎えた大所帯で“EXPerience Greatness”をエネルギッシュに披露してくれました。
今年は“ヒラヒラ”や“Loading…”といったヒット曲も生まれ、さらに勢いを増している彼ら。
ここでは5月に「ひとつになろうYou & I」を合言葉にリリースされた楽曲“You & I”をご紹介します。
緊急事態宣言が発出されるという未曽有の事態の中、この曲を聴いて勇気をもらったというリスナーも多いでしょう。
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SixTONES
記念すべき初出場を果たすのは、2020年1月にX JAPANのリーダーYOSHIKIのペンによるデビュー曲“Imitation Rain”で衝撃のデビューを飾ったジャニーズ事務所所属の6人組・SixTONES(ストーンズ)。
その後リリースしたシングル“NAVIGATOR”、“NEW ERA”の2曲も大ヒットを記録し、公式YouTubeチャンネルの登録者数は100万人を突破とまさに順風満帆なデビュー年を過ごしています。
来年は待望の1stアルバムの発売およびアリーナツアーが控えており、さらに大きく飛躍を遂げることは間違いありません。
ここでは鮮烈すぎるデビュー曲、“Imitation Rain”をご紹介します。
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Snow Man
同じく初出場となるのが、SixTONESと同日に“D.D.”でデビューを果たしたジャニーズ事務所所属の9人組・Snow Manです。
ジャニーズ事務所所属のアーティストが同日にCDデビューするということで大きな話題となった両グループですが、デビュー初年に揃って紅白初出場という快挙を成し遂げました。
今年12月にはグループで主演を務めた映画『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』が公開され、瞬く間に興行収入7億円を突破する大ヒットを記録。
2018年末でタレント活動を引退したジャニーズ事務所副社長・滝沢秀明氏の代名詞『滝沢歌舞伎ZERO』の映画化というプレッシャーをはねのけ、見事に結果を残してみせました。
紅白の舞台では、SixTONESとのデビュー曲対決の再現となるのでしょうか。
12月21日、所属するジャニーズ事務所からメンバーの宮舘涼太が新型コロナウイルスに感染したことが発表されました。
他のメンバーは全員陰性であることが確認されましたが、濃厚接触者として2週間の隔離生活を送る必要があるため、残念ながら紅白歌合戦への出場はキャンセルとなってしまいました。
一日も早い回復を祈るとともに来年のリベンジに期待します。(2020.12.24追記)
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福山雅治
紅白歌合戦の常連として12年連続13回目の出場となるのは、俳優・シンガーソングライターとして絶大な人気を誇る福山雅治。
ここ11年はカウントダウンライヴの会場からの中継という形での出演でしたが、今年は久々のNHKホール登場となるでしょうか。
12月8日には実に6年8か月ぶりとなる待望のオリジナルアルバム『AKIRA』をリリースしてファンを歓喜させました。
超有名曲を披露してくれる可能性もありますが、ここでは日本テレビ系ドラマ『#リモラブ 〜普通の恋は邪道〜』の主題歌で、最新アルバムにも収録されている珠玉のラヴソング“心音”のMVをご紹介いたします。
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Hey!Say!JUMP
7組目にご紹介するジャニーズ事務所所属アーティストは、4年連続4回目の出場となるHey!Say!JUMPです。
新型コロナウイルスが猛威を振るった2020年でしたが、シングル3作、アルバム1作、映像作品1作を発表するなど実に精力的な活動ぶりを見せた年となりました。
最新アルバム『Fab! -Music speaks.-』では「音楽×童話」というコンセプトを掲げ、誰もが知る童話をモチーフにした楽曲を数多く収録した意欲作に仕上げています。
今年リリースしたシングル3作はすべてオリコンチャート1位を獲得しており、どの楽曲を披露するのかは読めないところがありますが、ここでは現時点での最新シングルである“Your Song”をご紹介させていただきます。
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星野源
一昨年から2年連続でおげんさんとして紅白の舞台を盛り上げたシンガーソングライター・星野源は6年連続6回目の出場となります。
新型コロナウイルスの感染拡大によって外出自粛が叫ばれる最中に発表された“うちで踊ろう”は、ギターと歌だけの非常にシンプルな楽曲でしたが、「家でひとり音楽を聴いている自分は今、正しい行動をしているんだ」と確信させてくれるポジティヴなパワーを持った素晴らしい楽曲でした。
ご紹介する楽曲は、外出自粛期間中にすべての作業をひとりでこなして制作した完全宅録シングル“折り合い”です。
シンプルでローファイなサウンドですが、星野源というミュージシャンの人柄が伝わってくるような温かみのある楽曲に仕上がっています。
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Mr.Children
12年ぶりに紅白の舞台に帰って来るのは、国民的ロックバンド“ミスチル”ことMr.Children。
12月2日にリリースされた20thアルバム『SOUNDTRACKS』は初登場1位を記録し、その人気の高さを改めて見せつける結果となりました。
ここでご紹介するのは最新作に収録されている“Brand new planet”の映像ですが、「せっかく12年ぶりに登場するのだから、たった1曲じゃ物足りない!」というファンも少なくないはず。
紅白ならではのスペシャルな選曲に期待してしまうのは筆者だけではないでしょう。
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ゆず
2017年には大トリの大役を務めている紅白常連組のゆず。
今年で6年連続11回目の出場となります。
第70回の節目となる昨年は「紅白SPメドレー 2019ー2020」と題し、“栄光の架橋”と“SEIMEI”を披露した彼ら。今年はどんな選曲となるでしょうか。
今年はコロナ禍での開催ということもあり、ファンから「新型コロナウイルスが収束した、“そのとき”にしたいこと」を募って制作された楽曲“そのときには”をご紹介させていただきます。
新型コロナウイルスの収束は来年以降になりそうですが、必ずやって来るその日に備えて「“そのとき”にしたいこと」を胸の中で大切に育てておきましょう。
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特別企画
GReeeeN
企画枠として紅白初出場を果たすのは、4人組ヴォーカルグループGReeeeNです。
NHKの連続テレビ小説「エール」の主題歌である“星影のエール”を披露することが発表されています。
今回の紅白のテーマである「今こそ歌おう みんなでエール」ともリンクする、非常に重要な位置づけでの登場になることでしょう。
とはいえ、本業である歯科医師の仕事に影響を及ぼさないために、これまでメンバーの姿を一切明かしてこなかったことで知られるGReeeeN。
ついに生身のメンバーが登場するのか。最新テクノロジーを駆使した映像演出で匿名性を保ち続けるのか。
全国の視聴者が画面を見つめる中、彼らがどのようなパフォーマンスを披露するのか大注目です。
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YOSHIKI
世間がクリスマスムードに包まれる中、電撃的に出場が発表されたのはX JAPANのリーダー、YOSHIKI。
拠点とするロサンゼルスの地からX JAPANの名曲“ENDLESS RAIN”を披露することが発表されています。
SixTONESの“Imitation Rain”と合わせ、YOSHIKIのペンによる2曲の雨が紅白の舞台に降り注ぐことになるわけです。
スペシャルゲストとして、映画『ボヘミアン・ラプソディ』の世界的大ヒットで社会現象を巻き起こし、今年1月には日本ツアーを大成功させた伝説的ロックバンドQUEENからギタリストのブライアン・メイ、ドラマーのロジャー・テイラー、さらには2018年の紅白歌合戦でYOSHIKIと“Miracle”を共演したイギリスの女性歌手、サラ・ブライトマンが演奏にリモート参加することも決定。
紅白の歴史上もっとも豪華な世界的アーティスト揃い踏みの瞬間は絶対に見逃せません。
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第71回NHK紅白歌合戦・まとめ
『第71回NHK紅白歌合戦』の出場者の中から、Cal-Cha的注目アーティスト28組をご紹介しました。
改めて出場者のリストを眺めてみると、絶対に見逃したくないアーティストばかりで、そのラインナップの豪華さに驚かされます。
新型コロナウイルスの感染拡大下での無観客開催という史上初の紅白歌合戦は、後世まで語り継がれる伝説の回となることは間違いありません。
決して明るい年とは言えない2020年でしたが、「今こそ歌おう みんなでエール」を胸にNHKホールに集結したアーティストたちの歌の力は、2020年最後の夜を明るく楽しいものに変えてくれることでしょう。