三浦大知|紆余曲折を乗り越えた「和製マイケル」の魅力や経歴、オススメ曲とは…?

三浦大知|紆余曲折を乗り越えた「和製マイケル」の魅力や経歴、オススメ曲とは…?

子供の頃はFOLDERのメンバーとして活動し、変声期を迎えグループから抜けて一時芸能活動休業したことはありますが、持ち前の音楽センスやダンスパフォーマンスは健在

今の音楽シーンでも多くのファンを魅了しているアーティストとして活躍されている三浦大知さん。

歌唱力というよりはダンスパフォーマンスが圧巻で、一つのエンターテイメントとして多くのファンが魅了されているというのが正直なところでしょう。

そこで、今回は三浦大知さんに焦点を当て、経歴(歴史)やプロフィール、オススメソングベスト3を交えながら、彼の魅力をご紹介していきます。

三浦大知とは?


元FOLDERのメンバーで歌唱力・ダンスパフォーマンス力のずば抜けたアーティストといえば、やはり、多くの人が、真っ先に三浦大知さんの名を挙げるでしょう。

歌唱力もさることながら、何よりもダンスパフォーマンス力がずば抜けて高く、表現をすることにおいては、しっとりした楽曲であっても激しいノリノリの楽曲であっても関係なく聴き手の心に突き刺さるパフォーマンスが出来るアーティストですよね。

もちろん、6歳の頃から通っていたダンススクールや、FOLDER時代に培われてきたものがベースとなっていることは言うまでもない話・・・

しかし、彼の場合、一度芸能活動を離れていた時期もあり紆余曲折の人生を歩んでいます。

その原因は、変声期を迎え声質が変化したことだったわけですが、彼は歌うことを一時休む代わりにダンスに精進していたそうです。

グループが女性中心のFOLDER5となり、三浦大知さんの活躍する場所がなくなってしまったことは事実ですが、その苦しさに彼は負けずしっかり下積みを重ね続けてきたからこそ、ダンスパフォーマーとして光り輝いているのでしょう。

また、声が変わったとしても、そのことに屈することなく、多少の不安を抱えながらも、ボイストレーナーや周りの人たちの支えを受けながら、彼は自分の声を見つけ出しました。

きっと、諦めない心の強さが彼の中にあり、できることを何でもやってきたからこそ、世界が認めるアーティストとして成長できたのでしょう。

今後も、三浦大知さんにしか映し出せない音楽ジャンルで多くのファンを魅了してくれるはずなので、今後の活躍にも期待したいものですね。

三浦大知の経歴(歴史)は紆余曲折


幼い頃からダンススクールに通い、子供時代にはFOLDERのメインヴォーカルとして活躍されていた三浦大知さん。

しかし、長い芸能生活を振り返ってみると、決して順風満帆な芸能人生とはいえず、結構紆余曲折しながらも力強く前に進み続け今を迎えている印象が強いですね。

では、改めて、三浦大知さんのこれまでの経歴(歴史)を振り返ってみましょう。

ダンススクールに通い始めたきっかけ


三浦大知さんが音楽の魅力に出会ったきっかけは、故・マイケルジャクソンだったという・・・

当時まだ6歳の三浦大知さんが、英語の意味も音楽の善し悪しも全くわからず、ただマイケルジャクソンの楽曲を聴いて楽しんでいたらしく、次第に自身を楽しませてくれる音楽の魅力にとりつかれてしまったのです。

そして、戦隊ものやアニメヒーローなどの主題歌に自然と動きを合わせ踊るようになった三浦大知さんは、その様子を見ていた母のすすめを受けてダンススクールに通い始めたのだとか・・・

マイケルジャクソンの音楽との出会いというきっかけはあったものの、元々ポテンシャルとして、ダンスや歌の対する才能を持っていたのかもしれませんね。

FOLDER加入のきっかけ


先ほど、三浦大知さんは6歳の頃からダンススクール似通っていたとご紹介しましたが、そのダンススクールとは、安室奈美恵さんなど、数々のスターを輩出した沖縄アクターズスクール

三浦大知さんのほかにも、女優・満島ひかりさん、タレントAKINAさんなど、数多くの芸能人が誕生しています。

そして、沖縄アクターズスクールに通っていた三浦大知さんは、当時生徒だった

  • 満島ひかりさん
  • AKINAさん

たちとともに音楽ユニットFOLDERを結成。

ある意味、グループとして活動していくことで、ソロとしていきなりデビューするよりも、成功する可能性は高かったと考えていたのでしょう。

その考えはズバリ当たり、子供たちのみで結成していたという強みも生かしながら、子供向け番組『ポンキッキーズ』のレギュラーをゲット!

さらには、デビューシングル『パラシューター』が大ヒット!

一気にブレイクし、当時ハイトーンボイスで歌っていたこともあって、和製マイケルジャクソンと呼ばれるほど人気を博していたのです。

変声期による試練


順調にFOLDERのメンバーとして活躍していた三浦大知さんでしたが、2000年を迎え、ちょうど少年から青年へと成長し始めると、これまで出ていたハイトーンボイスが出なくなってしまいます。

しかも、無理して声を出そうとしていたこともあり、周りの大人たちが、

『無理しすぎて声を壊してしまったらいけない』

と、芸能活動を自粛させてしまったのです。

もちろん、それは三浦大知さんのことを考えてのこと・・・

しかし、結果として、彼はFOLDERを脱退することとなり、しばらく芸能活動を休業し、普通の中学生・高校生として過ごすことに・・・

それでも、歌や踊りを諦めきれなかった三浦大知さんは、歌を封印しながらもダンスレッスンに明け暮れ、しばらくした後、喉を痛めない程度にボイストレーニングも再開

5年という月日が経ってしまいましたが、再び芸能界という舞台に舞い戻ってきたのです。

男性なら誰もが通る変声期という時期を、三浦大知さんは一つの試練として乗り越え、たくましく成長しました。

また、単純に歌手として芸能界復帰しただけでなく、一時期、アメリカに渡り本場のダンスパフォーマンスを勉強して帰ってきているので、少年時代のようなハイトーンボイスは出なくなったかもしれませんが、歌手としてはさらに進化しています。

このことからもわかるように、この変声期という試練を乗り越え、歌を封印されていた時期も、出来ることからチャレンジし続けたからこそ、今の三浦大知さんがあるのです。

現在の三浦大知


FOLDER時代のハイトーンボイスを武器とした三浦大知さんとは異なりますが、彼自身、現在はダンスパフォーマンスという最強の武器を手に入れ、歌にも磨きをかけて芸能界で大活躍されています。

2017年末には初めてNHK紅白歌合戦に出場し、以降、3年連続出場を果たします。

また、

  • (RE)PLAY
  • EXCITE

など、彼がリリースした楽曲も大ヒット

今後、ますます音楽界を歌・ダンス双方で牽引し続けてくれることでしょう。

三浦大知のプロフィール


芸能活動を休止していた時期はあるものの、幼い頃から歌手・ダンスパフォーマーとして多大な活躍を続けている三浦大知さん。

紆余曲折の中でもアーティストとして大成しているのは、彼の人間性も大きく起因しているのではないかと思います。

では、アーティスト三浦大知としての成功の秘訣を探るべく、彼のプロフィール・人間性を掘り下げてみましょう。

マイケルジャクソンに影響を受けた幼少期


三浦大知さんは、1987年8月24日生まれ、沖縄県出身の32歳。

先ほどご紹介したとおり、幼少期はマイケルジャクソンに影響を受け育ったといっても過言ではありません。

彼自身英語も全くわからず、マイケルジャクソンの存在すら知らなかったのに、たまたまマイケルジャクソンの音楽映像を見て楽しいと感じ、それ以来、歌やダンスに夢中になったという・・・

それも6歳の頃に、マイケルジャクソンのCDを購入していた(おそらくご両親に買ってもらったのだと思いますが・・・)というのだから、その愛は本物といえますね。

ちなみに、三浦大知さんが、マイケルジャクソンの何に惹かれたのかというと、歌やダンスを楽しんでいる姿はもちろんのこと、ほかの誰にもまねできない唯一無二のパフォーマンスを見せたことが大きな理由だったようです。

そして、三浦大知さんは、将来はマイケルジャクソンのようなアーティストになりたいと、身近にあった戦隊もの・ヒーローもの番組の主題歌を聴きながらダンスする日々を過ごしていたのです。

沖縄アクターズスクールでの運命の出会い


そんな三浦大知少年を間近で見ていた彼の母親は、彼の才能をくみ取っていたのか、沖縄アクターズスクールでのダンスレッスンを受けるように、彼にすすめます。

母のすすめもあって、沖縄アクターズスクールに通うこととなった三浦大知少年は、後にFOLDERという音楽ユニットを組むこととなるメンバーたちと運命の出会いを果たすのです。

芸能界デビューを果たし20年以上という月日が経った現在、三浦大知さんは当時を振り返り、

『FOLDERのメンバーたちは、まさに兄弟のような存在』

と振り返っています。

  • AKINA(宮里明那)さん
  • HIKARI(満島ひかり)さん
  • ARISA(仲間愛里紗)さん
  • NATSU(阿嘉奈津)さん
  • MOE(石原萌)さん
  • JOE(仲間丈)さん

といった、同年代のメンバーとの出会いがなければ、もしかしたら今の三浦大知さんはなかったかもしれませんね。

今でも、AKINAさんや満島ひかりさんなどと会うこともあり、彼ら・彼女らとの絆を大切にしているそうですよ。

音楽・ダンスにとことんこだわるストイックな性格


運命の出会いを果たし、FOLDERとしても一時期活動しながら、変声期という壁にぶち当たり、紆余曲折していた三浦大知さん。

しかし、彼は、とにかく大好きな歌とダンスにこだわり抜きストイックな姿勢を貫き通しました。

できることなら何でもやろうと決意し、ボイストレーナーの師事を受け、日本での本格始動前にアメリカでダンスレッスンも受け、真のエンターティナーへと進化していきます。

まさに、好きなことならどんな苦労をも苦と思わないといったタフさ・ストイックさを持ち、一切の妥協も許さず、ファンに楽しんでもらえる音楽を追究しているのです。

一方、音楽を離れた三浦大知さんの性格は、謙虚で優しく誠実ともっぱら評判!

多くのファンから親しみやすいと愛され続けているのも、彼の性格の良さも大きく影響しているのでしょう。

確か、マイケルジャクソンも、生前に慈善団体に多額の寄付を贈るなどファンに対する愛情を振りまいていましたよね。

誰からも好かれるスーパースターという点では、まさに、三浦大知さん自身が幼少時代に魅せられたマイケルジャクソンに近づいているといっても過言ではないでしょう。

今後も、多くのファンから愛されるアーティストとして光り輝き続けてほしいと、三浦大知さんの活躍に期待しています。

三浦大知の交友関係


三浦大知さんは、先ほども少し触れたとおり、謙虚で優しく誠実な性格であるため、誰からも好かれていて交流範囲も非常に広いです。

例えば、沖縄関係だと、

  • 安室奈美恵さん
  • SPEEDのメンバー(島袋寛子さん・今井絵理子さん・上原多香子さん・新垣仁絵さん)
  • 満島ひかりさん
  • AKINAさん

など沖縄アクターズスクール出身メンバーを中心につながり合っています。

また、音楽関係では、

  • BoAさん
  • 絢香さん
  • 川畑要さん
  • KREVAさん

など・・・

ほかにもアスリート界では、岩坂名奈さん、新鍋理沙さん(ともに女子バレーボール選手で三浦大知さんのファン)ともつながりを持っています。

このように、三浦大知さんはジャンルを問わずにあらゆる人とつながっているアーティストなのです。

だから、一部から

「三浦大知さんがいる限り音楽業界は安泰」

だと評されているのでしょうね。

オススメソングベスト3


歌やダンスパフォーマンスだけでなく、人柄も魅力的で多くのファンから愛され続けている三浦大知さん。

そんな三浦大知さんの奏でる楽曲は、多くのファンの心に突き刺さる名曲ばかりです。

では、中でも筆者がおすすめする楽曲を3曲厳選してご紹介していきますね。

EXCITE


出典:YOUTUBE(三浦大知MV)

EXCITEは、三浦大知さんが2017年1月18日にリリースした21stシングル。

オリコン最高週間売り上げランキング1位になったこともある、三浦大知さんの大人気曲です。

特にサビのところでリフレインするメロディ構成はすごく耳に残りやすく、それでいてシックで格好良い曲調は、J-POPを聴いているというよりは、洋楽を聴いているかのような錯覚を起こさせる魅力的な楽曲とさえいえます。

ノリノリで楽しむというよりは、シックで大人の音楽を楽しむといった印象を持つ楽曲なので、落ち着いた夜にでもウイスキーを飲みながら聴いてみると、より味わい深く楽曲の世界観を感じることができると思いますよ。

Blizzard


出典:YOUTUBE(三浦大知MV)

Blizzardは、三浦大知さんの24thシングルで、アニメ映画『ドラゴンボール超 ブロリー』の主題歌にも起用されたスタイリッシュな楽曲。

とにかくポイントは、イントロから始まるリズムを奏でるベース・ドラムにあります。

激しく打ち鳴らすのではなく、静かに淡々と時折不気味に奏でていくことで、氷のヒリついた世界観を如実に描いているのです。

このリズム打ちは、Aメロ・Bメロに突入しても消えることはありません。

もちろん、多少の強弱はつけていますが、すごく不気味で暗く凍てついた世界観を表現していてすごく格好良いのです。

さらに、三浦大知さんらしい歌とメロディが氷の世界という独特のスタイリッシュさを醸し出しているのは魅力的!

ぜひ、三浦大知さんが奏でる氷の世界観を、『Blizzard』を聴きながら体感してみてください。

I’m Here


出典:YOUTUBE(三浦大知MV)

『I’m Here』は、三浦大知さんの26th(現在の最新)シングルで、TBSドラマ『病室で念仏を唱えないでください』の主題歌にもなっている楽曲です。

正直、三浦大知さんの楽曲の印象に対して、筆者個人はダークな印象を抱いています。

『どこか暗いのだけれどスタイリッシュで格好良い!』

それは昔のFOLDER時代に反比例するかのような三浦大知さんにしか描けない特別な世界観ではないでしょうか。

ところが、このI’m Hereは、そのイメージを完全に覆し、前を向いてポジティブに歩んでいく力強さと明るさを感じさせてくれるのです。

歌詞の世界観はもちろんのこと、曲調においてもどこか光が差し込むような明るさや疾走感が感じられます。

『自分を嫌いになったとしても、ただ生きているだけで良い!』

と力強く背中を押してくれる楽曲なので、日々の生活に不安を感じたり迷いが生じたりした人は、ぜひ、『I’m Here』を聴いてみてくださいね。

最新情報

ニューシングル「Backwards」発売日にYouTube Liveの開催決定!

新曲「Backwards」発売日の4月21日(水)20:00より、初のYouTube Liveを開催することを発表しました。
配信では、スペシャルゲストを迎え、リード曲「Backwards」のダンスの細かい解説をしながら、三浦大知本人が視聴者にレッスンを行うとのことです。
このような形で、ダンスレッスンを本人自ら行うのも今回が初となります。

最後に・・・

今回は、三浦大知さんの魅力を、彼の経歴(歴史)やプロフィール、おすすめソングベスト3を交えながらご紹介させていただきました。

三浦大知さんの魅力はなんといってもクールでスタイリッシュな音楽性華麗なダンスパフォーマンスにあります。

一時期、変声期の時に喉を酷使させないため芸能活動まで休止していましたが、そのことに負けずに、自分に適したパフォーマンスを模索しながら今のスタイルを完成させました。

ストイックでありながら、謙虚で優しく周囲からも好かれる性格は、今の三浦大知さんの音楽にも大きく反映されています。

ぜひ、みなさんも、一度、彼の音楽に触れて前向きな気持ちをチャージしましょう。

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