岡崎体育さんの手掛ける曲は一癖も二癖もあり、ポケモンの主題歌やMONKEY MAJIKとのコラボも実現。
中毒性のある曲は、色んな視点から音楽を楽しめることができます。
今回、岡崎体育さんがデビューに至るまでの経歴を振り返りつつ、どのような曲を手掛けたのかを紹介していきます。
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目次
岡崎体育とは?プロフィールを紹介!
音楽のきっかけは母親、そしてゲームから
岡崎体育さんは、音楽に囲まれた環境で育ったと言っても過言ではありません。
母子家庭で育った岡崎体育さんは、母親がイギリス・ロンドン出身のロックバンド「Queen(クイーン)」の追っかけをしていたことから、幼少時より海外のロックバンドを中心とした楽曲を聴くようになります。
中学時代にはアメリカのヒッポホップMC「Eminem(エミネム)」に衝撃を受け、お小遣いのほとんどを音楽に費やすほどにのめり込みました。
カナダのロックバンド「Sum 41(サム フォーティーワン)」には心酔するほどにはまり、この時には聴くだけでなく、自身で作曲を始めました。
その時に使用していたのが、ニンテンドーDSで発売された音楽ゲーム「大合奏!バンドブラザーズ」です。
これが、岡崎体育さんの音楽の原点となりました。
夢を諦めて就職を決意
音楽の道に興味を抱いた岡崎体育さんですが、順風満帆にデビューまでたどり着いたわけではありません。
高校や大学ではギターやベースを購入し、バンドを組んだりと精力的な活動を行っていました。
さらには動画投稿サイトのニコニコ動画を利用していましたが、それらがデビューに結びつくことはありませんでした。
大学を卒業した2012年には、音楽の道へ進むのを諦めて一般企業へと就職することを決めます。
諦めきれずに自ら退職
しかし、誰もが思うことですが、一度やろうと決めた長年の夢を簡単に諦めることはできません。
岡崎体育さんもまた同じで、一般企業へと就職しましたが、音楽の夢を諦めきれずに退職を決意します。
そして、この時に生まれたのが「岡崎体育」という音楽ソロ・プロジェクトであり、現在の大本の形となりました。
退職後は地元のスーパーマーケットでアルバイトをしながら、自主制作でのCDをリリース。ライブやフェスといった音楽活動を地道に続け、デビューを目指しました。
念願叶ってデビューを果たす
そんな地道な努力を続けていた岡崎体育さんに転機となる日がやってきました。
2014年。アマチュアとして出演していたライブでのパフォーマンスが、ソニーミュージック関係者(現在のマネージャー)の目に止まり、育成として契約を結ぶことになったのです。
そして、2年後の2016年5月にアルバム「BASIN TECHNO」をリリースし、念願のメジャーデビューを果たしました。
このときのアルバムはオリコンチャートでトップ10に入っただけでなく、iTunes J-POPアルバムチャートで1位を獲得しました。
添付されている曲は「BASIN TECHNO」に収録されている「家族構成」です。とてもクセがあり、耳に残る一曲となっています。
ちなみに岡崎体育さんは「4年やってメジャーデビューできなかったらあきらめろ」と親から言われていたそうです。
本人はその言葉に「27歳の夏までにメジャーデビューをする」とインディーズ時代から言い続けました。
そしてデビューを果たしたのが2016年5月。岡崎体育さんの当時の年齢は26歳10ヶ月。
有言実行とは、まさにこのことですね。そして、それを成し遂げたのも、岡崎体育さんがそれだけの努力をしたからでしょう。
岡崎体育の中毒性のある曲
岡崎体育さんの手掛ける曲は、なんと言ってもその中毒性です。
自らの音楽スタイルを「盆地テクノ」と称し、英訳した「BASIN TECHNO」は自身のアルバムやライブで着用するパーカーにも使用されています。
この盆地テクノは岡崎体育として初めて行ったライブから始まったそうです。
自らの出身地である「京都盆地」から命名されており、当時はそれほど深い意味があるわけではなく、盆地という言葉のキャッチーさと、テクノという言葉の響きが良かったからだと語っています。
また、上記以外にも理由はあるようで、インタビューでは付け加えて下記のように述べています。
「J-POPやテクノポップ寄りの音楽性だが、テクノという言葉が格好いいし、でもこれをテクノと言っては怒られてしまうので『盆地テクノ』と名付けて、お茶を濁している」
「同じ曲でも、何回見ても楽しんでもらえるように少し変えたり足したりするのが盆地テクノ流。そこを怠れば盆地テクノじゃない。山があり、盆があり、また山がある。変化が無ければ、ただの平地テクノになっちゃうから」
そんな独自スタイルによるパフォーマンスは音楽業界に新しい風を吹き込み、現在も多くの人から注目を浴びています。
文化庁メディア芸術祭を受賞した名曲
岡崎体育さんの曲の中で、もっとも認知されていると言っても過言ではない楽曲が「MUSIC VIDEO」です。
この一曲だけで、何度もテレビ出演を果たし、さらに2017年には「文化庁メディア芸術祭の”エンターテインメント部門新人賞”」を受賞しました。
世の中で出回っているMUSIC VIDEOのあるあるを歌った曲で、実際に観てみると確かにと頷ける内容のものとなっています。
この映像の後に他のアーティストの映像を観てしまうと、つい思い出してしまい、思わずニヤついてしまうかもしれません。
気分が盛り上がらない時に元気を与える、明るい曲となっています。
ポケモンやMONKEY MAJIKとのコラボ
岡崎体育さんの魅力はソロだけでなく、タイアップ曲やコラボでも発揮されています。
任天堂から発売された大人気ゲーム「ポケットモンスター」を原作としたアニメ「ポケットモンスター サン&ムーン」では主題歌を担当。
2017年4月12日発売「ポーズ」
2018年2月8日発売「ジャリボーイ・ジャリガール」
2018年10月7日発売「キミの冒険」
2019年1月25日発売「心のノート」
また、日本の4人組ロックバンド「MONKEY MAJIK(モンキーマジック)」とのコラボをしたことでも有名です。
きっかけは、ヴォーカルとギターを担当するMaynard Plant(メイナード・プラント)が岡崎体育さんのファンだったことにあります。
いつかコラボできればと考えていたところ、NHK連続テレビ小説「まんぷく」で共演する機会に恵まれました。
「日本語に聞こえる英語、英語に聞こえる日本語」をテーマに曲が制作され、様々なフレーズから煮詰めていった結果、80’sテイストの曲が完成しました。
MONKEY MAJIKが歌うベタなラブソング。そして、留学生を演じる岡崎体育さんの留学生活ネタが織り交ぜられた一曲となっており、同時に行われるパフォーマンスがとても印象的です。
新しい音楽を作り続ける岡崎体育に期待!
以上、岡崎体育さんの紹介でした。
良い意味でも悪い意味でも話題に事欠かない岡崎体育さんは、今後も多くのファンを盛り上げてくれることでしょう。
これからも岡崎体育さんの活躍には期待したいですね。
ここまでご覧いただきありがとうございます。
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