「コブクロ」2人の年齢、名前、意外な経歴とは…?

「コブクロ」2人の年齢、名前、意外な経歴とは…?

二人組音楽デュオの1組として、多くのファンから愛され続けているコブクロ。

人気絶頂にもかかわらず、2011年8月~2012年1月まで、一時期休業していたこともありましたが、その後も、

  • STAGE(テレビドラマ『警視庁・捜査一課長』主題歌)
  • 未来(映画『orange』主題歌)

など、数々のヒットソングを輩出していますよね。

本記事では、そんなコブクロのこれまでの経歴(歴史)や音楽的魅力、オススメの楽曲をご紹介していきます。

是非この機会にコブクロの魅力に触れ、彼らが奏でる音楽の世界観を体感してみてくださいね。

コブクロとはどんな音楽ユニット


スキマスイッチ、CHAGE and ASKA、ゆずなど、多くの音楽ファンを魅了し続けてきた人気音楽デュオたち。

その中の一つとして、今もなお多くのファンから愛され続けている人気音楽デュオと言えば、やはり『コブクロ』が筆頭格と言えるのではないでしょうか。

筆者個人としては、テレビアニメ『バクマン。』の主題歌にも起用された、名曲『Blue Bird』を通じて、始めて彼らのことを知ったわけですが、実にハーモニーの美しい音楽デュオですよね。

では、早速、コブクロがどんな音楽ユニットなのかご紹介していきます。

コブクロはハーモニーが魅力の人気デュオ

コブクロは、ヴォーカル担当の黒田俊介さんと、ギター・コーラス担当の小渕健太郎さんの二人で結成された音楽ユニット(デュオ)。

やはり、彼らをブレイクさせた楽曲と言えば、名曲『桜』と、ドラマ『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』の主題歌に起用された『蕾(つぼみ)』ではないでしょうか。

1音ごとに心に響き、思わず涙がこぼれるほど、彼らのハーモニーが実に美しく癒やされてしまいます。

ポイント

オペラのように単に美しいだけならば、単純に歌がうまいと思うだけで素通りしてしまいますが、コブクロは、歌がうまいというよりは、彼らの奏でる音そのものが暖かいのです。

どんなに辛く苦しくても、彼らの奏でるバラードソングの全ての音が、優しく包み込んでくれるので、泣けるんです。

そして、思い切りなき終わった後、どこかスッと心が落ち着き癒やされていく・・・

そういった優しい楽曲が実に多く、これまでも多くのファンを魅了し続けてきました。

確かに、ロックバンドのような激しさを持っているわけではないので、激しさを求めている音楽ファンには物足りなさを感じてしまうかもしれません。

MEMO

あくまでコブクロは、バラードに特化した(一部コラボユニットの楽曲など例外もありますが…)音楽ユニット(デュオ)であり、泣ける歌が歌えるアーティストです。

もし、まだ、コブクロの楽曲を聴いたことがないという人がいれば、先程タイトルを挙げた、

  • STAGE
  • 未来
  • Blue Bird
  • 蕾(つぼみ)

あたりから聴き始めてみると、彼らのハーモニーに感動して思わず涙がこぼれ、気がついたらコブクロにはまってしまう自分を発見できますよ。

コブクロの歴史


バラードソングが秀逸で、多くのファンを、独特のハーモニーで魅了し続けてきた人気デュオのコブクロですが、ここからは、彼らのこれまでの歴史を振り返ってみましょう。

元々は、全く別の道を進んでいた小渕健太郎さんと黒田俊介さん・・・

小渕さんは、宮崎から大阪へ上京し、サニックスの営業として仕事をしながら、休みの日に路上ライブをされていました。

一方、黒田さんは、大阪でストリートミュージシャンとして活動。

そんな二人が、偶然にも大阪・堺市の商店街で出会い、意気投合し1998年5月にデュオを結成。

当時はどちらかというと、黒田さんのギターがお世辞にもうまくなかったために、小渕さんがサポートする目的でギターを弾きコーラスを付けていたに過ぎませんでした。

ところが、商店街で200人~300人規模で観客が集まると、次第に二人の音楽の形ができあがっていき、黒田さんからの誘いもあって、正式に『コブクロ』が結成されます。

MEMO

ちなみに、コブクロとは、二人の名字(小渕(こぶち)、黒田(くろだ))から、『こぶ・くろ』と取って、コブクロになったそうです。

意外とシンプルなネーミングですが、デュオとしての音楽性を考えると、これくらいシンプルなユニット名の方が、マッチしやすいでしょうね。

本格的な音楽活動・事務所設立

さて、コブクロが結成された同年12月、二人は現在の所属事務所社長・坂田美之助氏と運命の出会いを果たします。

さらに、小渕さんが音楽活動に専念するためにサニックスを辞職。

所属事務所『ミノスケオフィスコブクロ』を設立し、本格的に音楽活動に入っていきます。

MEMO

2000年には大阪・梅田のバナナホールでワンマンライブも開催しますが、当時は、それほどまでに人気があったというわけではありませんでした。

どちらかというと、ライブ活動が中心で、その中で、次々と楽曲をリリースしていったという感じですね。

コブクロの運命をも変えた大ブレイクのきっかけ

ところが、2005年11月、12thシングル『桜』のリリースと共に、コブクロは全国区で大きく認知され、大ブレイクを果たしていきます。

そして、そのブレイクを決定づけたのが、14thシングル『蕾(つぼみ)』といって間違いないでしょう。

ポイント

『蕾(つぼみ)』は、フジテレビ月9ドラマ『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』の主題歌に起用された楽曲です。

このドラマは、リリーフランキーさんの同名小説を原作に用いた泣けるドラマで、『蕾(つぼみ)』はドラマの世界観を語る上で、最高の主題歌となりました。

そのこともあり、桜で知名度を上げたコブクロは、この『蕾(つぼみ)』で、一気に全国区の人気デュオへと躍進していくのです。

そこからしばらくは、順風満帆な音楽人生を歩み、

  • 流星
  • Blue Bird
  • 紙飛行機
  • 奇跡
  • 未来

など、様々な人気楽曲を世に輩出し、かつては日本が誇るトップデュオとして人気を博したCHAGE and ASKAをも超える、人気デュオとして多くのファンから愛され続けています。

元々音楽活動されていた二人が、偶然出会い、そして、デュオを組んで、これほどまでに素晴らしいハーモニーを奏でるようになったとは・・・

改めて、コブクロという音楽デュオが、凄い存在であることを痛感させられた気がします。

ぜひ、今後も、その素敵なハーモニーで、多くのファンの心を癒やす音楽を奏で続けてほしいと期待しています。

コブクロメンバーのプロフィール

小渕健太郎

小渕健太郎さんは、1977年3月13日生まれ、宮崎県宮崎市出身の42歳。

日本民謡をたしなんでいた家計の長男として育ち、音楽には子供の頃から関心を持っていました。

MEMO

高校時代に、当時所属していたバドミントン部を退部し、ギターを弾くようになると、あちこちの文化祭に参加してはライブパフォーマンスをするようになっていたとか・・・

高校時代には既に、ストリートミュージシャンの基盤ができあがっていたわけですね。

高校を卒業し、本当ならば服飾関係の道に進みたかったけど、親の反対も受けてその道を断念し、太陽光発電の設備などを手がける企業・サニックスに入社。

1997年冬には中学時代の同級生と結婚し、その翌年(1998年)には主任に昇格し、大阪・境視点に転勤します。

黒田俊介との運命の出会いから現在まで

大阪・堺市へ転勤した小渕さんは、仕事も落ち着いてきたのか、休みの日には路上ライブを行うようになり、そのことをきっかけに、偶然にも今のパートナーである黒田俊介さんと出会います。

黒田さんとの出会いによって、完全に彼の歌声に惹かれていった小渕さんは、黒田さんから『オリジナル曲は作らないの?』と聞かれたこともあって自身で作った曲を黒田さんにプレゼントすることに・・・

黒田さんのギターがお粗末すぎたことをきっかけに、彼のサポートとしてギター・コーラスを担当することになり、今のコブクロの形が成り立ちました。

さらに、大阪の商店街で、路上ライブを実施し、200~300人集まるようになると、少しずつプロとしての音楽家集うに意欲を燃やすようになり、現事務所社長・坂田美之助氏と出会いプロデビューへ・・・

コブクロだけのための所属事務所『ミノスケオフィスコブクロ』を設立し、音楽活動二千年するようになると、これまで勤めていたサニックスを退職してしまいます。

そして、代表曲『蕾(つぼみ)』、『桜』などを生み出し(ちなみに桜は黒田さんと路上ライブしていた頃に作っていた楽曲の一つ)大ヒットさせていくのです。

黒田俊介

黒田俊介さんは、1977年3月18日生まれ、大阪府堺市出身の42歳。

サングラスと身長の高さ(193cm)がトレードマークとなっている元ストリートミュージシャンで音楽家。

元々大阪・堺市で路上ライブをしながら音楽活動していた黒田さんは、当然作曲も行っていましたし、ギターも弾き語りしていました。

ところが、それほどギターの腕がうまかったわけではなく、1998年に今の相方である小渕さんと出会い意気投合したことによって、ヴォーカルに集中することに。

小渕さんにギター・コーラスを担当してもらい、二人で路上ライブを繰り返すようになっていったわけです。

さらに、二人はコブクロを結成し、『桜』、『蕾(つぼみ)』などの大ヒットソングをリリースし、世の中の音楽シーンを変えていきます。

人気絶頂の中の休業

コブクロとして音楽活動した小渕さんと黒田さんですが…。

実は2011年8月に、小渕さんが発声時頸部ジストニアという病気にかかったことで約8ヶ月間、音楽活動休止(休業)されています。

人気絶頂にもかかわらず、音楽活動を休止させなければいけなくなったわけですから、二人にとっても大きな痛手だったことに違いないでしょう。

ただ、これはある意味、しっかり休んで先の長い音楽人生に備えろというメッセージだったのかもしれません。

というのも、相方である黒田さん自身も持病の腰痛を悪化させ、満身創痍だったからです。

結果、二人はしっかり休養(治療)した上で、2012年4月に音楽活動を再開させ、今に至っています。

数々の名曲を生み出したコブクロですが、決して、その音楽人生は順風満帆ではなかったと、彼らの経歴(歴史)からも伺えますね。

今後、時に紆余曲折しながらも、彼らなりの音楽と真摯に向き合い、多くのファンを感動させる楽曲を輩出してくれると思いますので、これからのコブクロにも期待し続けたい物ですね。

コブクロのオススメ曲紹介!

蕾(つぼみ)


蕾(つぼみ)は、コブクロの14thシングルで、ドラマ『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』の主題歌にも起用された、珠玉のバラードソングです。

ポイント

この楽曲は、『桜』以上にヒットし、一気にコブクロを全国区に押し上げたきっかけを作った曲と言うべき、彼らの代表曲でもあります。

テーマは「亡き母への思い」とのことです。

決してそれだけが歌詞の世界観で奏でられているわけではなく、儚くいつか散ってしまう命の尊さと向き合うことを一つのテーマに描かれているのではないかと思います。

だからこそ蕾(つぼみ)は、卒業ソングの一つとして若者たちから高い支持を受けているのでしょう。

曲調も、かなりゆったりして、一音ごとずっしりと響き、全体を通して優しく私たち聴き手を包み込んでくれます。

それこそ、無償の愛で受け止めてくれる母のぬくもりのようなものを、感じさせてくれるのです。

そして、コブクロの最も強みであるハーモニーの豊かさが、凄く心地よく何度聴いても飽きることがありません。

日々の忙しさに疲れ、どこかで寂しく悲しい思いをされている人は、ぜひ、蕾(つぼみ)を聴いてみてください。

きっと涙と共に心が癒やされ、明日を生きる活力に繋がるはずですよ。


コブクロを語る上では、本来、近年の楽曲をオススメするべきなのかもしれませんが、やはりどうしても外せない楽曲です。

桜は、2005年12月にリリースされた12thシングルで、ゆったりしたテンポが独特のバラードソングです。

先程も少し触れましたが、実は、桜は、彼らがストリートミュージシャンとして活動していた頃にできあがっていた楽曲で、コブクロの歴史そのものと言っても過言ではない楽曲です。

どんな花にも命があり、時間と共に成長していく・・・

その愛おしさが歌詞の節々にちりばめられていて、ゆったりとしたテンポの中にぬくもりを感じさせてくれるという点では、蕾(つぼみ)と同じ。

ただ、成長していく様子を描いた楽曲であるだけに、まさにタイトル通り、桜ソングとして認知されているところも多いですね。

特にこれから春先に向けて多くの学生たちが、卒業を経験されることでしょう。

その中で、卒業ソングの一つとして、一度聴いてみてください。

きっと、次のステージを歩んでいく勇気と、原点を思い出させるきっかけを与えてくれるはずですよ。

Blue Bird


Blue Birdは、2011年6月にリリースされた、コブクロの20thシングル。

人は新たなステージに立つとき、わずかながら新たな気持ちで勇気を持ってポジティブに前に進んでいますよね。

色々な現実を目の当たりにして、いつの間にか心が折れてしまい、どこか人生にさえ諦めてしまう自分に遭遇してしまう…。

色々なしがらみを取り払い、仲間たちと共存共栄を考え動いていたはずが、こいつウザいとみられ仲間はずれにされていく…。

もちろん、それにも原因はあるんでしょうけど、いつしか心が折れてしまい疲弊しきってしまったことで、ネガティブに物事を考えてしまうようになってしまう・・・

きっと多くの人たちが、どこか、そのような悪循環の中で生きているんじゃないでしょうか。

Blue Birdは、そんな人たちが少しでも明るく前を向いて、人生を歩んでいけるような応援ソングとなっています。

しかも、コブクロにしては珍しく、サビから楽曲がスタートし、比較的アップテンポでリズムが刻まれている・・・

これは、癒やしというよりは、これからの時代を歩んでいる若い世代を象徴とした、勢いだったり元気さだったりをもう一度取り戻そうという気持ちが込められているからだと思います。

最新情報

9カ月ぶりのニューシングル「両忘」発売決定

9カ月ぶりのニューシングルとなる「両忘」(りょうぼう)を7月7日に発売することが発表されました。

今までのコブクロにないようなテイストの楽曲になっているということで、期待が高まります!

10thアルバム「Star Made」発売決定

コブクロにとって約5年ぶりとなるニューアルバム「Star Made」には映画の主題歌だった「心」や漫画とのコラボソング「君になれ」、スポーツ番組のエンディングテーマであった「Star Song」など全15曲が収録されています。

初回限定版とファンサイト会員限定版にはDVDが付属しています!

久しぶりのアルバム発表となったのでファンの方は是非手にとってみてください!

最後に・・・

以上、人気音楽デュオ『コブクロ』経歴や楽曲をご紹介させていただきました。

コブクロの魅力は、それぞれが人生の中で培ってきた音楽性を見事に調和させたハーモニーにあります。

たまたま大阪・堺市で出会ったふたりが、これほどまでにハーモニーを響かせ多くのファンの心を感動させていく・・・

その優しさ・暖かさは、今後も彼らの大いなる武器として、ファンの心を掴んでいくと思います。

コブクロの楽曲は、いずれも時に優しく時に元気を与えてくれますので、どこかで躓き疲れた時に一度聴いてみてください。

生きる勇気や哀しみを払拭する暖かさを受けられるので非常にオススメですよ。

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