今まで数多くの名曲を生み出してきた米津玄師。
2021年の1月には5thアルバムの「STRAY SHEEP」がダブルミリオンを達成し、日本人ソロアーティスト作品としては史上初の快挙となりました。
「STRAY SHEEP」に収録されている「Lemon」は、2021年7月時点で、YouTubeのMV再生回数が6.8億回を突破し、国内アーティスト史上ダントツで1位という偉業を成し遂げています。
自身のYouTubeのチャンネル登録者数は、2021年7月時点で595万人となっており600万人も目前…!
この記事では、アーティストとして快進撃を続けている米津玄師が2021月6月16日にリリースした「Pale Blue」とカップリング2曲を含めた、間違いなく名曲と呼べる最新の3曲をご紹介していきます!
目次
Pale Blue
「Pale Blue」はTBS系金曜ドラマ「リコカツ」の主題歌として作られたラブソングです。
オリコン週間デジタルランキングでは4週連続で1位を獲得し、Billboard JAPAN HOT 100でも1位に輝いています。
MVの再生回数は公開から約1ヶ月で既に3,000万回を突破しており、長く語り継がれていくラブソングになることは間違いないでしょう。
▼「Pale Blue」▼
これまでにも多くのラブソングを手がけてきた米津玄師ですが、真っ向からラブソングに向きあったのは「Pale Blue」が初めてでした。
曲を作るためには、恋愛の本質を理解しなければいけなかったため、米津玄師の人生史上最も難しい曲作りとなったそうです。
特筆すべきは、歌い出しのハイトーンであり、この歌い出しこそが、恋愛がいかに衝撃的かを表現してくれています。
とてつもなく大きなテーマである「恋愛」を見事に音楽で表現した、米津玄師渾身のラブソングです。
ゆめうつつ
日本テレビをはじめとしたNNN系列の報道番組news zeroのテーマ曲として作られた曲です。
発売された週のオリコン週間デジタルランキングでは「Pale Blue」に続き2位にランクインしています。
この曲の制作はとても大変だったということです。放送まであと9日という段階でも制作は終わらず、本当に間に合わないと思ったと後に本人が語っています。
また、この曲には新型コロナウイルスによって湧き出る負の感情が込められており、負の感情をいかにポップソングに落とし込むかという葛藤があったそうです。
さらに報道番組ということもあり、歌詞の言葉選びにも普段以上に気を付ける点が多かったといいます。
そんな葛藤の末、優しい歌詞と独特な世界観において、見事に報道番組のテーマソングを作り上げました。
米津玄師のアーティストとしての才能あふれる一曲となっています。
死神
「Pale Blue」収録の3曲目となる「死神」は、MVが公開されてからわずか2日で430万再生を記録し話題になりました。
こちらもオリコン週間デジタルランキングでは3位にランクインし、なんとその週のTOP3を米津玄師さんが独占。
TOP3を同一アーティストが独占するのは史上初で、米津玄師が成し遂げてきた数々の快挙の中で最も新たなものとなりました。
「死神」は「Pale Blue」「ゆめうつつ」とは全く異なり、米津玄師が作りたいように自由に作った1曲です。
曲の中に足音やろうそくを吹き消す音などの音が入っていることも、この曲を面白くしている要素の一つです。
そんな中にも彼らしいこだわりが沢山詰まっていて、例えば足音に関しては、収録するためにいろいろな靴を持参したそうです。
また、ろうそくを吹き消す音もろうそくの形状によって異なることがわかり、新しい発見があったと喜ばれていました。
MVでは米津玄師さん自身が、噺家・観客・スーツ姿の死神を演じられていることも話題を呼ぶ理由の一つと考えて間違いないでしょう。
米津玄師さんワールドを味わいたい方にはオススメな一曲となっています。
まとめ
ここまでご覧いただきありがとうございます!
米津玄師さんの11枚目のシングル「Pale Blue」に収録されている3曲をご紹介しました!
3曲全てから米津玄師さん独特の世界観を感じることができ、圧倒的な歌唱力には心踊ること間違いなしです。
また、米津玄師さんのアーティストとしての類まれなる才能を再確認することができる曲でもありますね。
2021年で30歳を迎えた米津玄師さんが、この先どのような曲を世に残してくれるのか、今後にも期待にして胸が高まります。