Yaffle – 謎に溢れた名プロデューサーの経歴や魅力|手がけた作品は?

Yaffle – 謎に溢れた名プロデューサーの経歴や魅力|手がけた作品は?

藤井風をはじめ、さまざまなアーティストの作曲や編曲、プロデュースを務めるYaffle(ヤッフル)。

関ジャム完全燃SHOWやスッキリ、めざましテレビなどにも出演し、今最も注目されているプロデューサーです。

今回はそんな彼の活動や魅力、手がけた作品などを紹介!
今後より活躍していくであろうYaffleをぜひチェックしてみてください。

Yaffleのプロフィール


活動名義:Yaffle(やっふる)
本名:小島裕規(こじま ゆうき)
生年月日:1990年3月3日
出身地:東京都

音楽漬けの学生時代


大学在学中の2010年頃から作曲・編曲をスタートさせたYaffle。
幼少期は音楽教室に通ったり、ピアノを習ったりと音楽がいつも側にある環境で育ちました。

高校に入学してからは吹奏楽部に入部し、セクションリーダーを担当。全体を仕切ったり、自分で楽譜を書いたりとオーガナイズすることを楽しんでいました。

さらに、吹奏楽部と同時にバンド活動をしながら、楽器それぞれのパートを録音してミキシングも行なっており、学生時代からすでにプロデューサーとしての才能が開花され始めていたようです。

大学は国立音楽大学の、作曲専修に入学しクラシックを専門的に学びました。
インタビューでは、当時学んで得た考え方や手法が、ポップスのフィールドで活動する今に活かされていると話しています。

MEMO

ミキシングとは録音した各パートの音色や音量バランスなどを調整することをいいます。

TOKA(旧Tokyo Recordings)を設立

2014年にアーティストの小袋成彬(おぶくろなりあき)を含めた数名で、レーベルTOKA(旧Tokyo Recordings)を設立。

音源制作・映像・CDの梱包など全て自分たちで行ないながら、当時から先駆的な作品を作り続けていました。
2015年に会社を法人化し、2021年に会社名を「株式会社TOKA(トーカ)」に変更しています。

常に先を見据えながら、高い感度で作品を生み出す彼らの動きに今後も注目です。

あわせて読みたい!

プロデュースを手がけるアーティスト

Yaffleは数々の実力派アーティストの曲をアレンジ、楽曲提供をしています。

音楽シーンに新しい風を吹き込んだ藤井風(ふじいかぜ)の楽曲は全てYaffleがプロデュース。デビュー曲である「何なんw」から始まり、2021年にリリースされた「燃えよ」まで、さまざまなアレンジで色彩の異なるサウンドを作り続けています。

ほかにも小袋成彬(おぶくろなりあき)・iri(イリ)・SIRUP(シラップ)・adieu(上白石萌歌)・柴咲コウ・高岩遼(SANABAGUN.)・Capeson(尾崎裕哉)・Dean Fujioka(ディーン・フジオカ)など名だたるアーティストがYaffleに楽曲提供を依頼。

それぞれの魅力を最大限に引き出してくれるYaffleだからこそ、安心してプロデュースを頼めるのかもしれませんね。

あわせて読みたい!

CM・映画音楽も制作

アーティストへの楽曲提供だけにとどまらず、現在はCMや映画音楽など多岐に渡って活動しているYaffle。

西野亮廣が脚本・監督を務めた「えんとつ町のプペル」や欅坂46の平手友梨奈が主演している「響」をはじめ、2021年6月に公開された菅田将暉やFukase(SEKAI NO OWARI)が主演する「キャラクター」の劇中音楽もYaffleが手がけています。

映画「キャラクター」は連続殺人事件が起こるダークエンターテイメント。
映画を見た人の感想の中には「音楽が痺れました」「音楽と映像がマッチして緊張感が高まりました」などの声もあり、音楽がストーリーの不気味さや恐怖をより引き立てていたことがわかります。

アーティストへの楽曲提供だけでなく、映画音楽も手がける彼の才能とセンスは計り知れません。

MEMO

キャラクターの主題歌「Character」は、ずっと真夜中でいいのに。のACAねとRin音、Yaffleの3名が担当。不穏な空気感漂うYaffleのサウンドに注目です。

ソロ名義でも活動

Yaffleは2018年からソロプロジェクトも行なっています。
アーティストのストーリーなども考慮しながら制作するプロデュースワークから一度離れ、自由に音楽を作りたくてスタートしました。

1stシングル「Empty Room feat. Benny Sings」を皮切りに、EP「Op.2-4」や「Summer feat. Linying」、「La Nuit feat. Fabienne Debarre」をリリース。主に海外アーティストとセッションを行っており、2019年の「UNIKA feat. Raphael Gualazzi」発表後は、ドリームポップミュージシャンのNick Moon(ニック・ムーン)との共作「Lightning Surrender」をリリースしています。

2020年9月には自身初となる1stアルバム「Lost, Never Gone」を発表。
前作でもフューチャーしたオランダのシンガーソングライターBenny Sings(ベニー・シングス)や、Nick Moonをはじめ8名のアーティストとコラボしています。

本作はタイトルを意味する「喪失を悲しむ必要はない」をコンセプトとしたアルバムで、フィーチャーしたアーティストごとに楽曲の色違えど、統一感のある作品に。

プロデュース作品とはまた違った、Yaffle自身の音楽性や世界観がより堪能できます。

この記事をシェアをしよう!

この記事を書いた人

この記事に関連するタグ

関連記事

新着記事