今回は女子高生を中心に10代の女性から大人気、フィメールラッパーのちゃんみなをご紹介します。
「BAZOOKA!!!高校生ラップ選手権」のMCバトルで一躍注目されて、地上波のバラエティ番組に出演したことで瞬く間に人気になりました。
「JKラッパー」や「未成年」ということから注目されましたが、そういったキーワードには収まりきらないのがちゃんみなです。
女性のラッパーはまだまだ珍しいので、HIP-HOPを始めたきっかけなど、ちゃんみなってどんな人?にポイントを置いて詳しく見ていきましょう!
ちゃんみなのプロフィール
ちゃんみなの本名は、もしかすると逆にしたみなちゃん?
正解です!
乙茂内美奈(おともないみな)さんなので、ちゃんみなという芸名にしているみたいです!
1998年10月14日に韓国で生まれ、日本人の父親と、韓国人でバレリーナの母親を持ち、日本語、韓国語、英語と3ヶ国語を喋れるトリリンガルのラッパー・シンガーです。
1歳半の頃にはもう「ママ、私歌手になっていい!?」と言っていたことから、幼少期からバレエ、ピアノやバイオリン、ダンス、歌を学んでいました。
お母さんがお腹の中にいるときから、この子は歌が上手くなりますようにと言っていたこともあって、全面的に応援してくれていたそうです。
3歳までは韓国で過ごし、6歳の頃までは韓国と日本とアメリカを行き来する環境で育ちます。
小学校から東京の練馬区で暮らし始めると、HIP-HOP、JAZZ、GIRLSなどのダンスを本格的に始めます。
この頃に、韓国のボーイズグループ「BIGBANG」の、短編映画のような「Haru Haru」のMVを見て「私がやりたかったことをやってる!」と感動してラップにのめり込みます。
中学生になると歌を始めて、高校生でシンガーとして韓国デビューを目指すようになります。
韓国語で制作したオリジナル曲でオーディションを受けていると、高校2年生のときに事務所から声がかかりました。
実際に韓国に行くとなると悩んでしまって、すぐには返事ができずに1ヶ月待ってもらいました。
そのことを同級生の”めっし”に相談すると、行かないで!と泣いて止められたので韓国行きを諦めたとか。
あるインタビューによると”めっし”は相方となっていて、めっしをフィーチャリングしたシングル「未成年 feat. めっし」もリリースされています。
そんなときに「BAZOOKA!!!高校生ラップ選手権」を見つけます。
https://www.youtube.com/watch?v=_d2Lut3M8OU
即興で1対1のバトルラップをするフリースタイルはそれまで全く経験がなかったのですが、流行っていたからという理由で応募しました。
本来は、トラックを作り込んでパッケージした、音楽としてのHIP-HOPが好きなんだそうです。
ここで同じ女子高生の「Rei©hi」に勝ったことで、JKNo.1ラッパーの称号を得ました。
会場では白熱したバトルを繰り広げましたが、2人は遊びに行ったり、ちゃんみなのラジオに「Rei©hi」が出演するなど、実際には仲良しです。
ちゃんみなは、たまたま戦うことになった同じラッパーを、デイスる(けなす)のは好きではないと語り、もうバトルラップはやりたくないとか。