待望の新曲「Be My Love」を発表!「阿部真央」のプロフィール・経歴・魅力とは…?

待望の新曲「Be My Love」を発表!「阿部真央」のプロフィール・経歴・魅力とは…?

持ち前の歌唱力の高さを活かし、様々なテーマに基づいた曲を紡ぎ出す女性シンガーソングライターの阿部真央さん

大勢の聴き手にとって共感性の強い歌詞で紡ぐ阿部さんの曲作りのセンスは、同業のアーティストからも評判です。

2020年8月12日にはニューシングル「Be My Love」の配信リリースが決定しており、約4か月ぶりの新曲にファンを歓喜させている最中。

今回は、そんな阿部真央さんのプロフィールや経歴のほか、彼女ならではの魅力とその世界観が溢れ出ているおすすめ楽曲3選についてご紹介します。

阿部真央とは?

プロフィール

活動名義:阿部真央(あべまお)
愛称:あべま
生年月日:1990年1月24日(30歳)
出身地:大分県大分市
身長:163cm
血液型:A型
星座:みずがめ座

“あべま”の愛称で親しまれる大分県出身の阿部真央さんは、レコード会社・ポニーキャニオンと芸能事務所・ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス所属の女性シンガーソングライターです。

高校生時代に地元の路上ライブで精力的に音楽活動をするようになり、卒業後に上京。

多数のロックフェスやライブへの出演を重ねて人気を集めた後、2009年1月21日にアルバム『ふりぃ』でデビューしました。

次項では、そんな阿部真央さんのデビュー前から現在までの経歴を遡っていきたいと思います。

経歴

演歌がきっかけで音楽好きに

阿部真央さんが音楽に興味を持ち始めたのは、幼少期の頃。
自身の祖父により、親戚の前で演歌を歌わされたことがきっかけでした。

小学3年生の時にはピアノを習い始め、6年生になると地元のカラオケ大会にも出場。

MEMO

そんな経験を通し、人前で歌うことを楽しいと感じるようになったそうです。

中学生になる頃には“歌手になる”という夢を抱くようになり、多数のオーディションを受け始めます。

自身の代名詞とも言うべきアコギをスタート

高校生になると、いとこと一緒に今まで続けてきたピアノ教室をやめることを決意した阿部真央さん。

それ以降は、中学2年生の終わり頃に祖父から誕生日プレゼントとして買ってもらった後、放置していたギターに挑戦し始めます。

次第に路上ライブも行うようになり、アヴリル・ラヴィーンのカバー曲をメインに地元・大分の路上でしばしば弾き語りを披露。

MEMO

後に、路上ライブを始めたのは“当時、自宅でギターを弾くと苦情が来てしまう”ことが理由だったと明かしています。

楽曲制作に目覚める

2006年2月、高校1年生の時には初のオリジナル曲「MY BABY」を完成させます。

MEMO

ギターの練習中に難しいと感じたコードを弾けるようになった際、夢中で脳裏に浮かぶ言葉をまとめていたら曲が仕上がっていたそうです。

翌年5月に同曲で地元のアコギの大会に出場し、グランプリを獲得してからは本格的に楽曲制作に目覚めた阿部真央さん。

母親のことをイメージして書き上げた曲で同年8月に出場した「YAMAHA TEENS MUSIC FESTIVAL 2006大分大会」でも、見事グランプリに輝きます。

それがきっかけとなり、現在のディレクターにデビューの話を持ち掛けられることに。
“自分が表現したいこと”よりも“大勢の耳に届く曲”に意識を向け、悩みながらも一生懸命に楽曲制作に取り組むようになります。

アルバム『ふりぃ』でデビュー

高校卒業後は上京し、ポニーキャニオンと契約。
2009年1月21日にアルバム『ふりぃ』でデビューすることが決まります。

MEMO

表題曲「ふりぃ」はJapan Hot 100で1位を獲得し、ラジオシングルとしてもリリースされました。

同年5月27日には初のシングル「伝えたいこと/I wanna see you」をリリースし、オリコンチャートで最高19位にランクイン。
毎年8月に茨城・国営ひたち海浜公園にて開催される「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」のほか、多数のライブに出演します。

声帯治療により音楽活動を一時中断

2010年は、1月13日にリリースした通算3枚目のシングル「いつの日も」を皮切りに、デビューアルバムに続く2枚目のアルバム『ポっぷ』、4枚目のシングル「ロンリー」、5枚目のシングル「19歳の唄」、CD未発売の新曲「モットー」等、多数の作品を立て続けにリリース。

しかし、11月になると声帯手術のため、翌年2月に予定していた通算3枚目のアルバムの発売延期を発表します。

そして2011年1月には手術へと踏み切り、無事に喉の痛みを克服。
5月18日に6枚目のシングル「モットー。/光」、その翌月には通算3枚目のアルバム『素。』をリリースします。

8月に手術後初となるワンマンライブ「阿部真央らいぶ夏の陣」を東京・大阪で開催し、久々の彼女の元気な姿にファンを歓喜させると共に両会場とも超満員という大盛況ぶりを見せました。 

「アヴリル・ラヴィーン」の来日ツアーでオープニングアクトを務める

2012年2月4・5日の2日間にわたり、さいたまスーパーアリーナにて開催されたアヴリル・ラヴィーンの来日ツアー「The Black Star Tour」にオープニングアクトとして参加することが決まった阿部真央さん。

以前から憧れの存在であるアヴリルとの共演を強く望んでいた阿部さんの思いが本人に伝わり、実現したステージだったそうです。

メジャーデビュー3年で大役に抜擢され、2日間で2万5千人が集った同会場内で堂々のパフォーマンスを披露した彼女に観客は大いに魅了されました。

「ONE OK ROCK」のツアーにゲスト出演

同年5月31日には、ファンであるONE OK ROCKのライブツアー「Start Walking The Tour」にゲストとして出演することが決定。

日本で知名度の高い2組のアーティストによるコラボレーションは、双方のファンを歓喜させました。
翌月19日には自身初のホールツアー「阿部真央らいぶNo.4」を開催します。

初めてオールスタンディングではなくシート席が完備された全国のホールにて実施するライブは、今まで以上にじっくり彼女の歌声に酔いしれると話題に。

さらに、年末には“阿部真央さんの原点”とも言える「阿部真央 弾き語りらいぶ2012・冬~クリスマスだよ!来るでしょ?来るよね!?の巻~」を東京・大阪で開催し、アコギ1本を手に伸びやかな歌声を披露する彼女の姿は会場中の涙を誘いました。

自身初となる他アーティストへの楽曲提供

2013年は、3月6日に通算9枚目のシングル「最後の私」、6月26日に通算10枚目のシングル「貴方が好きな私/boyfriend」をリリース。

続いて全公演のチケットとも即日完売した、初の全国・弾き語りツアー「阿部真央 弾き語りらいぶ2013・夏」を7月14日に開催します。

また、その翌月に前作『戦いは終わらない』からおよそ1年ぶりとなるアルバム『貴方を好きな私』をリリースし、10月には同アルバムを携えた全国ツアー「阿部真央らいぶNo.5」を敢行。

MEMO

11月には個性的な世界観を持つ女性歌手・Aimerの1stミニアルバム『After Dark』の収録曲「words」を書き下ろしますが、他のアーティストへの楽曲提供は阿部真央さん史上初のこととなりました。

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FM802ソングの歌唱に参加

2014年2月、Mr.Childrenの桜井和寿さんとラッパー・GAKU-MCによるユニット「UKASUKA-G」を筆頭に槇原敬之さん、KREVA、ポルノグラフィティの岡野昭仁さん、吉井和哉さん等、総勢23組の豪華アーティストから成る新ユニット「POSSESSION=80.2 POR CENTO」のメンバーの一人として、FM802の春のキャンペーン「ACCESS!」テーマソング「春の歌」の歌唱に参加した阿部真央さん。

10月22日にリリースした通算12枚目のシングル「それぞれ歩き出そう」は、同月に公開された映画『小野寺の弟・小野寺の姉』の主題歌に起用されます。

翌月の29・30日には、初のファンクラブイベント「あべまにあ限定イベント2014」を東京・大阪の2会場で実施。
イベント内でニューアルバムのリリース情報、同アルバムのタイトルが5周年を終え、新たなる1歩を踏み出そうという気持ちを込めて付けた『おっぱじめ!』であることをサプライズで発表しました。

様々な経験によって歌手として成長

2015年1月4日、阿部真央さんは元CORE OF SOUL(3人組音楽ユニット)のメンバー・飯塚啓介さんとの入籍を発表します。

3月には自身の公式サイトにて妊娠3か月であることを明かし、9月に第1子となる男児を出産。

妊娠中にも全国ツアー「阿部真央らいぶNo.6」を開催する等、音楽活動は継続的に行っていました。

幸せいっぱいの時期を過ごしていると思われていた阿部さんですが、翌年3月1日に再び公式サイトを通じて飯塚さんとの離婚を発表。

1年2か月という短期間で結婚生活に終止符を打った彼等にファンからは驚きの声が相次ぎました。

デビュー10周年を迎える

2019年に10周年を迎えた際のインタビューで、「結婚、出産、離婚…等、濃い10年の中に着実な日々があったからこそやっと今、ここから踏み出せる」という気持ちがあると語っていた阿部真央さん。

後の音楽活動には先述したような様々なプライベートでの経験が活かされているように思います。

同年1月23日には、10周年記念ベストアルバム『阿部真央ベスト』をリリース。

MEMO

厳選したヒット曲に加えて今回のために書き下ろした新曲「28歳の唄」等、全36曲を収録した同アルバムはすぐさま人気作となり、オリコン週間チャートで9位にランクインしました。

また、映画『チア男子!!』の主題歌となった「君の唄」、アニメ『消滅都市』とのタイアップを果たした「答」の2曲を含む通算17枚目のシングルを5月8日にリリースしたほか、続く8月21日発売の通算18枚目のシングル「どうしますか、あなたなら」ではNHK総合ドラマ『これは経費で落ちません!』の主題歌を務める等、彼女にとって節目の年となったこの年も数々のヒット作を輩出します。

さらに、アニソンを手掛けることの多い女性歌手・ASCAが11月6日にリリースしたアルバム『百花繚乱』の収録曲「NO FAKE」の楽曲提供も行いました。

阿部真央の魅力

歌唱力が高い

阿部真央さん最大の魅力は、圧倒的な歌唱力です。

音程をすぐさま切り替えるスキルに優れ、プロ歌手にとっても難易度の高い曲を見事に歌いこなす彼女の曲を高音域の練習用に使用するファンも多いといいます。

話している時とは全く違う声質で感情をむき出しにして歌うライブパフォーマンスは、鳥肌モノと話題。

彼女の歌唱力の高さを最大限まで感じたい方は、是非一度ライブに足を運んでみてください。

まっすぐな想いを込めた歌詞

阿部真央さんの紡ぐ歌詞は回りくどくなく、ダイレクトに伝えたい想いを描写しているのが特徴。

アーティストならではの感性と言うよりは等身大の女性に寄り添った表現を多用することにより、時には生々しさをも感じさせる印象です。

自身の経験に基づいた素直な気持ちを曲中の主人公のそれに重ねているそうなので、大勢の聴き手の共感を誘う曲をこれまで彼女が多数輩出してきた背景にはそのような飾らない姿勢が深く関わっているのかもしれません。

同じアーティストをも虜にする曲作りのセンス

阿部真央さんが楽曲提供したこともある同世代のアーティスト・Aimerとの対談の中で、互いの曲を1リスナーとして聴いてしまうと明かしていた2人。

そのように、阿部さんの生み出す曲には“同じアーティストをも虜にする魅力”が詰まっているようです。

10周年を迎えた2019年までに結婚や出産離婚等、人生において大きな出来事を体験したこともそんな楽曲制作に活きており、一つの物事に対して豊かな表現力を基に様々な気持ちを描き出す彼女ならではの音楽センスは他の同業者からも高く評価されています。

歌う曲のイメージが幅広い

恋愛ソングというジャンル一つとっても、幸せな気持ちを歌っている曲から失恋ソングまで幅広い音楽を生み出している阿部真央さん。

MEMO

ドラマの主題歌に起用された中にはサラリーマンの主人公に思いを馳せ、愚痴を歌った1曲もあります。

そのように幅広いテーマを扱っているからこそ、それに比例して多くの聴き手にウケる曲が多いようです。

阿部真央のおすすめ楽曲3選

貴方の恋人になりたいのです

2009年8月5日にリリースされた通算2枚目のシングル。
阿部真央さんがこれまでリリースした曲の中でも、女性人気が特に高い1曲です。

タイトルの如く、”高校3年生の当時、片想いしていた相手を想いながら書き上げた歌詞”が魅力。

MEMO

最大級の恋心を綴った「究極のラブソング」に仕上がっています。

阿部さんの紡ぎ出す歌詞は“誰もが思わず共感してしまう切なげなフレーズ”を多く含むイメージがありますが、中でも本曲はダイレクトに青春時代のピュアな恋心が乗せられている点が当時、彼女の同世代だったファンの間で話題を博しました。

いつの日も

2010年1月13日にリリースされた通算3枚目のシングル。

第一印象では“好きな人への恋心を歌ったラブソング”というイメージがありましたが、実際には阿部真央さん自身の好きな人と別れた際の気持ちを描写した曲だそうです。

MEMO

後に、当時の恋愛を通して“離れていく相手をもっと大切にすれば良かったという後悔”、“いつか恋に終わりをもたらす時間の限界”を痛感し、限りがあるからこそ今その瞬間を大切にする愛し合い方への憧れを本曲に込めたことを明かしています。

必ずしも永遠の幸せを保証されていない時間を愛する人と過ごすことの素晴らしさを聴き手に伝えてくれる、切なくも優しい言葉で紡がれた共感性の強い1曲です。

どうしますか、あなたなら

2019年8月21日にリリースされた通算18枚目のシングル。

先述したように、同年7月から放送がスタートした多部未華子さん主演のドラマ『これは経費で落ちません!』の主題歌として起用されました。

MEMO

ドラマの主人公が抱く“変化を恐れる気持ち”は阿部真央さん自身にも共通する感情であり、それに寄り添いながら「完璧じゃなくていい。ありのままの自分で生きていきたい。」というメッセージを込めたナンバーに仕上げたそうです。

夏フェスやライブ会場で映えるよう意識して作り上げた阿部さんこだわりのサウンドと、前向きなフレーズが見事にマッチ。

イントロから響き渡る爽やかなギター音も、本曲の魅力の一つに挙げられるでしょう。

最後に…

以上、女性シンガーソングライター・阿部真央さんのプロフィールや経歴、彼女ならではの魅力、おすすめ楽曲3選についてご紹介しました。

様々なテーマを扱いつつも、常に自身の気持ちや経験との共通点を曲にしっかり映し出そうとするのが阿部さんの曲作りの大きな特徴であることが分かってもらえたのではないでしょうか。

自身の実体験に基づいているからこそ、リアルで生々しさ感じるまでの歌詞を紡ぎ出せるのが彼女の大きな魅力の一つです。

興味があれば、本記事内で触れた彼女の魅力をたっぷりと堪能できるライブへの参加も検討してみてください!

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