大山悠輔 | 経歴や年俸、FA権行使について徹底解説

大山悠輔 | 経歴や年俸、FA権行使について徹底解説

阪神タイガースで攻守の要として活躍している大山悠輔(おおやまゆうすけ)。

入団1年目から4番に座るなど、勝負強い打撃でチームを勝利に導いています。

本記事では、そんな大山悠輔の経歴や成績、年俸に至るまで、その魅力をさまざまな角度から徹底解説します。

さらに、注目を集めているFA権行使についても言及していますので、この記事を読めば大山悠輔の気になる情報をあますことなくチェックできますよ。

大山悠輔のプロフィール


・氏名:大山悠輔
・出身地:茨城県下妻市
・生年月日(年齢):1994年12月19日(29歳)
・身長:181cm
・体重:94kg
・投打:右投右打
・背番号:3
・ポジション:一塁手、三塁手、外野手
・経歴:つくば秀英高校-白鷗大学-阪神タイガース

大山選手は、つくば秀英高校、白鷗大学を経てドラフト1位で阪神タイガースに入団しています。

打撃が注目されがちですが、守備力も非常に高く、攻守においてバランスのとれた内野手として高い評価を得ています。

来シーズンはプロ9年目で30歳を迎えることから、経験、年齢ともにプロ野球選手として最も脂ののった選手といえるでしょう。

今後、どのような活躍をみせてくれるのでしょうか。

大山悠輔はどんな選手?

甲子園球場を本拠地にしながら3年連続20本塁打を記録した右の長距離砲である大山悠輔。

スイング時に軸がぶれないバッティングフォームが特徴で、ボールに力を伝えるのが非常にうまい選手です。

タイトル獲得こそ逃しましたが、2020年には本塁打王争いに加わり、リーグ2位の28本塁打を記録しています。

また、ユーティリティプレーヤーとしても知られており、一塁手、二塁手、三塁手、左翼手、中堅手、右翼手で公式戦に出場するなど、器用さを持ち合わせているのです。

本職の一塁守備では、通算守備率.995を誇っており、チーム内の信頼も絶大です。

プロ入りまでの経歴

ここからは、大山選手のアマチュア時代の経歴について紹介します。

大山選手はどのようなキャリアを経て、プロ入りしたのでしょうか。

さっそくチェックしていきましょう。

高校時代

高校は憧れの先輩である塚原頌平(元:オリックス・バファローズ)が在籍していたつくば秀英高校へ進学。

1年秋から打っては3番打者、守っては投手兼遊撃手として活躍し、高校通算27本塁打を記録しています。

同級生の中塚駿太(元:埼玉西武ライオンズ)らとともに甲子園出場を目指しましたが、最高成績は県8強で甲子園出場はなりませんでした。

大山選手は、さらなるレベルアップを目指し、関甲新学生野球リーグに所属する白鷗大学へ進学するのです。

大学時代

白鷗大学では、1年春から三塁手のレギュラーを獲得し、ベストナインに選出されるなど結果を残します。

4年春のリーグ戦では、打率.417、8本塁打、20打点を記録するなど大暴れ。

関甲新学生野球リーグの本塁打王、打点王に輝き、自身3度目のベストナインに選出されています。

4年夏に大学日本代表に選出され、柳裕也(現:中日ドラゴンズ)、吉川尚輝(現:読売ジャイアンツ)らと挑んだアメリカ代表戦に全試合4番打者として出場。

一気に全国区の選手となりました。

その結果、阪神タイガースからドラフト1位指名を受け、念願であったNPBへの挑戦権を手にしたのです。

大山悠輔のNPBでの活躍

白鷗大学を卒業後、ドラフト1位で阪神タイガースに入団した大山悠輔

大山選手はプロ入り後、どのような成績を残してきたのでしょうか。

個人成績、チーム成績をそれぞれチェックしてみましょう。

NPBでの個人成績

大山選手のNPBでの個人成績をチェックしていきましょう。

以下のデータをご覧ください。

【1軍公式戦での通算成績(2017年〜2024年)】
・出場試合数:977試合
・打数:3,407打数
・安打数:914安打
・打率:.268
・本塁打:137本塁打
・打点:551打点
・出塁率:.343

大山選手は、入団1年目から1軍デビューを果たすと、レギュラーに定着。

さらに、勝負強い打撃が評価され、9月からは4番に座ります。

2019年には全試合に出場し、主力選手としての地位を確立したのです。

好不調の波はあったものの、大きなケガもなく活躍を続け、2021年にはキャプテンに就任。

名実ともに阪神タイガースの顔となったのです。

阪神タイガースが38年ぶりの日本一を達成した2023年シーズンは、全試合に4番打者として出場し、最高出塁率のタイトルを獲得するなど、日本一の原動力となりました。

また、日本一をかけて臨んだ日本シリーズでは、第4戦でサヨナラ安打を放つなど活躍し、チームの日本一に貢献したのです。

派手さはないものの、堅実に活躍してくれる大山選手は、阪神タイガースにとって欠かすことのできない選手といえるでしょう。

大山選手は国内FA権を取得しているので、来シーズンの去就に注目が集まります。

NPBでのチーム成績

セ・リーグの人気球団としてプロ野球界をけん引している阪神タイガース

大山悠輔が入団した2017年以降、Aクラスを逃したのは1度のみと安定した成績を残しています。

特に2023年には18年ぶりのセ・リーグ制覇、そして、38年ぶりの日本一を達成しました。

連覇への期待がかかった2024年シーズンでしたが、セ・リーグ2位、クライマックスシリーズではファーストステージ敗退と悔しい結果に終わりました。

来シーズンは球団OBである藤川球児の監督就任が発表されており、セ・リーグの覇権奪還へ向け、期待が高まっています。

岡田イズムを継承している藤川新監督はどのようなチーム作りを行うのでしょうか。

来シーズンも目が離せません。

NPBで獲得したタイトル

プロ入り後、8年目のシーズンを終えた大山選手ですが、これまでどのようなタイトルを獲得してきたのでしょうか。


・最高出塁率:1回(2023年)
・ベストナイン:1回(一塁手部門:2023年)
・ゴールデングラブ賞:1回(一塁手部門:2023年)

獲得タイトルはすべて2023年に記録したもので、それ以前の獲得はありません。

また、主要打撃3タイトル(打率・本塁打・打点)の獲得経験がないので、タイトル獲得が期待されています。

特に打点部門、本塁打部門ではあと一歩でタイトルを逃したシーズンもあったので、今後も勝負強い打撃に期待です。

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