映秀。【詳細解説】大注目の現役大学生アーティスト! 経歴や魅力を徹底解説

映秀。【詳細解説】大注目の現役大学生アーティスト! 経歴や魅力を徹底解説

映秀。の人気曲

東京散歩

最初にご紹介するのは、映秀。の配信デビューシングル「東京散歩」
この曲は、彼自身のことを歌った自己紹介のような曲だと語っています。

世の中の標準的な基準に沿うように奮闘するのではなく、違ったベクトルで勝負をしたいという思いがある映秀。
「東京散歩」では、彼が感じる世間に固められた道を当然のごとく歩むことへの窮屈さや疑問が、流れるような歌詞に乗せられています

しかしこの曲で前面に押し出されているのは、そのような世の中に対する鬱憤とした気持ちではなくて、自分らしく生きていくことへの強い意志や希望。
今の自分にできることを考え、今を全力で生きろというメッセージです。
取り止めの無い不安に悶々とするのはやめて、静かに一歩を踏み出す。そのような力を与えてくれるような楽曲になっています。

自分らしく「最低で最高な世界」を謳歌するのだというパワフルなメッセージを彩るのは、リズミカルなリリックに都会的なコード、ジャズの香りが漂うピアノのアレンジ。
普遍的な熱情とクールな時代観とが入り混じるような楽曲に、ネオンカラーの輝きや少し冷たさのある空気感、更にモダンな印象をも併せ持った「東京散歩」というタイトルが秀逸です。

脱せ

「脱せ」は2ndアルバム「第弐楽章 -青藍-」に収録されている楽曲で、全国各局のラジオ局でヘビーローテーションにも選出されています。

1stアルバムを作ってから、様々な音楽を学んだという映秀。。学べば学ぶほど自分の小ささを感じ、自己との向き合い方を考えさせられたと言います。
そのような中で、プライドを取っ払い、冴えない自分から脱せと言い聞かせる意味を込めて作ったというこの楽曲
しかし、脱しようとする度に自分とは何かを考えさせられ、葛藤のある中での制作だったとも語っています。

インターネットを筆頭に、見栄を張ってしまいがちな今の社会。
そのように無意識に見張り合っている世の中で、「個性とはなんだろな」と鋭い指摘を投げかけています。
心を置き去りにしないこと
つまり、自分とは何かを考え、自分の心を理解し、社会に踊らされずまっすぐと歩んでいくこと
社会と競り合うと同時に、自分自身とも競り合う19歳の映秀。が紡いだ歌詞は、当たり前のように日々を生きる多くの人々がハッとするような言葉を孕んでいます。

メッセージ性に富んだ歌詞でありながら、軽快なピアノのメロディや水のように流れるリリックにより、颯爽とした雰囲気で進んでいく楽曲。
最後に迎える転調は、繰り返される「大人になるほど口癖は大丈夫」という歌詞を更に印象付け、聞く人の心を洗い流してくれるかのような清々しさを持って曲を締めくくっています。

自分を救えるのは自分なのだと、痺れるような気付きを与えてくれる「脱せ」。
彼と同年代はもちろん、あらゆる年代の人々に刺さる楽曲ではないでしょうか。

残響

最後にご紹介するのは、映秀。の配信デビューシングルであり、1stアルバム「第壱楽章」にも収録されている「残響」です。
大切な人との別れを描いたこの楽曲は、彼のエモーショナルな歌声が遺憾無く発揮され、雄大な世界観で物語られています

言葉をひとつひとつ丁寧に置いていくかのような彼の歌い方と、大切な人を思い綴られた歌詞は、曲全体に広がる夕暮れの切ない印象に包み込まれ、これでもかと聴く人の胸を打ちます。

映秀。のほぼ全曲でピアノを担当するのが、彼のデビュー前からの友人であり、ピアニストの角野隼斗
この楽曲でも、角野隼斗の繊細で美しいピアノのメロディは、優しくも力強く響いています。

情感溢れるピアノの旋律に壮大なギターソロ、ダイナミックなサビのグルーヴ。
その全てが彼の歌と重なり、感情を揺さぶられずにはいられません。

彼の人気曲であり、また、沁み入るように心に響く名曲です。

最後に

自身にとって歌とは『言語』だと語る映秀
彼の思いや生き方がはっきりと写し出された音楽は、これからどのように歩を進めていくのでしょうか。

確かな説得力と美しい響きを備え持つ彼の楽曲は、聴く人の心にまっすぐに届き、きっと彼の掲げる目標「人のきっかけになること」を体現していくはずです

映秀。の今後の活動からますます目が離せません。

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