ヒップホップ、クラブミュージック、R&B、ジャズなど多くの音楽的要素を取り入れた楽曲で注目されている女性シンガーソングライター、kiki vivi lily。
そのポップセンス溢れるカラフルな楽曲群と、彼女自身の音楽的ルーツや経歴、最新情報まで徹底解説していきます。
【Interview】
CD Journalにてインタビューが公開されました。
是非ご覧ください📖https://t.co/WpT49coYUw pic.twitter.com/fQlxsWBCMj— kiki vivi lily (@ki_vi_ly) May 11, 2023
目次
kiki vivi lilyとは
kiki vivi lily、名前の由来
5/10 0:00
🆕EP「Blossom」配信リリース🌼🌼迫ってきた〜😳 pic.twitter.com/3I0NK1mMK7
— kiki vivi lily (@ki_vi_ly) May 8, 2023
まずkiki vivi lilyという名前だけをパッと聞いて、バンドなのかユニットなのか、どんなアーティストであるのかを判断することはできないのではないかと思います。それこそが彼女の狙いなのです。
シンガーソングライターである彼女は、名前の由来について「名前を聞いただけではどんなアーティストかわからない方が、性別年代を問わずたくさんの方に聴いてもらえると思った」からだとし、「語感がよく、あえて意味のない言葉」にしたと語っています。
さまざまな音楽的要素を組み合わせ、類まれなるポップセンスでJ-POPへと昇華させる彼女の音楽性は、その名の由来の通り性別年代を問わず多くの人々から注目されることになったのです。
kiki vivi lilyの経歴
幼少期にピアノを始め、小中学生の時に両親の影響でJ-POPを中心に音楽を聴いていたという彼女。中学生の頃に友人宅が経営する音楽バーでドラムやピアノを自由に演奏できる環境に触れたことで、J-POPのコピーを中心にピアノで弾き語りするようになります。
大学生になり、松任谷由実や山下達郎などいわゆるニューミュージックと呼ばれた80年代のポップスに傾倒し、音楽サークル仲間の影響からソウルやヒップホップにも造詣を深めていきます。大学時代に作曲を始め、初めて自身で作詞作曲を手掛けた楽曲「ふみきり」でKBC放送のV3新人オーディションで最終選考会場に出場します。それをきっかけにゆり花名義でシンガーソングライターとして音楽活動を本格化します。
2015年にゆり花としての活動を停止し、kiki vivi lilyとして活動をスタート。2016年にデビューEP『LOVIN’ YOU』を発表し、瞬く間に人気を博していきます。2018年にはラッパーの唾奇、トラックメイカーのSweet Williamらが所属するクリエイター集団Pitch Odd Mansionに加入するなど活動の幅を広げていきます。フリースタイルラップバトルで人気の番組「フリースタイルダンジョン」で、kiki vivi lilyも作詞とフックで参加した楽曲「Good Enough feat. kiki vivi lily」を唾奇×Sweet Williamが披露したことでも話題となりました。
タワレコ新宿さん👍
素敵なPOPに展開本当にありがとうございます!コメント書いたから皆様読みにきてね!そして、是非CDを買ってください☺️よろしくお願いします👏✨ #kikivivilily #lovingyou #タワレコ新宿 pic.twitter.com/0obrDfHOHq— kiki vivi lily (@ki_vi_ly) October 19, 2016
2019年には1stフルアルバム『vivid』を発表し、音楽専門誌ミュージック・マガジンのレビューにて10点満点の評価を獲得し大きな話題となり、その豊かな音楽性から多くの音楽ファンを虜にします。音楽クラウドファンディングサイトmuevoにて当時最速記録で製作費を集めたことでも話題となったビートメーカー、SUKISHAとのコラボアルバム『Over the Rainbow』を2019年12月に発表。スペインでの海外公演を行うなど国内外を問わず活動を拡大していきました。
🏵『vivid』3周年🏵
3年前の6/26にファーストアルバム「vivid」をリリースしました。もう3年!?懐かしい。今日はこの一枚、聴いて素敵な休日過ごしてほしいなぁ…🌟
🔗https://t.co/m4jMwgU7D0#EPISTROPH #kikivivid pic.twitter.com/Ni0GV3knhW
— kiki vivi lily (@ki_vi_ly) June 26, 2022
2020年、ソウルバンドWONKのドラマーでありヒップホップのトラックメイカーとしても知られる荒田洸をプロデューサーに迎えたデジタルミニアルバム『Good Luck Charm』を発表。アルバムに収録の楽曲「ひめごと」が三井アウトレットパークのCMに起用され、ロングセールスを記録。同アルバムに収録の「ココロオドル with nobodyknows+」で楽曲の本家であるnobodyknows+とコラボレーションを果たしたことでも大きな話題となりました。エルヴィス・プレスリーの楽曲にアルバムタイトルと同名の楽曲があることや、21世紀イギリス最初の伝説のバンドとして知られるThe Libertinesをモチーフにした楽曲「The Libertines」が収録されていることなどから、kiki vivi lilyの音楽的ルーツの幅広さをさらに知らしめることにもなりました。
🌙 New Release 🌙
2020.12.11
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Digital Mini Album
『Good Luck Charm』
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配信リリースされました!
🔗https://t.co/czBS8S67Mjみんなの日常がちょっと前向きになれるような、お守りみたいなアルバムになりますように。#kikivivilily #GoodLuckCharm pic.twitter.com/D7UWXSit8Q
— kiki vivi lily (@ki_vi_ly) December 10, 2020
2021年には約2年ぶりとなるフルアルバム『Tasty』を発表します。感情と味覚を掛け合わせたカラフルな楽曲群でアーティストとしてのポテンシャルをさらに発揮し、収録曲「Lazy」は全国30局のFMパワープレイに選出され週間ラジオオンエアチャートで1位を獲得。Instagramのリールに同楽曲が使用されたことでも話題になり、若者を中心にさらに注目されていきます。
完売しているCD「Tasty」ですが、各ライブ会場で若干数ですが販売いたします🌹是非この機会に、モノとしても愛してください◎
(※販売開始は開場後〜)#kvl_tasty #EPISTROPH pic.twitter.com/0c7X5Uujr5— kiki vivi lily (@ki_vi_ly) December 9, 2021
2023年5月には2枚目となるEP『Blossom』を発表。制作にはWONKの荒田洸、ジャンルを超えたマルチプレイヤーMELRAW、kiki vivi lilyのライヴを支えるバンドメンバーでもあるLAGHEADSの小川翔、山本連、さらにKing Gnuの新井和輝、アレンジにはモノンクルの角田隆太、世界のジャズシーンで注目を集めているピアニスト、デイビッド・ブライアントと名だたるメンバーが集結。作品ごとにスケールを増し、ジャンルを横断し上質なポップスへと仕上げるセンスを遺憾なく発揮しています。
– kiki vivi lily NEW EP –
『Blossom』
遂に!!!出ました🌼🌼🌼🌼
ピュアに作った5曲。
今の私の温度感。
たくさん聞いてください。🎧https://t.co/ZxHnqiwva1 pic.twitter.com/O1tViuBMu0
— kiki vivi lily (@ki_vi_ly) May 9, 2023