2024年4月1日にデビューしたBABYMONSTERは、メンバー全員がメインボーカルと表現されるほどの歌唱力と、圧巻のダンススキルが注目を集めました。所属事務所であるYGエンターテインメントはBIGBANGや2NE1など個性的なグループを多く輩出しており、後輩にあたるBABYMONSTERも彼らに次ぐ活躍が期待されています。
今回はBABYMONSTERの日本人メンバー、ルカを紹介します。若いながらも多くの経験を積んでいたルカは、デビューリアリティ番組「Last Evaluation」でもそのスキルを発揮。最終順位2位でデビューの座を掴み取りました。
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目次
ルカのプロフィール
- 本名:河合 瑠花(かわい るか)
- 生年月日:2002年3月20日
- 出身地:日本
- 血液型:O型
- 家族構成:両親
- MBTI:ISTJ
ルカはBABYMONSTERの最年長メンバーで、YGエンターテインメントからデビューした初の日本人アイドルとして注目されています。BABYMONSTERはYGエンターテインメントが7年ぶりに輩出するガールズグループということもあり、デビュー前から大きな話題になっていました。
YGエンターテインメントの創設者であるヤン・ヒョンソクは、既にデビューしたグループがグローバルに活動していることに触れ「次にデビューさせる後輩グループも、いいものにしなければ」と言及。デビューメンバーの選抜には慎重になっている様子が窺えました。
そして、ルカはBABYMONSTERの一員として選ばれ、メインダンサーとリードラッパーを務めています。デビューメンバーを選抜するために制作されたデビューリアリティ番組「Last Evaluation」では、これまで培ってきたダンススキルが様々なトレーナーからも評価されており、彼女のパフォーマンスには視聴者からも「レベルが高すぎる」と話題に。
しかし、ルカは決して天才肌のメンバーではありません。日本や韓国で様々な経験をして長い時間をかけて身につけたスキル。そして、デビューできるかわからない不安に駆られながらも決して諦めなかった彼女の精神力、アイドルになりたいという貪欲さがルカをBABYMONSTERに導いたと感じます。
ルカの経歴
ルカがダンスを始めたのは6歳のときでした。その後、プラチナムプロダクションに所属する大型ガールズグループShibu3 project(シブサンプロジェクト)のメンバーとして活動しています。
2018年にグループを脱退し、YGエンターテインメントのグローバルオーディションに参加。見事合格を勝ち取り、16歳でYGエンターテインメントの練習生として活動を始めました。ルカはオーディションで自身のダンス歴を問われ「10年です」と答えており、トレーナーからも「基礎がしっかりできている」と評価されています。
ダンスに関しては、YGエンターテインメントの創業者であるヤン・ヒョンソクも「欠点を指摘したことが一度もなかったと思う」と話すほどで、デビューリアリティ番組「Last Evaluation」では、練習室だけではなく寝室でもダンスを踊るルカの姿が放送されていました。
しかし、星の数ほどアイドルグループが存在するK-POP業界で生き抜くには相当の努力が必要です。どれほどダンスが上手くても、デビューするメンバーとの相性やグループのコンセプトと合わなければメンバーには選ばれません。
また、K-POPの練習生になると月末に彼らの成長をチェックする月末評価が行われます。そこで見込みなしと判断された練習生は、すぐに事務所から出ていかなければならないという厳しい環境が待っているのです。
いつデビューできるかもわからない、もしかしたら事務所から去ることになるかもしれない。ルカはその不安とプレッシャーに5年も耐えました。入所からたった数ヶ月でデビューできる練習生もいることを考えると、ルカの5年という月日は決して短くはありません。
ただ、様々な視点から見てみると、BABYMONSTERにはルカのように高い実力を持ったメンバーが選抜されていることが窺えます。先輩グループを超える勢いを持ったグループへと成長していくことが期待されますし、ルカがBABYMONSTERのパフォーマンスを牽引する一員となることは間違いないでしょう。
「Last Evaluation」でのルカ
ルカはデビューリアリティ番組「Last Evaluation」を通じて、様々な表情を見せてくれました。特にダンスに関してはメンバーたちの手本となる場面も見られ、ヤン・ヒョンソクやトレーナーからも大きな信頼を獲得している練習生だったと感じます。
しかし、そこに甘えることなく自分の欠点を見つけ出してすぐに修正するなど、冷静な判断ができる一面もありました。特に印象的だったのは、ルカの吸収力の高さ。
「Last Evaluation」では、練習生たちに様々なミッションが与えられました。ここでは印象に残ったルカのシーンを厳選して紹介します!
ボーカルミッション
課題曲はBLACKPINKのROSÉが歌う「Gone」。この楽曲はラップパートがない楽曲でしたが、ルカのためにラップパートが制作され、彼女がどのように自身のパートを構築するのかにも注目が集まりました。
ルカにとっては自分の見せ場ともなる部分ですが、一歩間違えば曲の雰囲気を壊し、チーム全体の評価に影響を及ぼす可能性も…。しかし、ルカは英語と韓国語の発音をメンバーに直接指導を仰ぎ、自分ができる最大限の努力を見せました。
ダンスミッション
課題曲に設定されたのはBLACKPINKの「Don’t Know What To Do」で、4人で作るフォーメーションを7人編成に変更して披露しています。ルカはトレーナーの指示を言葉ではなく感覚ですぐに理解。他のメンバーからも驚きの声が上がりました。
また、思ったように振付ができないメンバーが涙した場面では、ルカが泣いてしまったメンバーを包み込むようにフォロー。励まし合いながら成長していく姿に、視聴者からも「絶対7人でデビューしてほしい」というコメントが投稿されていました。
ソロ曲ミッション
ソロ曲ミッションはメンバーが自ら選曲、構成を考えなければならず、個人のスキルや個性が包み隠さず表れるという難しいミッション。ルカは自分の可能性を狭めずに、様々な楽曲を課題曲候補としてピックアップしていました。
そして、Masked Wolfの「Astronaut In The Ocean」と2NE1のCLが歌う「멘붕(MTBD)」を選曲。評価の場面ではヤン・ヒョンソクから「存在そのものがかっこいい」とまで言わせたのです。