(G)I-DLE 忖度なき歌詞と世界観で魅了する人気曲10選

火花


K-POP業界では2018年ごろからEDMから派生したと言われるムーンバートンジャンルの楽曲が流行し、ハウスとレゲトンが合わさった曲調を持つ楽曲が多く取り入れられました。「火花」もまさにその中の1つで、そこにオリエンタルな雰囲気を送り込むことで(G)I-DLEにしか表現できない色を発信しています。

別れの感情を「火」で表現し、火が燃え上がる様子と花が咲き誇る情景を重ねて、寒い冬から新しい春を探し出すという前向きな歌詞と、アジアのイメージコンセプトが海外だけではなく韓国国内からも高い評価を受け、音楽配信チャート1位にランクイン。(G)I-DLEがデビュー当時から夢だと語ってきた「音源チャート1位」を達成したのです。

MEMO

「火花」は音楽番組でも10冠を獲得し、MVも1億回の再生回数を突破しています。

TOMBOY


メンバーのソロ活動や脱退などがあり、(G)I-DLEとしては約1年2ヶ月という空白期間を設けて発売した1stフルアルバムのタイトル曲「TOMBOY」「私は自分のスタイルを崩さないよ」「愛に振り回されたりしない」といった強い歌詞とロックテイストの楽曲が印象的で、他のアイドルたちからも「かっこいい曲!」と絶賛されています。

また、曲の最後には「この曲を正しく理解すれば【トムボーイ】の意味がわかる」という考察を呼びそうな歌詞が入っており、曲を作ったソヨン自身も「曲の説明が本当に難しい」と語っていたほど。

ただ、根本にあるのは「偏見を破る」というキーワードで、世界的にも考えられている「性」への問題に(G)I-DLEならではの答えを綴った楽曲ではないかと感じます。日々、何となく口にしてしまう「男らしさ」「女らしさ」という偏見を破っていく。歌詞の中では「他人に合わせる必要はなく、自分を基準に考えればいい」「それを【おかしい】と判断するならそう思えばいい」と断言し、声をあげられない人たちに手を伸ばすかのような心強い楽曲になっています。

「TOMBOY」は韓国の全ての音楽配信チャートで1位を獲得し「パーフェクト・オールキル」を達成しました。2020年以降この記録を達成したのはBTSの「Dynamite」やBrave Girlsの「Rollin’」など5曲のみで「TOMBOY」を加えて6曲となりました。いかに「TOMBOY」が観衆から支持されたことが窺えます。

MY BAG


タイトル曲ではありませんが「MY BAG」は全員がラップに挑戦するという(G)I-DLEの新たな一面が見られる楽曲だと思い、おすすめ曲として挙げました。メンバー1人1人を「赤いダイアモンド」に喩え、(G)I-DLEの宝石たちをソヨンが1人ずつ紹介していくという構成になっています。

歌詞の中ではメンバーがそれぞれ「声」「性格」など、自身のストロングポイントをキーワードにラップで言葉を重ねていき、改めて(G)I-DLEは個性の集まりだと認識させてくれました。これもメンバーの良さを知っているソヨンだからこそ書ける歌詞ですし、メンバーが堂々と歌い上げている姿にも勇気をもらえます。

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まとめ


デビュー曲から他のアイドルグループにはない世界観で観衆を圧倒した(G)I-DLE。しかし「出る杭は打たれる」という言葉があるように、歌詞が過激すぎるとの批判や多国籍メンバーで構成されている(G)I-DLEだからこそ起こる外国籍メンバーへの誹謗中傷、慣れない韓国語を話すメンバーに対しての弄りなど、様々な苦悩があったことも事実です。

しかし、(G)I-DLEは心無い誹謗中傷に臆することなく、逆に音楽で自身の意見を言葉にして表現しました。自分達で楽曲を作る「自主制作アイドル」だからこそできることですし、結果、(G)I-DLEの作る楽曲に魅了されて否定的な印象を持っていた観衆たちも、徐々に(G)I-DLEを支持するようになってきました。

今後は本格的な世界進出も視野に入っている(G)I-DLE。様々な国の文化を共有して活動してきた彼女たちだからこそできるステージを全世界のファンに届けてほしいですし、これからも(G)I-DLEにしか表現できない世界観が見られることを期待しています。

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