(G)I-DLEは2018年にデビューした6人組ガールズグループで、現在は1人が脱退し5人で活動しています。(G)I-DLEの読み方は「ヨジャ・アイドゥル」「ジー・アイドゥル」「アイドゥル」など様々な読み方がありますが、公式には「アイドゥル」で、(G)の部分は発音しません。しかし、日本の活動では「ジー・アイドゥル」と呼ばれていますし「ヨジャ・アイドゥル」と表現するファンもいます。
(G)I-DLEという文字を分解してみると「Girl=ヨジャ(女性)」「I=私」「DLE=들(〜たち)」で「個性に満ちた人たちの集まり」という意味が込められており、その言葉通り韓国・中国・タイ・台湾出身のメンバーで構成された多国籍グループです。
また、(G)I-DLEは作詞・作曲・振り付けまでを全て自分たちで行う「自主制作アイドル」で、ガールクラッシュの印象が強い曲調や、いい意味で観衆の予想を裏切るような楽曲が話題を呼び、世界中から支持を得ています。その人気は韓国国内でも大きく、楽曲を発売するたびに音楽番組で1位を獲得するほど。
今回は(G)I-DLEの楽曲の中でもMVの再生回数が多い楽曲を中心に、おすすめ曲を集めてみました。2022年6月からは初のワールドツアーがスタートし、日本でも9月に来日公演が予定されており、チケットは争奪戦になりそうな予感!今のうちに(G)I-DLEの人気曲を復習して、コンサートに備えましょう!!
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目次
(G)I-DLEおすすめ曲
デビュー曲から音楽番組で1位を獲得するなど、実力の高さが証明されている(G)I-DLEですが、1度聞いたら忘れられなくなるような中毒性を持った楽曲や、まるで芸術作品を見ているかのようなMVを次々と発信し、忖度のないストレートな歌詞も若者たちから共感を得ています。
LATATA
この楽曲はメンバーのソヨンが作曲に携わっており、新人アイドルながら完成度の高い楽曲と、いい意味でK-POPのジャンルに当てはまらない独特な曲調が世界からも評価されました。(G)I-DLEは「LATATA」でデビューから20日という速さで音楽番組1位を獲得し、トップアイドルの仲間入りを果たしています。
「LATATA」は(G)I-DLEのデビュー曲なのですが、2019年に(G)I-DLEが日本デビューした時も「LATATA」の日本語バージョンをデビュー曲として発売しており、2020年5月に本格的なアメリカ進出を行った際にも「LATATA」の英語バージョンを発表するなど、全てのデビューにおいて重要な意味を持つ楽曲となっています。
「LATATA」は音楽番組で3冠を獲得し、世界11の地域でiTunes K-POPチャート1位にランクインしただけではなく、MVの再生回数は1億7,000万回を突破するなど、デビュー曲にして大きな記録を樹立しています。
HANN
「1人」と「恨み」という2つの意味を持った言葉「한」をタイトルにしたこの楽曲は、恋人との別れの歌詞でありながら、静かな怒りと諦め、そして恨みといったワードが次々にイメージできる歌詞になっており、口笛から始まる楽曲がより一層冷たさを連想させてくれます。
強い怒りや嫉妬を歌い上げる楽曲は多いですが、ここまで冷静に別れを告げる歌を歌い上げるアイドルグループはなかなかいないと感じますし、数ヶ月前にデビューしたばかりのグループが作った自作曲ということにファンのみならず、音楽関係者も驚かされました。
Senorita
大人っぽく艶やかな印象が強い「Senorita」は、スペインの情緒が感じられる曲調と情熱的な愛を語る歌詞ながら、大きく声を張ったりダイナミックなパフォーマンスにするのではなく、静かに囁くように歌ったり、しなやかな振り付けを中心にするなど大人の恋愛を印象付ける楽曲に仕上げました。
楽曲制作に携わったソヨンは「(G)I-DLEのカラーを取り入れながらもスペイン語を表現したり、トランペットの音色など現地の方と一緒に作業した」と、自分の頭の中だけで世界を作るのではなく、よりリアリティを追求した楽曲作りをしています。
「Senorita」は、楽曲の最後に「ユフフフフ」が繰り返されるという構成も特徴で、ウギは曲の中で1番好きな歌詞としてこの部分を挙げ「私の声にもぴったりだ」と高評価していました。