五等分の花嫁 – アニメ・劇場版のOP・ED主題歌を徹底解説

五等分の花嫁 – アニメ・劇場版のOP・ED主題歌を徹底解説

中野家の5つ子である中野一花・二乃・三玖・四葉・五月と、同級生・上杉風太郎の恋模様を描いた「五等分の花嫁」。

週刊少年マガジンで連載されていた漫画が原作であり、アニメ化・映画化された人気作です。

アニメ1期・2期を経て、2022年5月20日には完結編となる劇場版が公開となりました。

今回は、「五等分の花嫁」のアニメ・劇場版の楽曲をご紹介します。

魅力的な楽曲の数々にご注目ください。

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五等分の花嫁・主題歌紹介 Part.1

アニメ1期OP「五等分の気持ち」

5つ子の声優を務める花澤香菜・竹達彩奈・伊藤美来・佐倉綾音・水瀬いのりが歌唱しているアニメ1期OP「五等分の気持ち」。

5つ子が想いを寄せる相手・上杉風太郎を起こすようなセリフから始まる本楽曲。

「フータローくん?」「上杉!」「上杉君」など、5つ子の個性が反映された呼び方が印象的です。


喜びも(喜びも) 悲しみも(悲しみも)
あなたさえ
五等分なんです

生まれた時からずっと一緒で、さまざまな感情を分け合っていた5つ子。

好きな人でさえ五等分にしてみんなで愛していこうというような心情が読み取れます。

上杉風太郎との出会いから、5つ子が自分たちの恋心に気付いていく過程が描かれるアニメ1期。

勉強が苦手な5つ子の家庭教師となった上杉風太郎でしたが、彼のことをよく思わない5つ子もいました。

しかし、彼のひたむきに努力する姿勢や、魅力的な一面に気付き、どんどん惹かれていく彼女たち。

サビ頭の「大嫌いから 大好きへと 変わる心に ついていけないよ」は、アニメ1期の核を捉えた部分だと言えるでしょう。

本楽曲の最後は「ずうと ずうと ずうと ずうと あなたに愛を誓います」と、結婚式のワンシーンを切り取ったような言葉で締めくくられます。

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アニメ1期ED「Sign」

内田彩が歌唱しているアニメ1期ED「Sign」。

運命の人に向けて愛を歌っているような楽曲です。


一つずつ重ねてゆく 二人だけの小さな輝き

楽曲序盤に出てくるこの言葉。

どんなことでも五等分にして分け合っていた彼女たちの独占欲が見え隠れするような箇所です。

「好きな人と私だけの輝き」を大切にしたいという気持ちが伝わってきます。

また、楽曲の終盤で出てくる「思い出す 出会った場所 全てが繋がる きっと あの日から 始まった」という言葉。

本人たちも序盤は気付いていませんが、上杉風太郎と5つ子の出会いは、高校時代ではありませんでした。

物語が進むにつれて意味を持ってくるこの歌詞部分。

ここに出てくる「あの日」は、アニメ2期で明らかになってくる伏線とも言えます。

優しく愛らしい雰囲気の中に、「私にはあなただけ」という大きな愛が感じられる楽曲です。

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アニメ1期最終話特殊ED「ごぶんのいち」

5つ子の声優が歌唱しているアニメ1期12話特殊ED「ごぶんのいち」。

上杉風太郎と出会い、さまざまな経験を経て自分の想いに気付き始めた5つ子の心の内が歌われています。


ごぶんのいちじゃダメなの
独り占めしたいから

みんなで愛するのではなく、一対一で彼と向き合いたいという気持ちが感じ取れるこの箇所。

好きな人を独り占めしたいという当たり前の感情であっても、5つ子という特殊な環境が彼女たちを苦しめます。

5つ子の母親はもうすでに亡くなっており、父親は病院を経営する多忙な人物。

5つ子は5人でマンションに住み、お互いに支え合って生活をしていました。

そのため、生まれた時からずっと一緒だった5人の絆は、何にも変え難い特別なもの。

しかし、5つ子それぞれの恋心が上杉風太郎に向いてしまった今、「恋」と「家族」と天秤にかけなければいけない状況になってしまったのです。

5つ子の家庭教師として、関わりを持つようになった上杉風太郎。

曲の最後は「君の隣で いつまでも教えて」と、これから先もずっとあなたの隣にいたいという思いが歌われています。

「君のそばで」ではなく、「君の隣で」という言葉を使っているこの楽曲。

5人のうちの1人ではなく、「あなたのたった1人の特別になりたい」という気持ちが感じ取れます。

ピュアな恋心の中に、少しの切なさを感じさせる楽曲です。

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