マドンナ – 新しい女性像のパイオニア! 世界を席巻するポップスターの経歴や魅力とは…?

マドンナ – 新しい女性像のパイオニア! 世界を席巻するポップスターの経歴や魅力とは…?

1980年代の音楽シーンで一大センセーションを巻き起こし、今もなお絶大な人気を誇るマドンナ。

全世界で3億枚以上ものレコードを売り上げた”史上最も売れた音楽アーティストの1人”と言われていて、2022年で記念すべきデビュー40周年を迎えます。

気さくで人間味あふれる性格で知られていて、自由に自身のスタイルを貫き、ストイックに音楽活動に取り組まれている姿に勇気をもらいます。

今回は、そんな魅力あふれるクイーン・オブ・ポップ、マドンナの経歴やオススメ曲などについてご紹介していきます!ぜひご覧ください。

 

マドンナとは?

プロフィール

  • 本名:Madonna Louise Veronica Ciccone(マドンナ・ルイーズ・ヴェロニカ・チコーネ)
  • 生年月日:1958年8月16日
  • 出身地:アメリカ合衆国 ミシガン州 ベイシティ

生い立ちとデビューまでの道のり

アメリカ合衆国のミシガン州ベイシティにて、イタリア系アメリカ人の父とフランス系カナダ人の母のもとに誕生したマドンナ。
6人兄弟の3番目として生まれ、ご両親は厳格なクリスチャンでした。

5歳という若さで実母を乳がんで亡くし、その後再婚した彼女の父、そして継母との確執は心に大きな影響を与え、後の彼女の音楽にも影響を与えています。
そして当時は孤独を感じていて、あえて規則に反抗したり、露出度の高い服装をしていたそうです。

MEMO

一方で成績は優秀で、高校ではチアリーディングの経験も。
彼女は幼少期からロックンロールやR&Bを聴いて育ち、スターになりたいと夢見ていて、人前でパフォーマンスすることや、人と違うことをする、ということに魅力を感じていました。

アメリカのミシガン州立大学に進学してダンスや学業に勤しみますが、夢を追い求めるために中退し、35ドルを手に身ひとつでニューヨークへ渡ります。
アルバイトをしながらダンススクールで本格的なレッスンを受け、コツコツと地道に努力を重ねていきました。

諦めずに次々とオーディションを受け、バンドを組んで活動していたこともありましたが、レコード会社から声はかからず…。

誰かのスタジオに忍び込んで10ドルほどで作成した」というデモテープを手に、ディスコのDJたちをまわり、曲を探し求めてやってくるレコード会社の人たちへ、自分の音楽を発信し続けていたそうです。

苦労を重ねてそのデモテープがレコード会社の方の耳にとまり、遂にデビューへの道が開けたのでした。
当時から彼女には独自の雰囲気や魅力があり、プロデュースやステージ、ツアーも自分でやりたい!という意志があったため、それも契約を後押ししました。

1982年にデビューシングル『Everybody』をリリースすると、なんとビルボードのダンスチャートにランクイン。
1983年にはデビュースタジオアルバムをリリースしていて、ミュージックビデオもプロモーションに大きくかかわっていました。

マドンナは、ミュージックビデオを駆使してアートと音楽を融合させた女性アーティストの先駆者とも言われていて、時代に合わせて変化していく音楽やファッション、ミュージックビデオにも注目したいところです。

Like A Virgin』で一躍世界的スターに

世界中で500万枚以上を売り上げ、ビルボードチャートで1位を獲得して6週間もトップに留まった、彼女の代表曲のひとつ『Like A Virgin』。

1984年にリリースされたセカンドスタジオアルバム『Like A Virgin』のために録音された楽曲で、ミュージックビデオはイタリアのベニスで”美女と野獣”という設定のもとに撮影されました。
美しいドレス姿や生き生きとしたダンスも印象的なので、ぜひチェックしてみてください。

同年に行われたMTVビデオミュージックアワードには白いビスチェドレス姿で登場し、『Like A Virgin』をステージ上で寝転がりながら歌うなど、セクシーなパフォーマンスが話題に。
多くの人に衝撃やインパクトを与え、語り継がれる伝説のステージとなりました。

また、彼女はファッションアイコンとしても注目を集めていて、網タイツや大きな十字架のネックレス、ブロンドヘア、ビビッドな赤リップもとてもよく似合っています。

1985年には最初の全米ツアー『The Virgin Tour』もスタートし、当時会場には彼女のファッションを取り入れたファンで溢れかえっていたそうです。

女優・監督としても活躍

1985年に映画『ビジョン・クエスト/青春の賭け』にカメオ出演し、『マドンナのスーザンを探して』でメジャー映画に初出演。
その後も『上海サプライズ』や『フーズ・ザット・ガール』など数々の映画に出演していて、映画のサウンドトラックもヒットしています。

MEMO

映画内で彼女が着こなすファッションを見ているだけでも楽しく、『フーズ・ザット・ガール』でのショートヘア×キュートなパンクスタイルも必見。
セクシーでかっこよく、小悪魔的な可愛らしさに魅了されます。

彼女いわく演技については、音楽と違ってオーバーに表現するのではなく、自然に表現しなくてはならないので、繊細なリアリティーさを大切にしているとのこと。
2008年製作の映画『ワンダーラスト』では初監督もつとめていて、これまで映画から多くのインスパイアを受けてきて、今度は自分で表現したいと思い立ったのだそうです。

映画には彼女の生き方や考え方、好きなものが詰まっていて、夢を抱いてニューヨークへ出てきた頃、一文無しからスタートした頃の記憶や葛藤がテーマのひとつとなっていました。

結婚と家族


プライベートでは1985年に俳優のショーン・ペンと結婚しますが、1989年に離婚。
2人目の旦那さんは映画監督のガイ・リッチーで、2008年に離婚しています。

彼女は華麗な恋愛遍歴を持っていることも知られていて、元パーソナルトレーナーのカルロス・レオンや、年下のモデル、ダンサーなどともお付き合いしています。
最近では36歳年下のダンサー、アラマリク・ウィリアムと年の差を感じさせないほどラブラブで、仲睦まじい2ショット写真がインスタグラムにも投稿されていますよ。

家族も多く、ガイ・リッチーとの間に生まれた長男ロッコ、カルロス・レオンとの間に生まれた長女のローデス
そして経済援助も行っている、アフリカのマラウイ共和国から養子として迎えられたデヴィッドマーシー、双子の女の子のエスターステラとの関係性も微笑ましいです。

MEMO

彼女は子どもたちのことを”宝物”のように思っていて、「子どもたちのおかげでここまでやってこれた」とも語っています。

娘のローデスとは、ティーン向けファッションブランドMaterial Girl』を立ち上げたことも話題になりました。
彼女は自身のヒット曲のタイトルである”マテリアルガール”という言葉に今でも魅力を感じていて、頑張りすぎているように見えないスタイルを提案し、ユーモアや冒険心を持っている人に着て欲しいとも語っています。

常に新しいことを探求し、自分の道を貫く

彼女の名曲『Like A Prayer』のミュージックビデオで宗教や人種、官能的な側面から物議を醸したり、発売した写真集が過激すぎると批判を浴びるなど、タブーと言われていることに挑戦しつづけてもなお、圧倒的な人気を獲得し続けているマドンナ。

性差別や人種差別など、不公平だと感じることには自ら声を上げて、人々がどう反応するかチャレンジをしているそうです。

また写真集に関しても、拒絶されると分かっていて、それでも売れると分かっていて発売した、というところにも彼女のブレない芯の強さを感じます。

どんなに批判を浴びても、アーティストとして表現したいことを自由に表現したいと感じていて、それを貫き通す姿勢や意志がパフォーマンスから伝わってきます。

美の秘訣とショーにかける想い


彼女はルイ・ヴィトンH&Mなどのファッションモデルをつとめていて、日本の企業とタッグを組んで、自身がプロデュースするスキンケアブランドMDNA SKIN』も立ち上げました。

ブランドには自然由来のものを使うことにこだわっていて、世界中でいろいろなスキンケアや成分を試してきた彼女のノウハウが生かされています。

美への意識もとても高く、キックボクシングで体を鍛え上げるなど、ストイックにトレーニングを行っていて、タバコは吸わずお酒もほどほどに。健康的な食事を心がけています。

また、およそ10年間にわたって日本人のマクロビのパーソナル・シェフが彼女を支えていたこともよく知られていて、彼女は食に関してとても勉強熱心だったそうです。

MEMO

マドンナはやると決めたらとことん打ち込むタイプで、ショーの準備ひとつとっても、セット・衣装・照明・音楽・ダンス…すべてにおいて細部にまでこだわっています。

そのためとても時間を要して、寝る時間も休む時間もほとんどなし。
世界中を飛び回ってステージを行っていますが、見に来てくれた人たちをいかに楽しませるか、その人たちの感覚のすべてを極限まで刺激したいと常に考えているそうです。

リハーサルの日は少なくとも16~18時間かけて準備に取り組んでいて、ストイックな姿勢がひしひしと伝わってきます。

そんな彼女が語る美の秘訣とは、幸福であること
内面から満足して、幸せを感じることで美しくなれるということです。

また、彼女は社会貢献活動も熱心に行っていて、マラウイ共和国の子どもたちへの援助や学校の設立などに積極的に携わっています。

自分の子どもたちも大切だけど、世界中の子供たちも大切という彼女の言葉からも、ステージを通して人々を幸せにしたい、世界中の人たちと幸せを分かち合いたいという想いが伝わってきます。

オススメ曲をご紹介!

これまでにたくさんのヒット曲、時代を超えて愛される名曲をリリースしているマドンナ。
こちらでは、彼女のセクシーでキュートな魅力が感じられる名曲・ヒット曲を4曲、ピックアップしてご紹介していきます!

Vogue


最初におすすめするのは、 1990年にリリースされた楽曲『Vogue』。
1970年代のディスコの影響を強く受けた楽曲となっていて、彼女の世界的なヒット曲のひとつです。

ミュージックビデオは白黒で撮影されており、セクシーでモードな世界観に引き込まれます。

大ヒット映画『プラダを着た悪魔』のサウンドトラックや、アメリカの人気テレビドラマシリーズ『glee』などでも取り上げられていて、時代を超えて愛される名曲

あなたならできる、自分に自信をもって前に進もう!といった、勇気をくれる素敵な歌詞にも注目です。

Material Girl


1984年にリリースされた、『Material Girl』。
彼女が”一番嫌いな曲”として挙げていることも知られていますが、彼女をアイコンとして確立させた楽曲という見方もあり、世界各国のチャートでヒットを記録、多くのアーティストがカバーしている楽曲です。

マリリン・モンローからインスピレーションを受けたというMVは何度見ても小悪魔的で可愛らしく、キュートなピンクのドレスに身を包んだマドンナと、ブラックの衣装を着た男性たち、背景のレッドといった配色の組み合わせも美しいです。

Hung Up


2005年にアルバムのリードシングルとしてリリースされた『Hung Up』。
世界中で大ヒットを記録したノリノリなダンスナンバーで、思わず一緒に体を動かしたくなります。

セクシーなピンクのレオタード姿が話題となり、「これほどまでにレオタードを着こなす女性はいない!」という声も。
歌詞からは、好きな人に夢中な気持ちと、過ぎていく時間への焦りを感じます。

スウェーデンのポップ・グループ、ABBAのシングル『Gimme Gimme Gimme』のサンプリング許可を得ていた、というエピソードもよく知られています。

Give Me All Your Luvin’


ラッパーのニッキー・ミナージュM.I.A.とのコラボレーションが話題となった人気曲『Give Me All Your Luvin’ 』。
「クイーン・オブ・ポップとクイーン・オブ・ラップの共演だ!」という声もあり、クールなラップパートも注目を集めました。

2012年にリリースされたディスコの要素が取り入れられたダンスポップソングで、キャッチーなメロディーやフレーズが癖になります。

3人がチアリーダーやマリリン・モンローに扮して踊るミュージックビデオもとってもキュートでユニークなので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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