大石昌良(オーイシマサヨシ) – 経歴・プロフィール・おすすめ曲を徹底紹介!

大石昌良(オーイシマサヨシ)  – 経歴・プロフィール・おすすめ曲を徹底紹介!

圧倒的なギタースキルを誇るシンガーソングライターで、アニソンシンガー・オーイシマサヨシ名義でも活躍する大石昌良さん

自身の歌唱曲ばかりでなく、他アーティストへの提供曲でもヒット曲を連発するクリエイターとしてアニメ業界で注目されていますが、彼が多くの人を虜にする理由とは一体何なのでしょうか?

本記事では、大石昌良さんのプロフィールや経歴をまとめ、その後に彼の魅力を一挙ご紹介。
さらに、大石さんのことを知ったばかりの方にも彼の良さが伝わるおすすめ曲5選についても触れていきます。

大石昌良(オーイシマサヨシ)・プロフィール・経歴

出身地:愛媛県宇和島市
生年月日:1980年1月5日
身長:170cm
体重:52.8kg
血液型:A型

学生時代の仲間と共にメジャーデビュー

愛媛県南部の宇和島市で生まれ育った大石昌良さん。
高校時代までを地元で過ごし、大学は県外の神戸商科大学(現・兵庫県立大学)に進学しています。

そこで所属していた軽音楽部のメンバーである川原洋二さん、沖裕志さんと共にスリーピースバンド「Sound Schedule」を結成し、ボーカル・ギターを務めることに。
当時は神戸、大阪を中心にストリートライブを行っていたそうです。

2001年にシングル『吠える犬と君』でメジャーデビューしますが、その後は新曲を出さずに2006年に解散を発表。

注意

「Sound Schedule」は2011年に“期間限定”で再結成。
反響があまりに大きかったので、最終的に解散しないことを発表しています。

シンガーソングライターとしてソロ活動を開始

2006年からはシンガーソングライターの「大石昌良」名義でソロ活動を開始。
2年後にソロデビューを果たします。

しかし、デビューしてからもなかなか目立った活躍が出来ず、ソロ活動に絶望を感じることすらあったそうです。

そんな彼が飛躍し始めたのは、“アニソン”に関わり始めてからでした。

アニソン歌手として歩み始める


2013年にアニメ『ダイヤのA』のオープニングテーマを歌うことが決まり、初めてアニソンに関わることになった大石昌良さん。

Tom-H@ck(トム-ハック)さんとタッグを組み、「Tom-H@ck featuring 大石昌良」名義で『Go EXCEED!!』をリリースしました。

MEMO

Tom-H@ckさんは、社会現象をも巻き起こした大人気アニメ『けいおん!』の楽曲を手掛けたことで有名な作曲・編曲家です。

続く2014年にも同アニメの後期オープニングテーマ『Perfect HERO』を再び「Tom-H@ck featuring 大石昌良」名義で務め(大石さんはまたも歌唱担当)、アニメファンの間で名を馳せる存在へと成長。

こうしてアニメ業界で存在感を放ち始めた彼は、同年にアニメ・ゲームコンテンツ関連の活動名義「オーイシマサヨシ」として活動を開始します。

オーイシマサヨシのキャラ設定

    「オーイシマサヨシ」は「大石昌良」と遠い親戚関係。
    黒縁眼鏡がトレードマークの人物という設定で、アニメファンからは「オーイシおにいさん」の愛称で親しまれています。

この活動名義で初めてリリースしたのが、夏クールのアニメ『月刊少女野崎くん』のオープニングテーマ『君じゃなきゃダメみたい』
ユニットでの活動とは異なり、アニソンの歌唱だけでなく作詞・作曲まで手掛けたのはこれが初となりました。

元々アニメ好きで、所持しているDVDおよそ7割がアニメ関連と明かす彼だからこそアニソン制作に長ける才能を秘めていたのかもしれません。

Tom-H@ckと再びタッグ


2015年にはTom-H@ckさんと再びタッグを組み、今度は「OxT(オクト)」というユニットを名で本格的に始動します。

MEMO

自分とは異なる感性を持つTom-H@ckさんと密接に関わり合うことで、表現力にさらなる磨きをかけるきっかけとなったようです。

オーイシおにいさんは本ユニットにおいて全曲の歌唱を担当し、時には作詞・作曲も手掛けるように。
アニソンを歌うきっかけとなった『ダイヤのA』第3期(2019)のエンディングテーマ『ゴールデンアフタースクール』を同ユニットで務めた際にも彼が作詞・作曲とも務めました。

Youtubeチャンネルの登録者数が10万人を突破


2020年5月、大石昌良さんのYoutubeチャンネルの登録者数が10万人を突破

いよいよ10万人を超えると予想された前日のタイミングで急遽、登録者数が10万人に達するまで生配信し続ける“10万人行くまで終われない大石昌良”という企画が発表されたのですが、配信開始10分前に10万人を突破したためにまさかの企画倒れで終わってしまうという展開に。

予想外の出来事にTwitterではトレンド1位を獲得するほど話題になっていました。
つい先日の話なので、記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。

大石昌良(オーイシマサヨシ)・5つの魅力

①4つの顔を持つ男

大石さんには、シンダーソングライターの「大石昌良」、アニソン歌手「オーイシマサヨシ」、「Sound Schedule」のボーカル・ギター担当、アニソンユニット「OxT」のメンバーという全部で4つもの顔があります。

それぞれのプロジェクトで常に完成度の高い楽曲を制作し、聴き手を飽きさせない音楽を次々に生み出しているのが彼の大きな魅力です。

②ライブが楽しすぎる

オーイシマサヨシ名義のライブは、観客とのおしゃべり感覚で進んでいくスタイルです。
自身を“アニソン界のおしゃべり眼鏡”と称し、コール&レスポンスで盛り上げていくその姿に高い高感度を持つファンは多いはず。

MCではお笑い芸人並みの面白トークを披露してくれるので、音楽以外の要素も含めていつまでも余韻に浸っていたくなります。
 
彼のライブに初参戦する方にも十分に楽しんでもらえる内容が盛りだくさんです。

③最強の下請け

どんなオーダーにも対応できる“最強の下請け”を自称するオーイシおにいさんは、曲作りの天才です。
アニメの主題歌だけでなく、いちアーティストとして活動する人気声優たちへの楽曲制作にも度々携わっています。

MEMO

2017年にアーティストデビューを果たした斉藤壮馬さんのデビューシングル『フィッシュストーリー』をはじめ、内田真礼さんの『モラトリアムダンスフロア』柿原徹也さんの『リングオブドランカー』等、彼等のファンにはお馴染みの曲を多数生み出してきました。

もはやアニメ業界には欠かせない存在と言えるでしょう。

④アコギの腕前

バンド活動をしていた当時もボーカルと共にギターを担当していた大石昌良さん。
唯一無二のギタースキルを誇り、「オーイシマサヨシ」としてのライブもアコギを用いた弾き語りでお馴染みになっています。

ライブでは、彼持ち前の心に響く歌声と共にハイレベルなギタースキルを間近で見られる点がファンから大人気。
生演奏でもCDと変わらない完成度の高さには驚きです。

⑤端正なルックス

大石昌良さんが生まれ持った、端正な顔立ちとスマートなスタイルも男女問わずファンを増やす要素となっています。

周囲から“ポッキーみたいな体型”と言われることが多いそうですが、本人がTwitterで明かしていた身長170cm、体重52.8kg、体脂肪率9.2%という数値から見るに本当に細身であることが分かります。

MEMO

2019年にパルコが2014年から開始したコーポレートメッセージ「SPECIAL IN YOU.」の広告に起用された際もモデルのようなビジュアルを披露していました。

大石昌良(オーイシマサヨシ)・おすすめ曲5選

『君じゃなきゃダメみたい』


2014年8月にリリースされた、オーイシマサヨシとしてのデビューシングル『君じゃなきゃダメみたい』は、アニメ『月刊少女野崎くん』のオープニングテーマに起用された曲です。

本曲の大ヒットぶりが、彼のアニソン制作への熱意を掻き立てる原点となりました。

気になる相手への思いを素直に描いた歌詞が、アニメの登場人物にも共通しているように感じられるとアニメファンからも高評価。
ライブでこの曲を披露すれば、確実に盛り上がる人気曲です。

心揺さぶられるような歌声も曲風にピッタリで、アニソンクリエイターとしての技量の高さが感じられます。
2019年の『平成アニソン大賞』では“作曲賞”を受賞しました。

『オトモダチフィルム』


2018年5月にリリースされた『オトモダチフィルム』は、アニメ『多田君は恋をしない』のオープニングテーマに起用された曲です。

オーイシマサヨシ名義では、4年ぶり2曲目のシングルとなりました。

アニメのキーワードである「カメラ」をモチーフにした歌詞がポイントで、MVはオーイシおにいさんと少女がデートをする可愛らしい演出になっています。

MV中で2人が披露するダンスは、初心者でも覚えやすいと評判。
是非、一緒に口ずさみながら踊ってみてください!

『ようこそジャパリパークへ』


アニメ『けものフレンズ』のオープニングテーマ用に書き下ろされた『ようこそジャパリパークへ』は、2017年2月にリリースされたシングル。

同アニメのプロジェクトとして結成された声優ユニット「どうぶつビスケッツ×PPP」への提供曲として、大石さんが作詞・作曲を手掛けました。

明るくアップテンポの曲調にはアニソンの定番的イメージがありますが、アニメの登場動物たちを象徴する“サバンナ感”を出すために楽器演奏にアフリカの打楽器「クイーカ」を取り入れるほかホイッスルでサンバ感を入れる等、彼らしい工夫も加えられてます。

MEMO

後に、オーイシマサヨシ名義で初めてリリースしたアルバム『仮歌』に彼自身のセルフカバー版が収録され、再び注目を集めました。


2019年の『平成アニソン大賞』では“作詞賞”を受賞しています。

『パラレルワールド』


大石昌良名義では、前曲からおよそ2年ぶりとなる2018年3月にリリースされたシングル『パラレルワールド』

バンド演奏のような華やかさを感じますが、実際には彼の歌声とギター演奏のみによるシンプルな弾き語りで編成されています。

MVではスタジオで一人アコギを手に演奏する大石さんの姿が映し出され、臨場感ある演奏シーンとして注目を集めています。
一人で数人分の音を奏でる彼のギタースキルの高さがハッキリ伝わってくる一曲です。

『UNION』


2018年に「OxT」名義でリリースし、アニメ『SSSS.GRIDMAN』のオープニングテーマに起用された『UNION』

MEMO

アニメファンを公言するオーイシおにいさんは、当初このアニメの台本を読んで感動したあまりネタバレ満載の歌詞を描いてしまったそうです。

しかし、試行錯誤を重ねて完成したのは“王道”感あるヒーローソングで、その歌詞中には彼のヒーローに対する想いが詰め込まれています。

アニメの登場人物たちだけでなく、聴き手にも呼び掛けてくるようなフレーズが魅力的。
本人が作品と共に末永く愛される曲になってほしいと話すこの曲は、多くの聴き手からスピード感溢れる爽快なメロディがいくら聴いても飽きないと評価されています。

大石昌良(オーイシマサヨシ)・まとめ

以上、大石昌良さんのプロフィールや経歴、さらに彼の魅力やおすすめ曲についてもご紹介しました。

今でこそアニソンをメインに日本の音楽界を牽引する存在となった大石さんですが、そんな彼にもデビューしたての頃はなかなか売れず、苦労した思い出がありました。

様々な挫折を乗り越えた後に行きついたのが、自分の大好きなアニメだったというのは彼にとって運命とも言える出来事だったのだと思います。

今後もその音楽センスを活かし、私たちの心に届く名曲を生み出してくれることに期待です!

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