向井太一 日本語詞と洋楽的センスを融合させるシンガーソングライター その魅力とは?

低音から高音まで幅広い音域に対応可能な歌声で、聴き手の心を掴んで離さないと話題のシンガーソングライター・向井太一さん

ファッションモデルとしても活躍しており、そのビジュアルでも目を引く存在です。

持ち前の高い音楽センスを武器に、これまで多数のヒット曲を輩出しています。
中にはアニメやCMとタイアップを果たし、一般的な認知度の高い曲も多く含まれています。

2020年7月には配信EP『Supplement』を発売。
8月28日にワンマンライブの生配信を予定しています。

今回は、そんな大活躍中の向井太一さんのプロフィール、経歴、魅力、おすすめ楽曲をご紹介する中で彼ならではの音楽性に迫りたいと思います。

向井太一とは?

プロフィール

活動名義:向井 太一(むかい たいち)
生年月日:1992年3月13日(28歳)
出身地:福岡県
血液型:A型

『日本沈没2020』のスピンオフプロジェクトに参加して話題

2020年7月16日、Netflixオリジナルアニメシリーズ『日本沈没2020』のスピンオフプロジェクト「シズマヌキボウ」よりNetflix Japanの公式YouTubeチャンネルにて公開された同名の楽曲PVに歌唱アーティストの一人として参加した向井さん。

日本ヒップホップの未来を担うとも期待されるDaichi Yamamotoさん、次世代型バーチャルシンガーの国内外で注目を集める花譜さん、アニメ本編にも出演する声優の小野賢章さん等、豪華アーティストたちと共演を果たしたことで話題沸騰中です。

MEMO
楽曲の一部を切り取った映像はテレビCMとしても放送され、多くの視聴者から注目を集めるきっかけとなりました。

次項では、そんな彼の生い立ちから現在までにかけての経歴を遡っていきたいと思います。

経歴

上京してボーカル担当に

音楽を大切にする両親の影響で、幼少期よりジャマイカで発展したルーツ・レゲエヒップ・ホップ等、ブラックミュージックを中心に聴いて育ったという向井太一さん。

しかし、彼自身は最初から音楽の道を志していたわけではなく、中学を卒業するころに改めて将来のことを考えた際、ボーカルやダンスを専門的に学べる地元の音楽高校に進学したいと決意したそうです。

その後、高校卒業後の2010年に上京。
しばらくはジャズとファンクをベースにしたバンドに所属し、ボーカルを務めていました。

MEMO
当時の彼はまだ18歳でしたが、同バンドの彼以外のメンバーは皆30代だったそうです。

2013年にソロ活動をスタート

2013年からは、“柔軟に音楽の幅を広げるため”にソロ活動を開始します。

2016年3月には、ダンスミュージックに特化したレーベル・illxxx Recordsより自主制作の1stEP『POOL』をリリースしてインディーズデビュー

その後、現在も所属するレコード会社・トイズファクトリーの新レーベルであるMIYA TERRACEと契約し、同年11月には音楽プロデューサー・starRoさんやバンド「yahyel」等をプロデューサーに迎えた2ndEP『24』をリリースしました。

『SUMMER SONIC』への初出演とCMソングで注目を集める

2017年7月、バンド「LUCKY TAPES」のフロントマン・高橋海さんがプロデュースを手掛けた配信シングル「FLY」をリリース。

翌月19日には、自身初の『SUMMER SONIC』への出演を果たします。

さらに、女性ラッパー・あっこゴリラさんが同年11月8日にリリースしたEP『GREEN QUEEN』に収録されている向井さんとのコラボ楽曲「ゲリラ×向井太一」は、SpotifyのテレビCM等で使用されて話題に。

MEMO
YouTubeでの再生回数は、現在139万回超という人気ぶりです(2020年8月25日時点)。

大勢のファンが待望する中、同月29日に1stアルバム『BLUE』を発売して翌年1月には同アルバムを携えた自身初のライブツアー「“BLUE”TOUR 2018」を開催します。

初のアニメタイアップ

2018年6月に発売した“愛”がテーマの配信EP『LOVE』では、iTunes総合チャートTOP5入りを記録。

その大ヒットぶりには大勢の音楽ファンから注目が集まりました。

同年8月に同EPを携えた2ndツアー「LOVE TOUR 2018」を開催しますが、チケットは即完売という好調な売れ行きとなります。

同月中に配信シングル「Crazy」、翌月にはアニメ『風が強く吹いている』のエンディングテーマに起用された「リセット」を配信リリースし、向井さんにとって初のアニメタイアップを実現。

MEMO
2019年2月1日に配信リリースした「道」も同アニメ・第2クールのエンディングテーマに起用され、再びタイアップを果たしました。

初のアジアツアーが大盛況

2019年3月には、自身の誕生日記念イベントと銘打ったスペシャルライブ「27」を東京、大阪のビルボードで実施します。

また、同月22日からは台湾公演を皮切りに中国、韓国と3か国計6会場にて自身初のアジアツアーを敢行。

中国3会場ではチケットを完売させるほど話題を博し、海外ファンをも熱狂の渦に巻き込んで大盛況のうちに完走しました。

自身最大規模の全国ツアーを開催

2019年7月4日からは、自身にとって過去最大規模となる全国ツアー「ONE MAN TOUR 2019 —SAVAGE-」を開催。

愛知公演を皮切りに大阪、福岡、宮城、北海道、東京まで全6都道府県を巡る同ツアーを通し、全国各地のファンをその世界観で大いに魅了しました。

8月には通算3度目となる『SUMMER SONIC』の東京、大阪両会場に出演し、その翌月に3rdアルバム『SAVAGE』を発売します。

MEMO
同アルバムの表題曲「Savage」には向井さんが貫き続けている「ネガティブな沸点からポジティブなパワーへ変換させる」という強いメッセージのほか、さらに次の段階へと高みを目指す決心も込められているそうです。

ライブの延期や中止を発表

2020年7月27日、メディア出演が少なくその素顔はほとんど明かされていないにもかかわらず、セルフプロデュースした楽曲で大勢の聴き手を虜にするシンガーソングライター・claquepotさんによる対バンツアー「claquepot 2man tour 2020」東京公演への出演を予定していた向井さん。

しかし、同公演は昨今の新型コロナウイルス感染拡大の影響により、開催中止が発表されました。

同月29日には配信EP『Supplement』を発売。

そのリリース記念として、8月28日にZepp Hanedaよりワンマンライブの生配信を予定しています。

配信時間やチケット情報については以下をご確認ください。

MEMO
公式サイト:http://taichimukai.com/schedule/2020/07/29/906

向井太一の魅力

魂揺さぶるエモーショナルな歌声

エモーショナルな歌唱が特徴の「ソウル・ミュージック」にもハマっていたという向井さん。

それが、自身の紡ぎあげた歌詞に込めたメッセージを聴き手に深く刻み込むまでのエモーショナルな歌声の基盤となっているのでしょう。

ただ単にソウル・ミュージックのサウンドを真似るのでなく、それを自分なりに自由に解釈してジャンルにとらわれない新境地的な音楽に生まれ変わらせるのも彼ならではの楽曲制作だと思います。

ビジュアルと歌声のギャップ

向井さんはシンガーソングライター以外に、ファッションモデルとしても活躍中。

MEMO
彼の様々な表情を堪能できるInstagramのフォロワー数は、現在8万8千人を超えています(2020年8月25日時点)。

爽やかで繊細そうなビジュアル、一度歌い出せばそれを感じさせないエモーショナルな歌声とのギャップは、向井さんの魅力の一つです。

日本語重視の歌詞

最近のヒット曲には全て英語、もしくはそれを多用しているものが多い印象を受けますが、向井さんはどこまでも“日本語で伝えること”を重視しています。

MEMO
英語にはない日本語ならではの間接的な表現、言葉選び、比喩表現等を大切にしながら日本人にこそ響く音楽を届けたいと思っているそうです。

彼にとっての理想は、比喩表現を絶妙に織り交ぜた楽曲を生み出す女性シンガーソングライター・宇多田ヒカルさん

彼女の“聴き手によって異なる受け取り方が出来る音楽”に日本語特有の面白みを感じるといいます。

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聴き心地の良いメロディー

確かな該当ジャンルのない向井さんの音楽のメロディーには、あえて表現するならば“洋楽風”のポップな要素が織り交ぜられています。

だからこそ、日本語歌詞であっても海外の音楽ファンからも支持されそうな楽曲ばかり。

「このジャンルしか聴かない」という固定概念を持つ方でも一度彼の音楽に触れれば、それを覆されるような衝撃を覚えることでしょう。

向井太一のおすすめ楽曲3選

①「リセット」

2018年9月26日にリリースされた配信シングル。

MEMO
アニメ『風が強く吹いている』のエンディングテーマに起用され、YouTubeでの再生回数は現在380万回超の人気曲です。

また、ライブで度々披露される定番曲でもあります。

箱根駅伝出場を目指し、日々の練習に取り組むアニメのキャラクターたちの気持ちに寄り添って“未来への一歩を踏み出すために、(タイトルの如く)過去をリセット”しようという強い決意を描写した歌詞が見どころ。

向井さんがモデル仲間等と共に出演したMVの夕方から始まり夜が更けていく様子は、“1日の終わり”である夜にリセットが行われることを意味しているように感じます。

甘く伸びの良い歌声が披露されるサビ部分は、聴いていて非常に心地良いです。

②「空 (feat. SALU)」

2017年11月29日発売の1stアルバム『BLUE』の収録曲。

本曲が完成に近づくにつれ、ラップを取り入れたいと考えるようになった向井さんが以前からファンだったというラッパー・SALUさんに直々にお願いし、実現したコラボレーションとなりました。

MEMO
向井さん曰く、“悩んでいる人に向けて包み込むような優しさがある歌”であるとのこと。

MVでは向井さんが“昼間と晴れ”、SALUさんが“夜と雨”という対照的なシーンで登場し、それぞれを通してタイトル「空」のように“変わりゆく中でも、決して変わらないものがあること”を伝えています。

さらに、歌詞でも「無理に進まなくていいよ」と周囲の変化に追いつけず、取り残されたように感じている大勢の聴き手たちに向けた優しく励ます気持ちをダイレクトに歌っているようです。

日本語歌唱とは思えないほどアメリカでも流行りそうな凝ったアレンジ、様々なジャンルの音楽の良い部分を見事にミックスした仕上がりに向井さんの優れた楽曲制作センスを感じる1曲です。

③「FREER」

こちらも2017年11月29日発売の1stアルバム『BLUE』の収録曲。

「Galaxy Note8」のCMソングに起用され、それをきっかけに彼のことを知ったファンからは「洋楽かと思った」という声が相次ぎました。

アメリカ・ロサンゼルスで撮影を敢行したというMVの注目ポイントは、現地の風景を背景に向井さんが歩き続けるお洒落な映像

MEMO
何とこの撮影は全編Galaxy Note8で行われたといい、その性能の良さをありありと実感出来る仕上がりです。

彼にしては珍しく、全て英語で紡ぎあげられた歌詞も見どころの一つ。
それを地声やハイトーンボイス等の幅広い声域を活かした歌声ノリノリになれるメロディーで彩っています。

最後に…

今回は、シンガーソングライター・向井太一さんのプロフィール、経歴、魅力、おすすめ楽曲の紹介を通し、その音楽性に迫ってきました。

様々な音楽の良さを融合させた彼ならではの新境地的な楽曲にはいずれのジャンルにも属さないからこそ、大勢の人々を引き付ける魅力があります。

アニメやCMとのタイアップ大規模なワンマンツアーのほかファッションモデルとしても活躍中の彼から今後も目が離せません!

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