韓国のみならず日本でも話題になったMnetのオーディションサバイバル番組『PRODUCE 101』。『PRODUCE 101 season2』からデビューしたボーイズグループのWannaOneは、韓国では社会現象になるほどの人気を博し、BTSやEXOと共にK-POPブームを盛り上げました。
次シリーズの『PRODUCE48』ではガールズグループのIZ*ONEがデビューし、新たなシリーズ『PRODUCE X 101』では、WannaOneに続く大型ボーイズグループとしてX1がデビューしたものの、番組プロデューサーの票数不正疑惑で活動を中止し、幻のボーイズグループと言われています。
7人組ボーイズグループのDRIPPIN(ドリッピン)は、7人中6人が『PRODUCE X 101』出身という実力派。X1としてデビューしたメンバーも所属しており、日本でも人気急上昇のボーイズグループとして注目を集めています。
今回は、DRIPPINのメンバープロフィールや魅力、おすすめ曲について紹介します。
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目次
DRIPPINってどんなグループ?
2020年10月28日に1stミニアルバム『Boyager』でデビューした、7人組ボーイズグループのDRIPPIN(ドリッピン)。Woollim(ウリム)エンターテインメントに所属している彼らは、INFINITE、Golden Childに続くWoollimエンターテインメントでは3組目のボーイズグループです。
DRIPPINというグループ名は、『イケてる』『カッコいい』という意味を持つHIPHOPスラングの”drip”から名付けられました。音楽からファッションまで様々なジャンルのトレンドをリードするカッコよくてクールなグループを作るという意味を持っています。
ファンネームはDREAMIN(ドリーミン)。”DREAMIN”は『夢見る』という意味で、ファンネームにはDRIPPINと一緒に夢を叶えて行こうという思いが込められています。
メンバー7人中6人がオーディションサバイバル番組『PRODUCE X 101(以下、プエク)』出身。またメンバーのジュノはプエクからデビューしたX1のメンバーでしたが、番組PDの票数不正疑惑によりX1の活動が中断。そのため、DRIPPINとして新たにデビューすることとなりました。
プエク出演時にはウリムズとして人気に
オーディションサバイバル番組『PRODUCE X 101』には、DRIPPINのメンバー7人中6人が出演。
当時はヒョプは個人練習生だったため、ヒョプとアレックスを除いた5人とムン・ジュノの6人でWoollimエンターテインメントの練習生として出演。ファンからは”ウリムズ”として注目を集めました。前作の『PRODUCE 48』では同じWoollimエンターテインメントに所属していたクォン・ウンビとキム・チェウォン(現LE SERRAFIM)がIZ*ONEのメンバーとしてデビューし、事務所だけでなく視聴者からも大きな期待と注目が寄せられていた彼ら。
クラス分け審査では、ステージに登場するとトレーナーとして出演していた女性アーティストのソユから「(Woollimの先輩である)INFINITEに雰囲気が似ている」と言われます。大手事務所の練習生ということもあり、トレーナーだけではなく他事務所の練習生からも注目が集まりました。
INFINITEといえば、カル群舞と呼ばれるシンクロ重視の一瞬の乱れもない揃ったダンスパフォーマンスで人気を博したボーイズグループ。今主流となっているK-POPパフォーマンスのベースを作ったとも言われており、ウリムズもINFINITEのような完璧なパフォーマンスが期待されました。
しかし、パフォーマンスではメンバーがステージから落ちてしまったり、小さなミスを重ねたりで本領を発揮できず、トレーナーから厳しい言葉をかけられてしまいます。シグナルソング『_지마 /X1-MA(ジマ)』のポジションに関わる重要なクラス分けでしたが、最低クラスのXクラスに判定されてしまったメンバーもおり、決して幸先の良いスタートではありませんでした。
それぞれのクラスで一生懸命レッスンに励み、クラスのランクがアップするメンバーもおり、番組が進むにつれてウリムズへの注目度も更に高まりました。また、ウリムズの仲の良さは他事務所の練習生の間でも話題に。着替えや本などを持参する練習生たちに比べ、ウリムズはキャリーの中がお菓子とラーメンなどで埋めつくされるほど、食べ物を大量に持参していたそうで、練習生たちがとても驚いたそうです。
最終的にはチャ・ジュノがデビューを掴み、X1のメンバーとして5年間活動を予定していましたが、X1は3か月で活動を終了となりました。
プエク終了後はW PROJECTとして活動
プエクのファイナルまで残ったメンバーもおり、プエクへの出演でかなりの人気と知名度を得たウリムズ。番組終了後にも、彼らのデビューを懇願する声が多く挙がっており、プエク出演の反響はすさまじいものでした。
プエク出演時は事務所に所属していない個人練習生だったイ・ヒョプが番組終了後、Woollimエンターテインメントの練習生になり、Woollim練習生としてプエクに出演していたムン・ジュノはWoollimを退社。2018年8月には、Woollimのプレデビューチーム用SNSにヒョプを迎えた新たな6人組としてウリムズが披露されました。
この6人は”W PROJECT 4”のメンバーとして、ダンスなどのコンテンツを公開しました。Woollimエンターテインメントが2017年にスタートしたW PROJECTとは、『歌謡界に新しいパラダイムを提示するミュージシャンを発掘育成するプロジェクト』のことで、Woollimエンターテイメント内の新人発掘チームのこと。
過去にはGolden ChildのメンバーがW PROJECTに参加し、その後デビューが発表されましたが、ウリムズも新たなW PROJECTのメンバーに選ばれたことで、ファンの間ではこの6人でのデビューが決定ではないかという声が上がりました。
アレックスを加えた7人でDRIPPINのデビューが発表
[📸] 20.10.28 Debut Showcase🎉
⭐️여러분 ♥우리핀♥ 데뷔했어요⭐️
우리 드리핀도! 팬 여러분들도!
모두가 한 마음으로 기다린 오늘🙏💕
데뷔의 순간, 함께 해줘서 고마워요🤍
오늘부터 우리는 함께 여행하는 거예요😍#DRIPPIN #드리핀#Boyager #Nostalgia pic.twitter.com/om7hcJ0eZS— DRIPPIN (@DRIPPIN) October 28, 2020
W PROJECT4に参加した6人のメンバーでのデビューが予想されたウリムズでしたが、W PROJECT4に参加していた練習生のイ・ソンジュンが退社し、X1の活動を終了したチャ・ジュノが合流。そしてWoollimエンターテインメントは2020年10月に、非公開練習生だったアレックスを加えた7人組ボーイズグループDRIPPINのデビューを発表しました。
デビューサバイバル番組出身者が所属し、実力・ビジュアル共に兼ね備えた期待のボーイズグループとして、デビュー前から大きな注目を集めた彼ら。1stミニアルバム『Boyager』は、発売と同時に韓国の主要音楽配信サイト、iTunesポップアルバムランキングで海外13か国でトップ10にランクイン。iTunes K-POPアルバムチャートでは世界19か国でトップ10入りを果たしました。
プエク人気により、日本でも多くのファンを得ていた彼らは、2022年5月には日本デビューも果たし、今後ますますの活躍が期待されるボーイズグループとして、グローバルな人気を獲得しています。
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