作詞、作曲、編曲を自身で行うほか、アートワークや映像制作においても、すべてセルフプロデュースで行うという多彩な才能を持つシンガーソングライター/クリエイターのMega Shinnosuke(メガシンノスケ)。
2017年の秋にオリジナル楽曲の制作を開始し、高校時代にYouTubeにアップロードした楽曲「O.A.W.」がラジオで取り上げられたことからSNS上で話題となり、MVを公開した翌日、彼のもとに音楽関係者からの連絡が殺到したそうです。
今回は、そんな次世代を担う注目の若手アーティストMega Shinnosukeについてご紹介していきます!
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目次
注目の新世代アーティスト・Mega Shinnosukeとは?
2017年からオリジナルの楽曲制作をスタートし、音楽ファンや10代、20代を中心にSNS上で人気を博し、今後のネクストブレイクが期待される若手アーティストMega Shinnosuke。
作詞・作曲・編曲はもちろんのこと、アートワークや映像制作においてもすべてセルフプロデュースで行っており、シンガーソングライターとしてだけでなく、クリエイターとしての才能も持っています。
また、ソロ活動のみならず、菅田将暉をはじめ様々なアーティストに楽曲提供を行うなど活躍の場を広げています。
年齢はなんと20歳という驚きの若さであり、今後の成長が未知数の末恐ろしいアーティストです。
そんな彼の楽曲の特徴は独自の感覚から繰り出されるジャンルレスで自由な音楽。
00年代生まれならではのフットワークの軽さによって生み出されるロック、シティポップ、ガレージ、オルタナ、ヒップホップなどジャンルを横断したサウンドは、若者世代には新しく、ミドル世代にはどこか懐かしい印象を与え、幅広い世代のリスナーを魅了しています。
2021年2月にはラッパーのJinmenusagiを迎え、80年代のディスコナンバーに独自の解釈を加えたポップなメロディーが光る楽曲「Sweet Dream feat.Jinmenusagi」をリリースしました。
唯一無二で自由な楽曲を生み出し続けるMega Shinnosukeの今後に注目です!
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Mega Shinnosukeのプロフィール
「Mega Shinnosuke」という特徴的な名前が印象的ですが、実は本名であるそうです。こちらについては、本人のTwitterや出演したラジオ番組で公表しています。
メガシンノスケは本名です(まじで)
— Mega Shinnosuke : p (@MegaShinnosuke) April 11, 2019
本名で活動しているのには、語感がいいことや、本名のほうが素直な感じがしていいという理由だそうです。
「メガシンノスケ」がどういった漢字なのか非常に興味が湧きますが、2021年現在では公表されていませんでした。
Mega Shinnosukeの出身地は東京都ですが6歳の時に移住して以降は福岡県で育ちました。
出身高校は福岡県内の進学校だったようですが、周囲が反対する中、高校2年生の時に中退しており、その時のエピソードを自身のTwitterで明かしています。
「続けてきた事」を聞かれて評価されることが多い国だけど
高校も部活も大学もサークルも専門もすごく深い意味があって続けた人は極ひと握りな気がする
だから、それより「なんで〜をやめたんですか?」って聞いてちゃんと胸を張った答えを出せる人への評価の方が信用出来ると思うんだよね— Mega Shinnosuke : p (@MegaShinnosuke) September 2, 2019
一時は、社長になるべく早稲田大学入学を目標に猛勉強したそうですが、社長は自分以外の人間にもなれるという想いから熱が冷めてしまい「自分にしかできない事、自分が面白いと思うこと」を突き詰めた結果、音楽で生きる道を選びました。
高校2年生で自分のやりたいことや将来を明確化させ、行動に移すのはなかなかできることではありません。
高校を中退するのには相当な覚悟と勇気が必要ですが、彼にとって中退するよりも学校に留まり続けることのほうが怖かったそうです。
今でこそ、マルチな才能を各所で発揮するMega Shinnosukeですが昔から何か音楽活動をしていたというわけではないそうです。
高校2年生の春に先輩のコピーバンドに誘われたことがきっかけで音楽に興味を持ちます。
その先輩のバンドが学外で行うライブを観に行ったところ「オリジナル性に欠けていてダサいなと感じ、自分で曲を作ったほうが面白いのではないか」と思い、周囲にいた演奏が上手い人たちを集めて自身のバンド「Fow two.」を結成し、2年間地元の福岡で活動していました。
バンド解散後は「Mega Shinnosuke」名義に切り替え、2019年4月に東京へと移り住み活動を本格化させます。
もともと音楽に強い関心があったわけではなく、テレビアニメやゲームで流れる音楽を聴いているだけという音楽とはあまり縁の無い生活を送っていました。
Mac Book Proを両親にプレゼントしてもらったことから楽曲制作にのめりこむようになったそうです。
Mega Shinnosukeの経歴
2017年の秋にオリジナルの楽曲制作をスタートし、「人生で2曲目に制作した楽曲「O.W.A.」が福岡のラジオで取り上げられたことで一気に音楽ファンやSNSを中心に話題となりました。
2018年に自身初となる1st mini EP「momo」をわずか1年でリリース。
2019年には私立恵比寿中学のアルバム「MUSIC」に、人生で5曲目となる楽曲「踊るロクデナシ」を提供しました。
楽曲制作を始めてからわずか2年というスピードで異例の大抜擢を受け、各所から注目を集めます。
また、同年にYouTube上にて投稿された「桃源郷とタクシー」はシティポップを意識したキャッチーなメロディーが反響を呼び、公開から2年で300万再生を突破しました。
2020年11月にトークバラエティ番組『マツコ会議』の若手作曲家特集に出演し、新世代ならではの楽曲制作の方法や独学で音楽制作をしていることを明かし、そのストイックな姿勢がSNS上で称賛されました。
2021年1月には日本テレビとHulu共同制作の竹内涼真主演ドラマ『君と世界が終わる日に』にて主題歌を担当する菅田将暉から直接オファーを受け「星を仰ぐ」の作詞・作曲を行い、その才能を遺憾なく発揮しました。
また、3月に日本テレビ系列の放送番組『ZIP!』にてMega Shinnosukeの特集が組まれました。
「星を仰ぐ」の作詞・作曲を担当したことでメディアからも注目が集まり、彼の存在が世間に見つかるのもそう遠くはないでしょう。
☁️☁️明日ZIP!でるよ☁️☁️☁️
小学校の時からみてたZIP!に出演します!ZIP!ポーズもかましたので(放送されてくれ……!)
ぜひ見てください!💥💥💥3/9 日本テレビ ZIP! 5:50〜8:00
番組HP:https://t.co/rYaghJRTqP#明日のZIP! #SHOWBIZコーナー pic.twitter.com/Y5CpbzpY2v— Mega Shinnosuke : p (@MegaShinnosuke) March 8, 2021
5月1日には大阪で開催されるサーキットイベント「GIGANTIC TOWN MEETING」に出演し、5月5日には自身初となる東京でのワンマンライブ「Mega Shinnosuke ONE MAN SHOW in LIQUIDROOM」の開催が決定しています。
Mega Shinnosukeのオススメ曲
桃源郷とタクシー
Mega Shinnosukeの代表曲とも言える「桃源郷とタクシー」。
シティポップ風のキャッチーなメロディーに乗せた韻を踏んだ遊び心のあるリリックが印象的な楽曲です。
3人組ロックバンドTempalayのメンバーであり、シンガーソングライターとしても活動するAAAMYYYをゲストコーラスに迎え、浮遊感のあるサウンドとAAAMYYYの透き通った歌声が絶妙にマッチしています。
「Mega Shinnosuke」名義で活動し始めてから1曲目の楽曲であり、当時無名だったMega Shinnosuke自身がInstagramのDMでAAAMYYYにコンタクトを取ったところ快く誘いを承諾してくれたそうです。
嫉妬をテーマにした歌詞には、人を羨んだり嫉妬したりしている人たちに対して「誰かに嫉妬しているくらいなら自分だけの桃源郷を歩こうぜ」という意味が込められているそうです。
YouTubeに投稿されたMVはレトロ感のある独特な雰囲気とキャッチーなサウンドが人気を博し、Mega Shinnosuke史上最も高い再生数を誇ります。
現在も再生数を伸ばし続け、2021年4月現在では300万再生を突破しました。
明日もこの世は回るから
「桃源郷とタクシー」とは打って変わり、ロックでストレートな歌詞が響く「明日もこの世は回るから」。
幅広いジャンルを手掛けるMega Shinnosukeの楽曲の中でも、最も王道でロックな楽曲です。
Mega Shinnosuke自身の想いを込めたメッセージ性の強い爽やかな歌詞は、若者にとっては背中を押してくれるエールとして、ミドル世代にとっては若くて自由だった頃を思い出させてくれるようなパワーがあります。
MVではMega Shinnosukeとその仲間たちが過ごすありのままの日常の様子が収められています。
自由な心を持ち、悔いの残らないよう全力で人生を楽しむ姿が印象的で、時間の大切さを投げかける歌詞とリンクしたエネルギーに満ち溢れているMVとなっています。
聴いた後に自分も何か行動を起こしたくなる。そんなエネルギッシュな力が込められた渾身のティーンロックです。
O.W.A.
80年代のファンクを感じさせるようなキャッチーなメロディーが印象的な「O.A.W」。
Mega Shinnosukeの才能を音楽業界に知らしめた“頭からケツまでキャッチーな曲”と評される衝撃の一曲です。
冒頭の中国感のあるシンセのメロディーが印象的であり「中国製品=安い」という着想のもとから、Mega Shinnosukeの周りにいたたくさんの安っぽいプライドを持ったバンドマンたちに対する悪口が楽曲のテーマとなっています。
曲のタイトルはあべこべを意味する“Other way around”の略称で、アメリカの悪いラッパー集団N.W.A.を意識しているそうです。
YouTubeに投稿されたこの曲が福岡のラジオで取り上げられたことで、一気にSNSを中心に音楽ファンの間で話題となりましたが、実はこちらのMVは一度投稿されたMVが大人の事情で削除されてしまったため、再度撮り直してアップロードした作品なのです。
キャッチーなメロディーが魅力的な楽曲と、情報量の多いカオスな世界観が同時に楽しめる一度ハマったら抜け出せないMVに仕上がっています。
驚くべきことにこちらのMV、なんと予算15,000円で作られているそうです!
そして、MVには人気お笑いタレントのふわちゃん、歌手でタレントのぱいぱいでか美、シンガーソングライターの眉村ちあきなど「一体どこから集めてきたの!?」と思わせるような絶妙なメンバーが出演しています。
面識がないけど会いたい人たちにメールをたくさん送ったことで、こちらの意外なメンバーが集結してくれたそうです。
Mega Shinnosuke持ち前のフットワークの軽さによって「O.W.A.」のMVでしか味わえないカオスな世界観が実現しました。
最新情報
[New Live 情報]
FUJI ROCK FESTIVAL'21出演決定!
Mega Shinnosukeは8月21日に出演します🥳@fujirock_jp #フジロック#fujirock https://t.co/nVvcNqFw6p— Mega Shinnosuke info (@megashinnosuke8) April 16, 2021
8月に開催される「FUJI ROCK FESTIVAL’21」への出演が決定しました!
自身初となるフジロックの大舞台でどのようなパフォーマンスを行うか非常に楽しみですね。
最後に
20歳という若さでマルチな才能を発揮し、その知名度を日々上げていくMega Shinnosuke。
ジャンルをまたいだ唯一無二の自由な楽曲の数々はどれもクオリティが高く、人々を魅了する力を秘めています。
若さとエネルギーに満ち溢れた彼の成長曲線は未知数であり、今後もさらなる飛躍が期待される2021年最注目の若手アーティストの一人です。
次世代を担う新世代アーティストとして将来的に大活躍する可能性の高いMega Shinnosukeが気になった方は、是非今のうちにチェックしてみてください!
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