asmi – リアルな乙女ゴコロを歌にする大注目シンガーソングライター! 経歴や魅力を徹底解説

asmi – リアルな乙女ゴコロを歌にする大注目シンガーソングライター! 経歴や魅力を徹底解説

共感するラブソングは数あれど、意外とどれも内容はドラマチック。

恋をしているときはそれぞれが物語の主人公になるため共感できるのだと思いますが、大阪出身の女性シンガー「asmi」のラブソングは一味違います。

「リアル」という言葉では表現しきれないほど現実的なのです。

そこに個性的な声の魅力が相まって、若者を中心にハマる人が続出中。

この記事ではasmiのプロフィールや経歴、人気曲をご紹介します。

asmiのプロフィール


「asmi(あすみ)」は大阪在住の女性シンガーソングライター。

本名は漢字で「明日未」と書くことをTwitterで明かしており、デビュー曲「osanpo」の作詞作曲が「藤橋明日未」となっていることから、本名は「藤橋明日未」ではないかと言われています。

詳細なプロフィールについてはあまり公開されていませんが、公式ホームページによると2021年現在で20歳

また2021年3月にはInstagramにて「大阪ヒューマンアカデミー」という専門学校を卒業したことを報告しています。

つまり、弱冠20歳にしてブレイクしはじめた期待のシンガーなのです。

asmiの魅力


まず注目したいのがハイトーンな歌声。

といってもオペラやミュージカルのような突き抜けるハイトーンボイスではありません。

まるで独り言をつぶやいているような、穏やかでやわらかいハイトーンボイスなのです。

しかも少女っぽいだけでなく、気怠さや色っぽさを感じるような大人の雰囲気もあるのが魅力的。

楽曲の内容に注目せずとも歌声だけで惹き込まれるという人も多いでしょう。

続いて彼女の魅力を語る上で欠かせないのが、リアルすぎる歌詞

まっすぐな恋心、その中で生まれるドロドロとした思いまで全てが表現されているため「あー。わかるわかる…。」と共感する女子も少なくないはず。

とはいえ声質がやわらかいのでドロっとしすぎず、恋する乙女が拗ねているように聴こえるため、男性が聴いても楽しめるのです。

asmiの経歴


弱冠20歳のasmiが音楽を本格的に始めたのは、なんとたったの2年ほど前。

もともと音楽好きでしたが楽器には触ったことがなく、専門学校に入学したことがきっかけでギターを弾き始めたそう。

これまでどのような経歴を辿ってきたのかチェックしていきましょう!

高校時代・専門学校への入学

asmiが音楽に興味を持つきっかけとなったのは、4つ上の姉の存在

姉がよく聞いていたシンガーソングライター系の楽曲をasmiも好んで聴くようになりました。

といっても当時は真似て歌うだけで、楽器を弾いたり曲を作ったりすることはしなかったそうです。

しかし、高校生時代は音楽好きを生かし軽音楽部へ入部。

大会への出場等を重視する部活だったため歌うことに専念し、コーラス部門で全国優勝を果たしました。

MEMO

100人以上が所属する大きな部でしたが、なんとasmiは部長を務めていたんだとか。
当時から一目置かれる存在だったんですね。

高校時代は2人組ユニットで活動していましたが、専門学校へ入学後は先生の勧めでソロでの活動&楽曲制作をスタート。

これまではギターを触ったことがなかったため、このタイミングで初めてギターを手にし、演奏や作詞作曲を行うようになりました。

本格的な楽曲制作スタート

ソロとしての活動を模索する中、2019年5月にasmiの身にある事件が起こります。

その事件というのが、人生で初めての失恋

電車に乗っているときも涙が溢れてしまうような辛い失恋だったそうですが、これを機に本格的に作曲を始めました。

そして出来上がったのが「おすしの唄」という楽曲。

同曲を先生に褒めてもらえたこともあり、2019年6月ごろからasmiはシンガーソングライターとしての活動を本格化させます。

MEMO

「おすしの唄」は2020年にリリースされたアルバム「bond」に収録されています。

同年の10月には早くも1stシングル「osanpo」でデビュー。

翌2020年は10代のアーティストを発掘する企画「十代白書」に出場すると、見事にグランプリを獲得します。

勢いに乗った彼女は同年4月に2ndシングル「Lemon tea」をリリース、5月には人気ラッパー「Rin音」とコラボし「earth meal feat.asmi」をリリース。

同曲はSNS等様々なところで注目されたこともあり、asmiは一気に注目の存在となりました。

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ブレイク〜現在

2020年9月には1stアルバム「bond」をリリースします。

すると、同アルバムが「CDショップ大賞2021年関西ブロック」を受賞。

さらに知名度を広げ、続々とファンを増やします。

そしてさらに注目されるきっかけになったのが、音楽プロジェクト「MAISONdes(メゾンデ)」とのコラボ。

第5弾として2021年5月にリリースした「ヨワネハキ feat.和ぬか&asmi」はBillboard JAPANランキングの13位を獲得するヒットを果たしました。

また、同曲で様々な音楽番組やYouTubeの人気チャンネル「THE FIRST TAKE」にも出演。

安定した歌唱力や可愛らしいビジュアルがさらに話題を呼び、現在は若手女性シンガーソングライターの一人として注目を集め続けています。

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asmiの人気曲

asmiの楽曲は自身の経験だけでなく友人の経験や妄想をもとに書き上げているとのこと。

そのため「ラブソング」と一口に言っても内容やシチュエーションは様々。

人気曲をご紹介しますので、ぜひその世界観に浸ってみてくださいね。

ヨワネハキ(feat.和ぬか&asmi)


「ヨワネハキ(feat.和ぬか&asmi)」は2021年にリリースされた「MAIZONdes」による楽曲です。

TikTokで話題のアーティスト「和ぬか」が関わっていたこともありリリース当初から注目されていましたが、結果的にBillboard JAPANランキングにて13位を獲得

メディアへの露出も多く、顔を公開しているasmiのみがボーカルとして出演していたため、asmiの認知度をグンと高めるきっかけとなりました。

そんな同曲で歌われているのは、現状に葛藤や不甲斐なさを感じているある人物心情。

和ぬかのエッセンスを感じる和風っぽく中毒性のあるメロディーにのせ、asmiが軽快に歌いこなしています。

SNSの投稿にも多用されているため、どこかで耳にしたことあるという方も多いかもしれませんね。

フルで聴いたことがないという方はこの機会にぜひ聴いてみてください。

earth meal feat.asmi


「earth meal feat.asmi」は2020年にリリースした、人気トラックメイカー「Rin音」とのコラボ曲。

<Even if the earth is broken 私たちずっと歌っていようよ>という歌詞から始まるとおり、甘くやさしいラブソングです。

ふわっとしたメロディーとasmiのキュートな歌声が絶妙にマッチしていますが、単に甘々な内容ではないのが面白いポイント。

Rin音が歌うやや頼りない男性に対し、<とはいえ君の顔にも飽きたな/愛燦燦な日々もう終わったな>と辛辣な心情が歌われています。

しかし、最後は「そんな君も結局好きだから一緒にいたい」というハッピーエンド。

ラブラブなだけではなく、ちょっと嫌になったり飽きたり…でも結局は離れられないというのがなんともリアルです。

asmiの歌声とガッチリハマる、Rin音のハスキーボイスにも注目しながら聴いてみてくださいね。

memory


「memory」は2020年12月にリリースされた楽曲。

同曲はクリスマスシーズンをテーマにした片想いソングで、「彼」に想いを募らす女の子の気持ちが歌われています。

その中でも注目したいのが、クリスマスを直前にややひねくれてしまった(!?)女子の想い。

特に<奇跡よ起これとは言わないが/起こる奇跡は全て受け入れますので/今夜願い叶ってもいいですよ>というフレーズは独特ですよね。

彼と両思いになりたいけど必死にお願いするのは何故かプライドが許さない…そんな女子の何とも言えない心情がうまく表現されているように思います。

しかし、続くフレーズでは少し素直になっているのがキュートなポイント。

ぜひ楽曲を聴いて、主人公の素直な想いや2人の恋の結末をチェックしてくださいね。

例えば


「例えば」は2021年にリリースされた楽曲です。

綺麗なメロディーと澄んだ声で歌われているのは、恋人に対するまっすぐな気持ち。

<例えば君の声が聴けなくなったら/代わりに私が全部歌にして世界に届ける>とあるように、「恋人の身に何かがあっても私が支える」という力強い愛が表現されています。

同曲にはドロっとした部分は一切なく、ひたすらにピュア。

こんな可愛い声でこんなこと言われたら、誰でも好きになってしまいそうです。

恋人への深い愛が伝わる歌詞に注目しながら聴いてみてください。

osanpo


「osanpo」は2019年にリリースされたasmiの1stシングル。

片思いなのか振られてしまったのか、想いを寄せる異性への気持ちが歌われています。

同曲でasmiらしさを感じさせるのは<朝ベッドにできてる涙のシミが思ってたより大きくて/鏡覗けば私は思ってたよりも不細工>というフレーズ。

「枕を涙でぬらした」「一晩泣き明かした」という表現は古典文学から多用されていますが、その翌日の自分の顔にまで言及している楽曲はなかなかありません。

そして何よりそこが一番の共感ポイント。

思わず「あー、わかるー!」と納得した人も多いのではないでしょうか。

また、心地の良いメロウなメロディーと圧倒的な歌唱力にも要注目。

デビュー曲とは思えないほどのクオリティです。

失恋や片思いで傷心中の方もそうでない方も、ぜひ同曲でasmiの世界観を堪能してみてくださいね。

asmiのまとめ

本格的な活動&デビューからまだ3年もたっていない若手シンガーasmi。

現在は自身の楽曲だけでなく他アーティストのコラボレーションも積極的に行っており、今後さらなる活躍を見せてくれそうです。

これまでは恋愛にまつわる楽曲が多かったものの、もしかしたらラブソング以外の楽曲のリリースも増えるかもしれませんね。

ぜひ今後の活動に注目しましょう!

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