eill(エイル) – ジャンルレスでハイセンス!大ブレイク必至の実力派女性シンガーを徹底解説

eill(エイル) – ジャンルレスでハイセンス!大ブレイク必至の実力派女性シンガーを徹底解説

2018年に突如現れ、音楽好きの間でじわじわと人気を高めている女性シンガーソングライター「eill(エイル)」

芯のある歌声に魅了されたアーティストも多く、ゲストとして様々な作品に参加していることでも話題になっています。

さらには海外アーティストへの楽曲提供もこなすというマルチっぷり。

一体どんな人物なのか、この記事では「eill」の経歴や人気曲を紹介します。

eill・プロフィール


「eill(エイル)」は2018年にデビューした女性シンガーソングライター。

「またモデルが歌手デビュー?」なんて思ってしまいそうなほど雰囲気のあるルックスが印象的ですが、彼女はれっきとしたアーティスト。

しかもその実力は素晴らしく、1998年生まれという若さにして海外アーティストへの楽曲提供を行うほど。

また、「m-flo」「SKY-HI」といった人気アーティストからの注目も集めており、様々なアーティストとフィーチャリング作品を立て続けにリリースしています。

そんな才能溢れる彼女ですが、twitterの投稿は誤字脱字が多いという可愛らしい一面も。

Instagramではモデル顔負けのおしゃれなファッション等を見ることができ、センスの良さやカリスマ性を感じられます。

MEMO

「eill」は本名ではなく、2018年から使用しているアーティスト名。
北欧神話に登場する女神「エイル」に由来しているそう。

eill・経歴


まだ20代前半の彼女ですが、ここに至るまでの音楽人生は紆余曲折あった様子。

音楽に触れ始めたときから今日までの経歴についてご紹介します。

デビュー前

eillが音楽に興味を持つきっかけとなったのは、彼女が小学生の頃に大流行していたK-POP

楽曲はもちろん、ファッションやメイクなど様々なポイントで表現される“強い女性像”に魅了されたんだそう。

しかし、当時の彼女はかなりの音痴。

歌の勉強のためにビヨンセの楽曲を聴きあさり、ボイストレーニングに通い始めます。

また、15歳ごろからは自身の楽曲制作も開始。

クリスマスプレゼントでもらったキーボードやマイクを駆使し、弾き語りのデモを作り始めました。

この頃には音楽の道に進みたいという決意が固まっていたものの、親の反対により韓国の芸術高校への進学を断念。

日本の高校へ入学し、同時に音楽の専門学校へと通い始めます。

するとYouTubeを中心に活動するユニット「ぷらそにか」の初期メンバーとして歌手活動をスタート。

当時、個人名義で受けたオーディションは全て合格したそう。

しかしその後は自分も周りも納得するような曲が作れず、スランプ状態に。

それでも諦めずに模索し続けた結果、ついにデビューが決定します。

MEMO

「ぷらそにか」は現在大人気のユニット「YOASOBI」のメンバーである「幾田りら」も所属していたことも。
ちなみに、eillは当時「ENNE(えね)」という名前で活動していました。

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デビュー後

長いスランプを抜けたeillは、2018年6月にデジタル配信シングル「MAKUAKE」でデビュー。

続けて翌月にシングル「HUSH」をリリースすると、音楽業界で少しずつ話題を呼び始めます。

8月にはパフォーマンスユニット「AAA」のメンバーであり、ラッパーとしても活動する「SKY-HI」の作品に参加。

さらに同月、都内を中心に活動するシンガー「Kick a Show」を招き、7月にリリースした「HUSH」のリミックス作品をリリース。

そして10月にはデビュー曲と同じ表題のミニアルバム「MAKUAKE」を発表します。

同作品はオリコンランキングで最高277位にとどまるものの、一部の音楽好きの間ではじわじわと注目の存在に。

しかし、人前に出ることが苦手だった彼女は当時顔を出しておらず、謎めいた存在でした。

その中でも着実にファンを増やしたeillは、2019年に素顔を公開することを決意します。

MEMO

「まずは半分から」とtwitterで晴れ着姿を公開。
いまでは堂々とした姿を各種SNSで見ることができます。

同年はオリジナル作品や他アーティストのフィーチャリング作品を立て続けにリリース。

着実に知名度を高める中で、11月には1stアルバム「SPOTLIGHT」を発表します。

すると徐々に人気に火がつき始め、2020年7月にリリースしたシングル「踊らせないで」は初のタイアップを獲得。

続くシングル「Night D」もドラマ主題歌に起用され、11月にリリースした2ndミニアルバムはオリコンランキングで87位を記録しました。

そして2020年、ついに「ここで息をして」でメジャーデビューが決定します。

メジャーデビュー後

メジャーデビューシングル「ここで息をして」は人気漫画「東京リベンジャーズ」のTVアニメ版主題歌に起用。

これを機に一気に認知度が高まります。

続いてリリースした「hikari」「花のように」もドラマやCMのタイアップを獲得。

2021年9月には初となるカバー作品「プラスティック・ラブ」をリリースすると、同作は映画「先生、私の隣に座っていただけませんか?」の主題歌に起用されました。

さらに同年には「eillの長電話」というラジオ番組もスタート。

楽曲センスはもちろんのこと、飾らない語り口やハイセンスなファッションなど様々なポイントが多くの人を惹きつけ、今では一躍人気者に。

2022年現在でYouTubeのチャンネル登録者数は9万人、Instagramのフォロワーは6.5万人を突破しています。

2月にはメジャーデビュー後初となる2ndアルバム「PALETTE」をリリース。

この勢いのままどんな活躍を見せてくれるのか、今後の活躍が期待されます。

eill・人気曲

eillの魅力といえばしなやかでいて芯がある歌声と、様々な表情を見せるジャンルレスな楽曲。

バラードからポップ、ロックまで様々な楽曲がありますが、その中でも特に人気の5曲をご紹介します。

MAKUAKE

「MAKUAKE」は2018年6月にリリースしたeillのデビュー曲。

<嗚呼っと言わせるの/幕開け/I will show your my parade>という歌詞、そしてタイトルから分かる通り、テーマは「幕開け」。

スランプに陥っていたeill自身のフラストレーションから生まれた感情を歌った楽曲です。

<答えなんて見つかってない/けど怖くないわ>という歌詞からは、デビューを目前にした強い気持ちが感じられますね。

それと同時にまだ若い彼女が抱える不安、そして彼女が理想とする“強い女性像”が伝わってきます。

また、強くいようとする姿を<髪をなびかせ/リップ赤く/揺れるフレアスカート>というフレーズで表しているのもポイント。

思わず「分かる!」と共感してしまう女性も多いことでしょう。

ここがeillが女性ファンの心を掴むポイントなのかもしれませんね。

SPOTLIGHT

「SPOTLIGHT」は2019年11月にリリースした1stアルバムの表題曲。

「MAKUAKE」でも音楽への道へ進むことを選んだ強い気持ちが歌われていますが、同曲ではさらに突き進もうとする真っ直ぐな思いが歌われています。

特にそれを感じるのが<Don‘t you worry/私は私で/何者にもなれない Only one>というフレーズ。

これは自分らしさを模索し自ら道を切り開いてきたeillだからこそ届けられる言葉かもしれませんね。

ちなみに、同曲を含むアルバムは自分自身を照らすスポットライトだけではなく、「誰かを照らしたい」という思いも込められているそう。

何かに不安を感じたり、新たな門出を迎えたときに背中を押してくれそうですね。

MEMO

同曲は2020年にはシングル版もリリースされました。

ここで息をして

「ここで息をして」は2021年4月にリリースしたメジャーデビューシングル。

アニメ「東京リベンジャーズ」のエンディング曲として書き下ろされたもので、eillの楽曲がアニメ主題歌に起用されるのは初のことでした。

そんな同曲はとにかくロックなサウンドと凛とした歌声が印象的。

アニメの世界観を忠実に表現しているとアニメファンの間で話題になっていますが、「東京リベンジャーズ」を知らなくてもサウンドと歌声だけで楽しめます。

もちろん、歌詞にも感情移入できるポイントはたっぷり。

<君以外はもう何もいらないと/いつもここで息をして>というサビの歌詞は熱烈なラブソングのように感じられます。

アニメファンの人はアニメを、そうでない人は好きな人を思い浮かべながら聴いてみてください。

hikari

「hikari」は2021年6月にリリースしたシングル。

同曲はテレビドラマ「ナイト・ドクター」のオリジナルナンバーとして書き下ろしされました。

歌われているのは、身近な人の大切さや未来の希望を感じさせるメッセージ。

<あわい思い出も痛むこの胸も/全てあなたとなら/「ヒカリ」になる>というフレーズは、胸が温かさで満たされます。

流れるような綺麗なメロディーも魅力的なポイント。

澄んだeillの歌声とともに聴き入ってみてください。

MEMO

「ナイト・ドクター」は主題歌を設けず、複数の曲を番組のエンディングに起用しました。
そのため“主題歌”ではなく“オリジナルナンバー”と呼ばれています。

いけないbaby

「いけないbaby」は2022年2月にリリースしたアルバム「PALETTE」に収録されている楽曲。

しっとりとしたメロディーに乗せ、切ない片思いが歌われています。

<ともだちだよって/熟れた指切り破って/朝までのんだ日の/帰り道にも君に夢中な僕を許して>という冒頭の歌詞からストーリー性満点。

後半で<敵わない恋>というフレーズが使われていることから、相手にはすでに恋人がいるのかもしれませんね。

eillの色っぽく情緒的な歌声が切ない気持ちを増幅させます。

サビの美しすぎる高音も必聴。

片思い中でなくてもぜひ聴いてほしい一曲です。

eill・まとめ

可能性に満ちた女性シンガーソングライター「eill」。

今回初めてeillを知ったという方は、ぜひYouTube等で他の楽曲も聴いてみてください。

楽曲の幅広さ、そして彼女の表現力の高さに驚かされるはず。

また、アーティストとしてはもちろんのこと、K-POPアイドルに憧れてきたという彼女ならファッションやメイクでもアイコンになるのではないでしょうか?

もしかしたら新たな「歌姫」として、歴史に名を連ねていく存在になるかもしれませんね。

今後の活躍に期待しましょう!

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