ボカロ名曲【楽曲解説】2023年上半期を彩ったボカロ名曲14選

ボカロ名曲【楽曲解説】2023年上半期を彩ったボカロ名曲14選

2023年上半期のボカロヒット曲14選 Part.3

レクイエム / Kanaria

『レクイエム』は、人気ボカロP・Kanariaによる2023年4月22日に投稿された楽曲。
ホロライブ所属VTuber・星街すいせいとコラボした楽曲のボーカロイドバージョンで、原曲は専門学校HALのCM曲としても起用されています。

YouTubeでコラボバージョンが1400万回再生、初音ミクバージョンが390万回再生を突破している2023年上半期ヒット曲の1つ。

ミクバージョンでは、クールな音楽とボカロらしさを感じる感情を抑えた歌声が印象的で、原曲との違いを強く感じられます。
ミクとKanariaの相棒感のあるイラストもかっこよく、どちらのバージョンも聞いてみてほしい1曲です。

また、Kanaria楽曲は昨年に引き続き人気で、『酔いどれ知らず』Billboard JAPANの2023年上半期ボカロチャートで1位にランクイン。下半期の活躍にも注目です。

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ももいろの鍵 / いよわ

『ももいろの鍵』は、2023年5月31日に投稿されたいよわによる楽曲です。
プロセカ内のユニット・MORE MORE JUMP!に書き下ろされた楽曲のボカロバージョンで、YouTubeでは290万回再生超を記録しています。

楽曲は、いよわ楽曲の特徴でもある軽快でリズミカルなピアノが印象的なポップス。
イヤホンで聞くと左右で違う音が流れる仕掛けや音数の多さが心地よく、高い中毒性を生み出しています。

歌詞では、MORE MORE JUMP!のストーリーに沿ってアイドルを目指す女の子の成長が描かれていますが、いよわの過去作品と関連性があると考えるファンも多く、MVの演出も相まってさまざまな考察が生まれている楽曲です。

また、いよわは2021年投稿の『きゅうくらりん』をはじめ、『一千光年』など複数の楽曲がヒットしており2023年注目のボカロPの1人でもあります。

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花に風 / バルーン

『花に風』は、2023年2月10日に投稿されたボカロ曲。
シンガーソングライターとしても活動している須田景凪の約1年ぶりとなるバルーン名義の楽曲で、イラストレーター・アボガド6とタッグを組んだMVがYouTubeで600万回再生を超える人気を集めています。

本楽曲は初音ミク×ソニーストア「360 Reality Audio」のイメージソングとして書き下ろされたもの。
初音ミクの歌声や高音の響きからバルーンらしさを感じられ、ボカロP時代を知っている方にとってはどこか懐かしさを覚える1曲となっています。

MVのバレエ手話を用いた演出も非常に凝っていて、見どころのひとつ。
切ないけれど何度も聞きたくなる胸に響く楽曲です。

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