大漠波新 「のだ」で大ブレイク! 人気ボカロPの経歴や魅力を徹底解説

大漠波新 「のだ」で大ブレイク! 人気ボカロPの経歴や魅力を徹底解説

メディアやイベントへの出演実績

大漠波新や彼が所属するGaLのイベント出演実績を紹介します。

ニコニコ超会議2023

2023年4月30日、幕張メッセで開催された「ニコニコ超会議2023」内の企画ステージ「超ボカニコ2023 Supported by 東武トップツアーズ」に、大漠波新の所属するGaLがDJとして参加。

バズリズム02

2024年3月22日、バカリズムがMCを務める日本テレビ系の音楽番組バズリズム02」にて、トーク企画「春のボカロ祭り2024」が組まれ、ボカロP・大漠波新が紹介されました。

AWAステージ

AWA株式会社が展開するサブスクリプション型の音楽ストリーミングサービス「AWA」では、無料で誰でも利用できるオンライン空間である「ラウンジ」を活用して、主にネット上で注目を集めるアーティストをゲストに招き、有識者とともに新しいカルチャーを見つけていく番組AWAステージ(通称アワステ)」を企画しています。

2024年4月5日、第22回目を迎えた同番組に、歌い手の影縫英やVTuberの渋谷ハルとともに、ボカロPの大漠波新がゲストとして招かれました

大漠波新のおすすめ楽曲5選

のだ / ずんだもん・初音ミク・重音テト

大漠波新の知名度を一気に引き上げるきっかけになった名曲「のだ」は、初音ミク・重音テトのほかにずんだもんをボーカル音源に使用したユニークな曲です。

あくまでYouTubeの検索結果に基づいた数字になりますが、ボーカル音源にずんだもんを使用したオリジナル曲は、初音ミクや重音テト、さらにはGUMIなどの音源を用いた曲に比べると少ない印象があります。

オリジナル曲を作成する際のボーカル音源にはあまり選ばれないずんだもんをあえて使用し、さらに、ずんだもんが語尾につける口癖である「のだ」をあえてタイトルにつけた上で、ボカロの誕生から現在に至るまでの変遷をたどる名曲に仕上げてしまう点に、大漠波新の比類なきセンスやオリジナリティーを感じさせます

3種類のボーカル音源を巧みに組み合わせ、人間に向けた切実に愛や適切な理解を請う歌詞が印象的で、特に「どんな僕、私でも愛してほしい 皆が求める姿だけじゃNoだ」というフレーズには、人間の社会にも通じるメッセージが込められています。

はじまりのうた / 初音ミク

アカペラのイントロから始まり、「エモい」ピアノのフレーズを交えながら最後まで走って行く「はじまりのうた」は、初音ミク「マジカルミライ 2024」の公募に投稿された曲です。

3分39秒という演奏時間はおのずと初音ミクを思い起こさせます。これまで、ボカロをテーマとした名曲を数多く生み出してきた大漠波新らしい粋な計らいに脱帽。

人は何か新しいことにチャレンジするとき、または自分で選んだ道をひたすら歩いて行かなければならないとき、失敗を恐れて立ちすくむこともあるでしょう。そういうときに、「不完全で良いんだよぼくたちは それすら美しいと思えるから」というポジティブなフレーズが、暗く沈みかけた心を明るく照らしてくれます。

あいのうた / 初音ミク・重音テト

あいのうた」は「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」に実装されている曲で、ボカロの視点から人間に向けてメッセージを送っているという意味で、曲調や歌詞など全体的なテイストは、大漠波新の代表曲である「のだ」と重なり合う部分があります。

人によって考え方の違いはあるでしょうが、曲のタイトル「あいのうた」は、「愛のうた」とも解釈できる一方で、「AIのうた」と読み替えることもできます。ボカロは非常に多様な使い方ができますが、どのように活用すれば「あいがある」と判断できるのか、大漠波新の考えるボカロに対する愛や、ボカロを取り巻くデリケートな問題などを歌詞に込めた、非常に重みのある名曲です。

みらいのてがみ / 初音ミク

ボカロを使って楽曲を制作するだけでなく、楽曲制作に必要なボカロそのものに注目した名曲をいくつか生み出してきた大漠波新にとって、「みらいのてがみ」も特別な意味を持つナンバーです。

そもそも初音ミクとは、2007年8月31日にクリプトン・フューチャー・メディア株式会社が発売した音声合成ソフトウェアであり、毎年8月31日はボカロPやボカロファンにとって特別な意味を持つ1日になります。

大漠波新が「みらいのてがみ」を自身のチャンネルに投稿したのは、2023年8月31日のこと。ボカロとして生まれてきてくれた初音ミクに対する感謝の言葉とともに、未来に向かって希望が続いていくように願うメッセージが歌詞に込められています。

熱いメッセージを込めたポップな曲が何年も語り継がれることを考えると、まぎれもない「みらいのてがみ」になりそうです。

ほんとうのきもち / 鏡音リン・GUMI・鏡音レン

タイトルの通りに「ほんとのきもちが隠せない!」という切実な叫びで幕を開けるこの曲は、少し和風の雰囲気を感じる、非常に軽快なノリが癖になるEDMで、ここまで紹介してきたほかのナンバーとは少しタイプが異なります。

仕事のことや人間関係のことなど、日々、様々なことで自身の欲求を抑圧している人にとって、「大暴言! 言葉躊躇うより吐き出したり発したりして脱不経済!など力強くて共感しやすい歌詞が印象的で、先が見えない未来に希望を抱かせてくれる爽快なフィナーレまで、何度でも繰り返し聴きたくなる名曲です。

大漠波新 まとめ

ここまで、要注目のボカロP・大漠波新が生んだ名曲の数々を紹介してきました。

やや難解なメッセージを含む曲から、軽快なEDM、あるいは優しいバラード調のナンバーまで様々ですが、大漠波新の作品に共通しているのは、世代も性別も問わず多くの人の心に刺さるエモさと、尽きることのないボカロ愛です。

大漠波新が音楽に込めたメッセージを何度でも聴いて、ぜひその魅力に溺れてください。

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