あの人気アーティストも!? 歌い手/ボカロ出身のアーティスト特集!

あの人気アーティストも!? 歌い手/ボカロ出身のアーティスト特集!

ほんの少し前までは、ニコニコ動画やYouTubeで活躍する歌い手と呼ばれる人たちがメディアに露出することは珍しくありました。

しかし、今となっては新しいアーティスト発掘の場として注目されており、歌い手やボカロPとして活動していた人たちが、歌手や作詞・作曲家としてメジャーデビューすることは珍しくありません。

現在では多くの歌い手やボカロPが音楽業界に参入しており、年々その数を増やしつつあります。

そこで今回は、過去に歌い手として活動していた人の中で、現在はメジャーアーティストとして活躍する人を紹介します。紹介するアーティストの中には「えっ、この人も歌い手だったの?」と思う人もいるかもしれません。ぜひ、最後までご覧ください!

歌い手とは


https://twitter.com/cfm_miku/media

そもそも歌い手のことをよく知らない人もいるかもしれません。

歌い手とは、主に動画投稿サイトのニコニコ動画YouTubeで活動しており、自分の歌う姿を動画や音源として投稿する人たちのことです。ただ、一般的にはニコニコ動画で活躍していた人のことを指しており、YouTubeで活動する人はそのままYouTuberと一部では呼び分けています。

その動画サイトで活躍する人が、初音ミクといったボカロ(VOCALOID)によって歌わせた楽曲をカバーしており、このカバーのことを「◯◯を歌ってみた」といいます。もちろん中にはオリジナル楽曲を歌う歌い手もいるので、全てがこの限りではありません。

元は歌い手だった人気アーティスト一覧

ここでは、ニコニコ動画で歌い手として活動していたアーティストを紹介します。ボカロPとして活躍していた人も多数いますが、今回は歌い手のみに焦点を当てているので、グループで参加している人以外の紹介はしておりません。

もし気になるアーティストがいれば、今の曲と歌い手として活動していた時の曲を比べてみるのも面白かもしれません。ぜひご覧ください。

サイダーガール

炭酸の泡のような爽快感。その泡が一瞬で消えてしまう儚さ。そして何色にも変化していく……そんな『炭酸系サウンド』を目指し、活動するロックバンド・サイダーガールです。

グループ名からガールズバンドと思いきや、なんと全員が男性というのですから、いきなり意表を突かれてしまったかもしれません。

活動においては「地元の友達にバレるのが恥ずかしい」という理由で素顔を隠しており、MVでは“CIDER GIRL”と命名された女性たちが代わりに登場する作風となっています。

バンドメンバーはベースのフジムラ、ヴォーカル&ギターのYurin(ユリン)、ギターの知(とも)の三人。全員が歌い手、もしくはボカロPとして活動していた実績があります。

フジムラさんは「もっふーP」として、VOCALOIDを使用した音楽活動を行っており、同じく知さんも「ラムネ、村人P」として活動していました。ヴォーカルのYurinさんは、前述する二人とは違ってボカロPとしてではなく、歌い手「ゆりん」として知られています。

活動場所であるニコニコ動画では、フジムラさん以外の動画は現在も公開されています。どの楽曲も高い再生数を記録しており、当時から多くのファンを抱えていたようです。

知さんが作成した楽曲の代表曲といえば「ナキムシロボ(GUMI)」「くじらの街(GUMI)」や「ナイトウォーカー(初音ミク)」などがあります。歌ってみたを投稿していたYurinさんも当時から多くの楽曲をカバーしており、かっこよさ抜群の歌唱力を披露しています。

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やなぎなぎ

やなぎなぎさんは、2006年頃から音楽投稿サイトの『プレイヤーズ王国』にてオリジナル曲の制作などを行い、シンガーソングライターとしての道を歩み始めました。

その後、ニコニコ動画にも活動の場を広げ、歌ってみたの全盛期に多くの人から支持される歌い手として名を馳せるようになります。

当時はガゼルという名義を使用しており、動画投稿数こそ少なかったものの、広い声域を生かした滑らかな歌声に多くのファンを生み出しました。ニコニコ動画では定番の曲として知られる「メルト(初音ミク)」は、なんとミリオン再生を記録するほどの人気となり、ファンの期待値も最高潮となっていました。

しかし、上記の曲を最後にニコニコ動画での活動を引退。動画に投稿されたファンからのコメントには、ミリオン達成を祝うだけでなく、引退に悲しむ声が多数挙がりました。

その後はnagi名義で同人音楽サークル・supercell(スーパーセル)にゲストヴォーカルとして参加。テレビアニメ『化物語』のエンディングテーマ「君の知らない物語」を歌い、supercellのメジャーデビューシングルを飾るにふさわしい歌唱力を披露しました。

しばらくsupercellでの活動を行ってきたやなぎなぎさんですが、2012年には個人としてもメジャーデビューを飾り、シングル「ビードロ模様」をリリース。アニソン歌手として活動を始め、多くのタイアップ曲を担当するまでになりました。

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神様、僕は気づいてしまった

「神様、僕は気づいてしまった(通称:神僕)」は、歌い手かもしれないアーティストです。かもしれないというのは、彼らの正体が明かされていないことにあります。

エイリアンを思わせる白い仮面を常に被っており、そのミステリアスさに初見であれば不気味さを感じるかもしれません。公式においてその正体は不明とされていますが、一部ファンからはとある歌い手とボカロPの名前が挙げられています。

まず初めに噂されている歌い手というのが、まふまふです。現在もニコニコ動画で動画投稿を行っており、切り裂くようなハイトーンな歌声が特徴的です。神僕のヴォーカル・どこのだれかの歌声を実際に聴いてみると、確かにそっくりです。

次に噂されているのが、ギターを務める東のへいとです。「東京テディベア(鏡音リン)」や「ロストワンの号哭(鏡音リン)」などで有名なNeruが関わっている可能性が高いと、ファンは予想しています。なぜNeruなのかですが、まふまふとNeruの二人はニコニコ動画でも繋がりが多いため、多くのファンがそのように予想したようです。

しかし、公式では正体不明とされており、肯定も否定もされていないので、実際に彼らかどうかは不明です。いつの日か、その正体を明かす日が来るかもしれません。

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