礼真琴のプロフィールや魅力、現在の活動を徹底解説

礼真琴のプロフィールや魅力、現在の活動を徹底解説

礼真琴は、宝塚歌劇団の星組トップスターとして活躍中のタカラジェンヌです。

2009年に95期生として宝塚歌劇団に入団し、2019年に星組トップスターに就任。

2025年8月10日の「阿修羅城の瞳/エスペラント!」東京公演千秋楽をもって、退団することが発表されています。

170cmと男役としては小柄ながら、その少年的な若さと情熱の溢れるビジュアル、特に圧倒的な歌唱力とキレのあるパワフルなダンスによって、「令和のトップ・オブ・トップ」として、「ロミオとジュリエット」をはじめ、多くの名作に出演し、ファンを魅了しています。

そんな礼真琴のプロフィールや魅力について、徹底解説していきます。

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礼真琴のプロフィール

    愛称:まこっつあん、こと、こっちゃん
    生年月日:12月2日
    出身地:東京都江戸川区
    身長: 170cm
    血液型:O型
    代表作:「風と共に去りぬ」「ロミオとジュリエット」「王家に捧ぐ歌」「1789-バスティーユの恋人たち-」等
    芸名の由来:「琴」は本名から、「礼」は尊敬する元星組トップスター柚希礼音から一字をもらって命名

礼真琴の経歴は?

幼少期から子役として活躍

礼は、宝塚に所属する前から、ジャズダンスジュエル子役事務所に所属して、映画「博士の愛した数式」や数々のCMに出演し、子役として活躍していました。

父親は元サッカー日本代表の浅野哲也で、その影響からか小さい頃から抜群の運動神経を発揮。

バレエも習っていましたが、当時はあまり好きではなかったそうです。

宝塚の初観劇は、2005年に上演された、当時星組男役2番手の安蘭けい主演「龍星」です。

そこで李霧影を演じていた柚希礼音に一目惚れし、一緒の舞台に立ちたいと考えるようになります。

かつバレリーナになるには170cmと身長が高いことを理由に、バレエの先生から宝塚を勧められたこともあって、宝塚音楽学校の受験を決め、見事合格を果たしました。

「花の95期」首席として宝塚に入団

2009年、後に多くのトップを輩出したことで知られる「花の95期」の一人として、宝塚歌劇団に首席入団。

憧れの柚希礼音率いる、星組に配属されます。

入団時から歌・ダンス・演技力と突出した才能を発揮して、2013年には「ロミオとジュリエット」で新人公演初主演。

3度の新人公演主演、2度のバウホール公演主演を経た後、2017年には東上初主演、2019年には全国ツアー初主演を果たすという、驚異的なスピードでトップスターへの道を駆け上がりました。

小柄かつキュートな顔立ちを活かして、2014年の「風と共に去りぬ」ではヒロインのスカーレット、2015年の「ガイズ&ドールズ」ではアデレイドと、重要な娘役を演じたことでも知られ、前星組トップ娘役・綺咲愛里から「何でもできる“スーパー礼真琴さん”」と呼ばれていたというエピソードも残っています。

礼真琴×舞空瞳の首席トップコンビ誕生

多くのファンの予想通り、入団11年目という異例の早さで、2019年10月14日付けで星組トップスターに就任。

令和に誕生した初のトップスターとなり、相手役となるトップ娘役に102期首席入団の舞空瞳を迎え、「ことなこ」コンビとして活躍しました。

共に舞台人として高いスキルを持つ首席コンビとしてだけでなく、少年らしい魅力の礼と愛らしいプリンセスのようなビジュアルの舞空の並びは非常に相性が良く、星組のチケットは常に即完売。

また、入団時から共に星組で活躍してきた同期の男役・瀬尾ゆりあ(2023年8月28日付けで専科、2024年12月29日付けで専科から雪組へ異動)と非常に仲が良く、「ことせお」コンビとしてもファンに親しまれ、強い星組人気を生み出しました。

多くの傑作舞台を生み出した後、2025年8月に退団


礼の高い舞台スキルに合わせて、星組は「ロミオとジュリエット」をはじめ人気舞台を次々と上演していきます。

2021年に上演された「柳生忍法帖/モアー・ダンディズム!」では、その演技が高く評価され、文化庁芸術祭賞の演劇部門新人賞を受賞し、その人気はますます高まりました。

しかし負担の多い難役が連続して続いたためか、2023年6月から8月に上演された「1789-バスティーユの恋人たち-」で、急遽体調不良により途中休演となってしまいます。

同年10月から11月の博多座公演「ME AND MY GIRL」中は、出演を控え休養を取ると事前発表していたこともあり、ファンの間では激震が走りました。

その後、体力を回復し、2024年1月から4月に人気インド映画が原作の「RRR×TAKA”R”AZUKA〜√Bheem〜」に出演し、同年12月1日の「記憶にございません!/Tiara Azul」東京公演千秋楽では、相手役の舞空の退団を見送りました。

2025年1月に現役タカラジェンヌとしては史上3人目となる日本武道館コンサート「ANTHEM-アンセム-」を行った後、同年8月10日の「阿修羅城の瞳/エスペラント!」東京公演千秋楽をもって、16年4か月にわたる宝塚人生に幕を閉じることとなりました。

礼真琴の魅力は?

少年漫画のヒーローのような若さと情熱に溢れたビジュアル

若さと熱さを感じさせる明るく中性的な顔立ちと、170cmという宝塚の男役としては小柄な身長によって、少年漫画のヒーローのような印象を与えるのが、礼の特徴です。

演じる役も、ビジュアルに合わせて、恋にまい進する「ロミオとジュリエット」のロミオ、王政打倒に命を燃やす「1789」のロナン、仲間を救うため戦いに身を投じる「RRR」のビーム等、猪突猛進型のキャラクターを多く演じています。

全ての舞台スキルがトップレベルの「令和のトップ・オブ・トップ」


歌・ダンス・演技力と全ての舞台スキルがトップレベルに高いことから、「令和のトップ・オブ・トップ」と呼ばれ、絶大な人気を博しています。

特に「口から音源」とまで言われる、パワフルでよく通る情熱的な歌声は、多くのファンを魅了。

2025年1月の日本武道館でのコンサート「ANTHEM-アンセム-」は即完売の大人気で、SNS上には、「武道館の外にまでこっちゃんの美声が響いていた」「礼真琴最強」、と多くのファンによる絶賛が溢れています。

明るくて頭の回転が速い、しっかり者の優等生タイプ


体育会系の雰囲気を持つ星組のトップスターらしく、明るさと強いリーダーシップ力を持った人物として知られています。

舞台スキルの高さは勿論、音楽学校時代の成績も優秀、公演時の挨拶やお茶会等での機転の利いたアドリブも得意で、かつ下級生への面倒見も良く、同期からは「なんでもできるスーパーマン」と呼ばれていたこともあるそうです。

一方で、カラオケが趣味であったり、休日は愛犬の「さぶろー」とドライブをして過ごす等、親しみやすい点も人気の理由です。

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