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MARETUのおすすめ楽曲5選
ダーリン
こちらは2017年9月に投稿された楽曲。
電子的なピコピコ音とベースやドラムの重たい音の組み合わせが癖になる楽曲で、YouTubeでは1100万回再生を突破する人気を獲得しています。
楽曲の内容はタイトルのとおり“恋愛”に関するもの。
初音ミクの歌声は可愛く明るめですが、“愛の眼球アイスピック”などの物騒なワードが登場していたり、何かを刺すようなSEが入っていたりするのがMARETUらしい不穏な雰囲気を醸し出しています。
文字化け風の文字がエンドロールのように流れるMVも注目してほしいポイント。
本物の文字化けではないため解読不可能で、MARETU本人しか意味が分からないという点がさらに不気味さを助長しています。
2021年12月には『ニューダーリン』という曲も投稿されており、関連性を考察するファンが続出。
こちらも併せて聞いてみてください。
マインドブランド
2016年1月に投稿され、YouTubeで1200万回再生を超える楽曲です。
2022年11月現在、MARETU楽曲の中で最も多く再生されている曲でもあり、国内外問わずに人気を集めています。
電子音が主体の本楽曲は、キャッチーなリズムと重めの低音が交わり中毒性抜群!
爽快感のある速いBPMの曲というわけではないのに、飽きずに何度も聞けてしまう魅力があります。
間奏部分のギターもかっこよく、注目して聞いてほしいポイントです。
音楽として純粋に楽しめる反面、楽曲の意味を考えると不穏な雰囲気を感じるのがMARETU楽曲の特徴。
繰り返される「WELCOME TO THE MIND F××K」というワードやMVの最後から分かるように、かなりショッキングな内容となっています。
YouTubeでは年齢制限がかかっているため、苦手な方や未成年の方は注意してください。
うみなおし
2017年8月に投稿され、再生数はYouTubeで1200万回再生を突破。
数多くの考察が産まれているMARETUワールド全開の一曲です。
踏切の音から始まる本楽曲は、MARETU楽曲の特徴である電子音とベースのほか、声を楽器のように使った音が特徴的。
全体的に歌詞を強調するような音楽となっており、MVを見ていると嫌でもその意味を考えさせられます。
サムネイルのタイポグラフィやタイトルから連想できるように、本楽曲は“親子”に関するもの。
楽曲に登場する「否認の失敗」という歌詞が「避妊の失敗」という意味にも捉えられ、ファンの間では“望まぬ妊娠をした母親の曲”という考察や“生まれてしまった子供視点の曲”という考察が広がっています。
「君は何も悪くないぜ(多分)」という歌詞の後に踏切の音が再び流れるなど、不穏な展開も想像させる作りとなっており、楽曲の意味を考えるのが好きな方にはぜひ聞いてみて欲しい楽曲です。
マジカルドクター
普段の楽曲とは少し変わったMARETU曲を聞きたい方におすすめなのが本楽曲。
2019年12月に投稿された楽曲で、「きのこを食べたおひめさま」という童謡風のテレビ画面から動画は始まります。
穏やかな音楽から始まる楽曲かと思いきや、開始10秒で激しいデスボイスと鮮やかな映像が流れるいわゆるトラウマ・ドッキリ曲。
ハードテックのような音楽には意味のある歌詞がほとんどなく、攻撃的なキックなどこれまでのMARETU楽曲とは一線を画すような音使いがなされています。
“薬をやった女の子の話”という考察が数多く挙げられている楽曲で、はじめは驚きますが一度聞くとまた聞きたくなってしまうまさに“合法電子ドラッグ”のような音楽が魅力。
ただし、映像には激しい点滅や色鮮やかな万華鏡など幻覚風の要素があるほか、激しい音も使われています。苦手な方は閲覧・視聴に注意してください。
ドクハク
こちらは2016年に投稿された楽曲。
スマホゲーム『#コンパス 戦闘摂理解析システム』のキャラクター・ルチアーノのテーマ曲として制作されたもので、ギターやベース、ドラムなどの楽器が中心となったかっこいい楽曲です。
棺をモチーフにしたサムネイルや歌詞など、ルチアーノのキャラクターソングとして成立する部分が多い楽曲ですが、『#コンパス』を知らなくても楽しめるのが魅力のひとつ。
踏みしめるようなミクの歌い方や楽器と電子音の組み合わせなど、MARETU楽曲としての要素もふんだんに含まれています。
また、不穏な曲が多いMARETU楽曲の中で、珍しく闘志や決意など前を向く歌詞が採用されているのもポイントです。
ホラー系の楽曲が苦手な方は、まずこちらの曲を聞いてみてください。
まとめ
今回は、中毒性の高い楽曲を数多く投稿するボカロP・MARETUをご紹介しました。
意味深な歌詞や音楽、MVから楽曲の意味を考察するファンも数多く存在し、その独特な世界観で多くの人を惹きつけています。
MARETUの楽曲は主にYouTubeとニコニコ動画に投稿されていますが、ニコニコ動画しかない曲やTwitterのみで公開しているインスト音源もあります。
気になる方はぜひそちらチェックしてみてください!