韓国4大芸能事務所のひとつとして、長きにわたりK-POP界を牽引し続けるSMエンタテインメント(エスエム・エンタテインメント)。
この記事では、SMエンタテインメントに所属するアーティストをご紹介するとともに、アーティストたちの魅力や経歴を徹底解説します。
目次
SMエンタテインメントとは
K-POPアイドル市場を開拓したSMエンタテインメント
創業者であるイ・スマン(Lee Soo Man)は、1989年に前身となるSM企画を設立。1995年2月14日にSMエンタテインメントに社名を変更しています。
K-POPアイドル市場を開拓し、2000年にはエンターテインメント企業としては初めてKOSDAQに上場。大手芸能事務所として、設立から30年以上にわたりK-POP業界を牽引しています。
はじめて「練習生制度」を導入
1990年、SMの1号ダンスポップ歌手のヒョン・ジニョンを送り出しました。
現在韓国アイドル業界では当たり前になっている「練習生制度」を最初に導入し、その練習生制度を経て、1996年にH.O.T.(エイチオーティー)がデビュー。
H.O.T.は、10代を中心に絶大な人気を誇り、韓国ポップ界にアイドルブームを巻き起こした第1世代のグループで、2012年に放送された大ヒットドラマ『応答せよ1997』にもH.O.T.が登場しました。
H.O.T.の人気に続いてデビューしたS.E.S.や神話など、第1世代と呼ばれるK-POPグループの活躍により、大手芸能事務所としての地位を固めました。
30年の歴史の中で、新たに誕生したアーティストもいれば、SMエンタテインメントを離れてしまったアーティストもいます。
ここからは、SMエンタテインメントに所属するアーティストを、グループとソロに分けてご紹介します。
SMエンタテインメント所属アーティスト(グループ) Part.1
東方神起(とうほうしんき)
東方神起は2004年にデビューした第2世代の代表的なグループで、日本におけるK-POPブームを牽引したグループです。
5人組のボーカルグループとして結成されましたが、現在はユンホとチャンミンの2人組のボーカルユニットとして活動しています。全員がメインボーカルを務められるほどの歌唱力を備えたグループとして、人気を博しました。
元メンバーのジェジュン、ジュンス、ユチョンの3人は、2009年に事務所を移籍し、JYJとして新たな活動を開始しました。現在はJYJとしての活動は行っておらず、それぞれがソロ活動を行っています。
2015年〜2017年にそれぞれの兵役期間を経て、除隊後は東方神起として韓国や日本を中心にコンサートを開催するなど、積極的に活動を行ってきました。
日本デビュー20周年を目前に控えた東方神起は、2024年11月のさいたまスーパーアリーナを皮切りに、全国8都市19公演のアリーナツアーを開催する予定です。詳しくは東方神起公式サイトをご確認ください。
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SUPER JUNIOR(スーパージュニア)
2005年、SMエンタテインメントの年次キャスティングシステムによって選ばれた12人で結成されたSUPER JUNIOR。翌年にキュヒョンが加入し、13人になりました。
2009年に発売され大ヒットした『SORRY, SORRY』は、K-POPのオーディションやバラエティ番組などで度々カバーされています。
現在は9人(イトゥク、ヒチョル、イェソン、シンドン、ウニョク、シウォン、ドンヘ、リョウク、キュヒョン)で活動中です。
それぞれに俳優業やバラエティー番組への出演など、個人活動も活発に行っています。
ハンギョン、キボム、カンインが脱退。ウニョク、ドンヘ、キュヒョンの3人は、SMエンタテインメントから移籍しましたが、SUPER JUNIORとしての活動を継続。また、ソンミンは活動休止状態が続いています。
SUPER JUNIORはグループ全体の活動のほか、Super Junior-K.R.Y.を筆頭に派生ユニットがいくつもあるのが特徴です。
2024年1月に、さいたまスーパーアリーナで約2年ぶりとなるスペシャルイベントが開催されました。2日間で約5万人を動員したことからも、SUPER JUNIORの変わらぬ人気の高さがうかがえます。
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少女時代(GIRLS’ GENERATION)
日本語バージョンも発売された『Gee』の大ヒットにより、K-POPは詳しくないけど「少女時代は知っている」という日本人が多いと思います。
同じ事務所のBoAや東方神起などが大きな人気を獲得していたため、少女時代はデビュー前からSMの大型新人として注目されていました。
練習生の中から選ばれた9人組で結成され、2007年にデビュー。韓国、日本、中国などのアジア各国で人気を博し、K-POPガールズグループブームを牽引するグループへと成長しました。
2011年には欧米デビューも果たしています。メンバーたちは、個人活動を積極的に行い、俳優業、広告モデル、バラエティーなど、各方面で活躍しています。
2015年にジェシカが脱退し、それ以降は8人で活動中です。2017年の契約更新時期に、ティファニー、スヨン、ソヒョンの3人は退社しました。残留したテヨン、サニー、ヒョヨン、ユリ、ユナは、少女時代-Oh! GGを結成し新体制で活動。
15周年記念アルバム『FOREVER 1』リリース時には、移籍した3人も加わり、前作から5年ぶりに8人体制の少女時代がカムバックし話題になりました。
近年は、全員がソロ活動や俳優業など、個人活動をメインに活動しています。
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SHINee(シャイニー)
SHINeeは、2008年に韓国でデビューし、2011年に日本デビューも果たしたボーイズグループです。
個性あふれる5人グループ(オンユ、ジョンヒョン、キー、ミンホ、テミン)として、活動していましたが、2017年にメインボーカルのジョンヒョンが急逝。それ以降は4人で活動しています。
SHINeeは、2024年2月に約6年ぶりとなる東京ドーム公演を2日間にわたり行いました。この公演は、2023年9月のさいたまスーパーアリーナを皮切りに全国5ヵ所を巡ったツアーの最終公演でした。
東京ドーム公演を収録した『SHINee WORLD VI [PERFECT ILLUMINATION] JAPAN FINAL LIVE in TOKYO DOME』が、2024年6月19日に発売されます。
リーダーのオンユは活動休止中だったため、このツアーには参加していません。また、オンユとテミンはSMエンタテインメントを退社。2024年春にそれぞれ別事務所に移籍していますが、SHINeeの活動は継続する予定です。
キーは2024年1月にソウルでソロコンサートを開催、ミンホは2024年6月にベルーナドームで開催される『ショー 音楽中心 in JAPAN』にMCとして参加、オンユも活動を再開し、日本を含むアジア5地域で単独ファンミーティングを開催する予定です。
テミンは日本公式Xも開設されたので、今後のソロ活動も楽しみですね。
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